昨日、今年度2回目の青春クラブのカーリンコン大会があった。
サークル責任者や女性会員と事前に買ってあった飲料や景品や参加賞を車に積み込んで家を出た。
会場は町施設の「きびドーム」(設計:黒川紀章氏):町HPから拝借した画像
前回、自分のチーム(3人)は最下位だった。サークル責任者が前回成績を参考に今回のチーム編成をしてくれていた。前回メンバーと1人だけメンバーが入れ替わっていた。
珍しく3人とも調子が良かった上に相手のミスもあったので、1回戦・2回戦・決勝戦、全て圧勝し優勝した。まさかだった。
用意した景品は毎回全て同程度の価格に揃えているが、優勝チームから順に好きな景品を選択できることにしている。また、チーム内(3人または2人)の優先順は年長者からにしている。
優勝チームの一員だった自分の景品選びは3番目だったので、たくさんの景品が並んでいた。自分が選んだのは自分が買った「トマト」。
2位チームの一員だった家内は、チームが年齢よりもレディファーストを優先させたので、選んだのは全体の4番目だった。家内が選んだ景品は「お菓子セット」だった。
・・・カーリンコン、我がクラブでの人気の理由・・・
管内の老人クラブで最も盛んなスポーツは個人競技のグランドゴルフだが、我がクラブでは氷上のカーリンコンを真似て作られた団体競技のカーリンコンの人気が高い。
我がクラブ内のグランドゴルフ・サークルに加入している女性会員は皆無なのに、カーリンコン・サークルには多くの女性会員が加入している。その理由を女性会員に尋ねたことがあった。
カーリンコンは自分がプレーする時の一喜一憂だけでなく、チームメンバーのプレーにも一喜一憂して楽しい。また、観戦者として他チームや他の参加者のプレーを見ながら拍手したり笑ったり声掛けしたりして楽しめる。椅子に座って観戦できるし隣の人との世間話できるのもいい。しかも会場が室内なので天気も気にしなくていいし冷暖房設備もある。
一方、グランドゴルフだと1人で黙々とプレーするだけで、参加者全員のプレーを見ることもない。参加者同士がゆっくりと会話する余裕もないし大笑いすることもない。自分でプレーするだけなので、カーリンコンみたいに楽しくない。また野外にゆっくり座れる場所もないし、お天気具合で暑さや寒さや強風にさらされたりもする。だから参加したいとは思わない。
・・・カーリンコン、県内では・・・
管内でカーリンコンを導入している老人クラブは皆無。加盟している老人クラブ連合会が主催する大会も「グランドゴルフ」が主流。県カーリンコン協会によれば、県内の老人クラブで活動しているのも我がクラブだけと聞いているので、他流試合するとしても和歌山市内の県カーリンコン協会チームだけ。
全国大会もあるのは承知しているが、我がクラブではミカン農家の人も多くカーリンコン練習に専念できる時間的余裕もない会員が多いので、クラブ内で会員が和気あいあいと楽しむための手段と位置づけている。
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地区老人クラブ連合会の会長をしている我がクラブの会長から頼み事があった。
『老人クラブ連合会の役員会の時、活動が停滞している老人クラブがあったので、我がクラブでやっているカーリンコンって面白いから一度見に来たらどうかと働きかけたんや。次回の大会、見に来るかもわからんので、その時は頼んどくで』と。
サークル責任者と相談することにした。