ネジバナの茎で“ハンター”アオメアブを見かけました。どうやら獲物を抱えて捕食中のよう。そっとそっと近寄って確認。やっぱり! 捕まっているのは甲虫です。
アオメアブは逃げる様子なし。それで接写開始。コンデジしか持ち合わせていなかったので、出来はもう一つです。
個眼・吻を合わせてシャープに撮るのは無理でした。
吻が甲虫に突き刺さっています。すごい威力なのでしょう。
じつは過日シオヤアブを捕獲した直後、不用意にそれを指でつまんだものですから指先をチクッとやられました。「あれっ? 刺されたのかな」と思っていたら、ちょっとだけ痛みを感じ、しばらくその感触が残りました。
アオメアブは移動。吻を刺したままです。
アブの吻は獲物を麻痺させる麻酔銃のようなものです。向こうからヒトを襲うことはありませんが,とにかく要注意です。