自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24 秋 虫の目レンズは友 ~ヒメアカタテハ~

2024-12-03 | アカタテハ

公園にて。

セイヨウタンポポの花があちこちで開いています。この花は四季をとおして咲き続けるたくましさを備えています。受粉しなくても種子をつくるので,昆虫の手助けは無用というわけです。それでも多様な遺伝子を残し続けるには,虫の手を借りなくてはなりません。有性生殖こそ生き残り続ける切り札なのです。

このタンポポをちょうど訪れたのがヒメアカタテハです。こんな撮影機会はめったにありません。貴重,貴重。

 

それがしばし吸蜜を続けたから,びっくり!  これを撮ったときはレンズが翅先に触れるほどの距離でした。

 

紅葉の時期に元気に飛び回っています。とはいえ,翅がかなり傷んでいます。いろんな出来事に遭遇してきたのでしょう。

 

この写真を撮り終えた直後,どこかに去って行ってしまいました。

 


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