故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

掛替えのない命

2015-04-30 05:41:37 | よもやま話

ブログを書き始めて、1年が経ちました。
書いた記事数は265でした。
読者の数は、のべ5400人でした。
私の記事へのアクセスは、「検索キーワード」からはほとんどありません。

この4ケ月、毎日アップしました。
おかげ様で、30人位の方が訪問してくださるようになりました。
ほとんどの読者のかたが、身内同然で私をよく知っています。

相変わらず、馬鹿なことを書きおってと読んでくださっているのです。
量より質を心がけています。手間暇かけてが実情です。
感動を伝えるのは、パッションがなければなりません。
自分を見つめなおすクールがなければなりません。

オリジナルの絵手紙の数も100を越えました。
線さがし、色さがしをし続けています。
言葉に重ねるように、絵でも感動を伝えたいと思っています。

では、なぜブログを書くのか。
なぜ、このような手法を用いるのか。

60歳を過ぎると、過去を振り返ることが多くなります。
未来に対する不安はより一層強くなります。
夢中になって駆けてきた「つけ」と、「エアポケットのような休息」を
感じます。何かを伝えたいと同時に生きている証が欲しいのです。

ある時払いの「つけ」を清算しなければと考えました。
今だったらできる。もう少し先にできるかわからない。
私は、多くのかたに支えられて生きてきました。
今、読んでくださっている「あなた」に生かせていただきました。
掛替えのない時間を、一緒に過ごさせていただきました。
辞世の句となっても良いと思い書いています。

友人に、両親に、家族に伝えなければならないことがたくさんあります。
飾りたくない、正直に気持ちを残したい。
剣道の残心のように、明日に気持ちをつなぎたいのです。

できれば笑えることを残したいのです。
こんなに可笑しいこともあるんだよ、
面白いことだと思えるのは、こんな気持ちになる時だよ。

掛替えのない命です。
周りの人もすべて掛替えのない命をつないでいます。
それを、大事にしたい。

棺桶を 這い出し朽ちて なお笑顔

2015年4月30日
コメント
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