自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

“ハンター”アオメアブの捕食ぶり

2021-07-18 | 昆虫

ネジバナの茎で“ハンター”アオメアブを見かけました。どうやら獲物を抱えて捕食中のよう。そっとそっと近寄って確認。やっぱり! 捕まっているのは甲虫です。

アオメアブは逃げる様子なし。それで接写開始。コンデジしか持ち合わせていなかったので、出来はもう一つです。

 

個眼・吻を合わせてシャープに撮るのは無理でした。

 

吻が甲虫に突き刺さっています。すごい威力なのでしょう。

 

じつは過日シオヤアブを捕獲した直後、不用意にそれを指でつまんだものですから指先をチクッとやられました。「あれっ? 刺されたのかな」と思っていたら、ちょっとだけ痛みを感じ、しばらくその感触が残りました。

アオメアブは移動。吻を刺したままです。

 

アブの吻は獲物を麻痺させる麻酔銃のようなものです。向こうからヒトを襲うことはありませんが,とにかく要注意です。

 


ヒカゲチョウ,初齢幼虫から蛹化まで(1)

2021-07-18 | 昆虫

7月9日(金),午後11時。孵化してから20時間後。食痕はこの幼虫がササを食べた証拠。初齢幼虫の初々しい色から緑に変わって来ました。アオムシと同じように保護色になっています。

 

7月12日(月)。まだ1齢。写真を撮っていると排せつ物が。

 

食べて順調に成長中。体長6mm余り。

 

頭部です。

 

真正面から撮りました。まもなく2齢を迎え,頭部に突起が二つ現れます。