12月。アキノノゲシの茎や花でヒラタアブの幼虫たちが生き生き活動を続けています。幼虫の目当てはもちろんアブラムシ。そのアブラムシがいっぱいいるので,ヒラタアブの幼虫は寒さの厳しい折にもかかわらずがんばっているのです。
クロヒラタアブの幼虫です。
翌日見ると,アブラムシを捕らえていました。アブラムシがこれだけいると,口に触れるといくらで食べたくなるのでしょう。
花の上に,なんとホソヒラタブの幼虫が。アブラムシがいるはずがない場所です。動き回っている様子が伝わって来ました。左奥の花の総苞にはアブラムシの姿があります。
視覚機能はあるのでしょうか。明暗ぐらいは感知するのでしょうけど。触覚やら嗅覚やらはどうなのでしょうか。
こんなことを探っている研究者がいるのでしょうか。もしかするとファーブルおじさんなら観察対象にするかもしれません。すでに解き明かしているんかもしれませんが。わたしには虫の世界はわからないことだらけ。どこまでも解き明かされないことがたっぷりという気がします。