自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで(2)

2022-08-19 | ヤマトシジミ

本記事の写真はすべて自然光下で撮りました。

前蛹から一日経過。注意していると,体表に白い線が! これは脱皮が始まった兆候です。皮が尾端に送られて行くとき,皮が重なって皺ができているのです。

 

いちばん右に見えるのは帯糸。糸と体表の間を,皮がすり抜けるようにして後方に動いていきます。

 

頭部に皺がないのはすでに脱ぎ終えたからです。尾端に皮が重なり,褐色に見えています。

 

皮が半分脱げました。

 

ほぼ脱皮が終わりました。

 

一カ所に皮が重なっています。

 

動きが多少大きくなって,皮を落とそうとします。

 

皮が落ちた後,しばらくして撮りました。帯糸はまだピンと張らず緩やかです。

 

この個体については羽化まで追ってみます。

 


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