自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キアゲハの卵と寄生バチ(1)

2021-10-18 | キアゲハ

10月7日(木)。昼間,隣家の畑の片隅にあるミツバ群落でキアゲハを見ました。どうやら産卵していたよう。過日我が家のパセリで発見した幼虫はすべて蛹になり,ほとんどが羽化しました。今日産卵したはずの卵はたぶん,今年最後に産み付けられたもので,育った幼虫は蛹になってそのまま越冬するでしょう。

卵を探すと,うれしいことにあちこちにありました。パッ,パッと目に付くほどに。それらが孵化するところを撮影したくて葉を採取。

 

これは産付後日が浅いものです。

 

卵を撮影しているうちに,一つの卵の内部に寄生バチの兆候を発見。こんな光景を見たのは,今回が初めてです。実際には何匹育っているのでしょう。現段階での貴重な写真となります。

 

さらに,一枚の葉に三個の卵が産み付けられた例で,どうやらいずれの卵も寄生バチに襲われたらしいものが見つかりました。

 

それらを接写したものが以下の画像です。

 

寄生バチの被害を受けた卵はまだあります。これらの卵の変化を追うシリーズを始めます。

 


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