オオカマキリの卵鞘はすぐ見つかりました。
ところが異様な風景が飛び込んできたのです。だって,アリがどっさりいたからです。いたというより,襲っていたという方が正確です。オオカマキリの幼虫たちは襲われている最中でした。
幼虫の姿がはっきり確認できます。
すべてが動物質なのでしょう。
卵鞘にはこれだけのアリたちが。カマキリが誕生するとわかって,こうして集まって来ているのです。情報伝達の力には恐れ入ります。
1時間が経ってから見ると,アリは一匹もいませんでした。激しくも,なんとも呆気ない出来事。