自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい秋(7) ~オオハナアブ①~

2017-11-16 | 昆虫

どうしたことか,オオハナアブが地面を歩いていました。どうも飛べそうにありません。「よし,これを接写してみよう」と思い,さっそく撮影しました。

こういう場合は複眼がポイントになります。個眼が判別できるようにピントを合わせます。頭部を包み込むようなでっかい眼です。それだけ重要な役割を果たしているのです。

 

 

真正面から写しました。 

 

もっと近寄って撮りました。眼以外には毛が密生していて,表面を守っています。

 

斜め前方から撮りました。立体感が感じられるように注意して。

 

眼だけを写しました。模様がとてもユニークです。

 

うんと近づいて個眼を見ました。整然と並んでいます。 

 

今度はやや下から見上げるかたちで撮りました。胸部に6本の脚が付いています。口も確認できます。

 

丸い口器です。この中には長く伸びる吻が収納されています。 

 

思い切り近づいてみました。口周辺の表情が手に取るようにわかります。

 

超接写の醍醐味は没頭すればするほど見えてきます。じつにおもしろくもあり,愉快でもあります。

 


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