3月23日(水)。最高気温12.9℃。一日中,曇り空。肌寒さをいくぶん感じる日でした。公園でギフチョウが羽化しました。春の妖精と呼ばれるだけあり,小さなからだながらじつに優雅な装いをしています。
撮影していると,来園者が興味深そうに近寄って来られました。
初めてご覧になったとか。
腹端から体液が一粒。まだ舞い上がれそうにありません。
この日,チョウのいのちは春の訪れをちゃんとキャッチして活動を開始したのです。考えれば,自然の営みとはいえふしぎなものです。
3月23日(水)。最高気温12.9℃。一日中,曇り空。肌寒さをいくぶん感じる日でした。公園でギフチョウが羽化しました。春の妖精と呼ばれるだけあり,小さなからだながらじつに優雅な装いをしています。
撮影していると,来園者が興味深そうに近寄って来られました。
初めてご覧になったとか。
腹端から体液が一粒。まだ舞い上がれそうにありません。
この日,チョウのいのちは春の訪れをちゃんとキャッチして活動を開始したのです。考えれば,自然の営みとはいえふしぎなものです。
4月12日(火)。深夜のことです。一つの卵を見ると孵化しかけていました。今季観察する中では初めての孵化です。それでいつも以上に気を入れて撮影することにしました。
側面に丸い穴が開いています。どうしたのか,そこを破ろうとしたのでしょう。
上部をくり抜いて脱出口をつくりました。頭が出るまでになると,さっさと出て来ます。
頭部がすっぽり出た瞬間がいつも気に入っています。誕生の瞬間なのです。
背伸びをするスタイルです。
身を乗り出してさっさと出て来ます。
無事に出終わりました。幼虫は殻に無頓着。早く身を隠そうとするかのように去って行きました。
こんな場面を撮影できたのか,この夜は熟睡できました。感謝!