家のカーテンにとまっていたのがこのキマダラカメムシ。
これまでカメムシの顔写真はほとんど撮っていなかったのですが,今回撮る気になりました。カメムシは触覚を盛んに動かすので,撮影しにくいところがあります。かつてサシガメを撮ったときはたいへんでした。それでじつはこりごりしたのでした。ところがこのキマダラ,寒くなって来たからなのか,性質からなのか,動きがじつにゆっくりしていました。それで意外と簡単に撮れたというわけです。
からだは硬い殻に包まれています。というより,そういう重装備のからだをしているというのが印象に残ります。
こうして見ると,いくぶん(?)美しさも感じられそう。
みごとな頭部です。
前方向から見ました。扁平さが際立つからだつきです。
頭部だけのアップです。
臭いがしない限り,カメムシの撮影もいいものだと感じました。臭いを嗅ぎながらの撮影はどうも。冬を利用してカメムシを撮るのもよいかもしれません。