一つ目の孵化は葉裏のもの。出方はさっさとしています。程々の穴が開くと,じつにすばやく出て来ます。
そのタイミングに合わせて,シャッターを切ります。小さなものを写す場合は,ピント合わせはマニュアルフォーカスにしているので,わずかなズレを気にしておかなくてはなりません。
上から撮るのはめったにないこと。
こうして見ると,幼虫の特徴がよくわかります。とくに頭部傍に生え揃った毛は,長さといい束の太さといい,からだの大きさと比べて貫禄十分。
出終わりました。あとには穴がぽっかり。
幼虫はしばらく休んでいます。時間が経ってから180度向きを変えます。もちろん,卵殻を食べるために。
一つ目の孵化を見逃さずに撮れました。それにしても,発見から孵化まで短時間でした。