故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

躍動

2015-04-12 03:29:28 | よもやま話
 今にも飛びかからんばかり


猫が球を、犬が棒を追うような
まさに無邪気さが溢れた表情です。

遠く忘れてしまった表情に会いました。
孫が、お姉ちゃんとプールで遊んでいました。
母親である娘が捕えた一枚です。

ああ、遠く忘れてしまった表情を見させてもらいました。
ありがとう。

どうしてこんな表情ができるのか、教えて欲しいのです。
いろんな物をまとってしまった感がぬぐえません。

感動し、躍動するまでの心の動きがストレートです。
幼子が可愛いと、万人が思う所以です。

こんな表情がいつまで出来たのか、忘れてしまいました。
多くの写真を見ると、口は笑っていても目は違うのです。
頭の中で考えていることが、どうしても目に出てしまうのです。
計算高い目になってしまうのです。

悔しいと思います。
同じ生きるのに、こんな表情で生きられたらと思います。
しわに刻まれた年輪など無用です。
つるっとした無邪気な表情の方が、幾倍も素敵です。
残念ながら、後戻りはできないのです。

無常。

理屈じゃない心の動きなだけに、筆が進みません。
思い出しました。あるような気がしてきました。
でもすぐに冷めてしまうようなことばかりでした。

置いてきた 麦わら帽子 君と僕

2015年4月12日
コメント
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