故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

詳細から説明

2015-04-13 08:56:07 | プロジェクトエンジニアー
母の法事で会った笑顔です。

私は、詳細から説明します。

現場説明の時の話です。
聞き手は、これから見積もりをする人です。

何故そうするか。
相手に、興味を持ってもらうためです。
図面を示し、詳細を語ります。
こうして欲しい、ああして欲しい。
理由も続けます。

皆さん、技術者です。
具体的なことが、より効果的に頭に残るのです。

狙いは、もう一つあるのです。
私達、施主側のエンジニアリングは一般的であって、
専門的ではありません。
その詳細説明の時に、話が盛り上がります。
そうじゃない、こうした方が良い。
こんなことも考えられる。
その場で、要求事項(:こうして欲しい、こんな風に考えていた)が
変化するのです。
つまり、専門家の意見に従って、柔軟に要求事項が変化していくのです。
皆さん、その道のプロです。プロの意見が聴けるのです。
現場説明(応札)に来られる方は、営業の方だけではありません。
その会社でも、出来る方が来られます。
これこそ、私達には千載一遇のチャンスなのです。
しかも、無償です。その後、どこかの会社と契約します。
この時の話は、契約前の話です。
自分の会社が有利になる手前みその話は少ないのです。

現場説明は、仕様書を渡す儀式ではありません。

私達が伝えたいことを、より鮮明に印象に残してもらいたい。
また、最新の技術論の展開が望まれるのです。

この二つ(伝える、聞く)のために心がけることは二つです。
一つは、構想図が裏打ちのある考え方で、しっかり描かれていることです。
具体的であれば、尚良いのです。「あとはよろしく」の丸投げはだめです。
なぜなら、各専門家の部分最適になるからです。

もう一つは、「聞く耳を持つ」柔軟性を養うことです。
自分の考えは、未熟であると自覚することです。
専門家は、割とおしゃべりです。得意なことですから。
私達はしっかり聞くことです。

今回、学んだことです。

目を開け 聞く耳を持て 老いるほど

2015年4月13日
コメント
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