愚鈍のように、重い荷物をしょって歩くのです。
時々出会う笑顔だけが励みです。
誰も続けていることがあります。
重い荷物なんでしょうか、休まないと息が切れます。
重くても続けることの代表選手が仕事です。
食べること、住むこと、着ることのために働いているのです。
次に続けることが、好きなことです。
愛する人の笑顔を見るだけで、疲れが取れて安らいでいきます。
今日は、日々延々と続ける仕事以外の興味について書きたいと思います。
私は、本が好きでした。
気に入った作家がいると、買える範囲で読みつくそうと考えます。
しかし、随筆はあまり読みません。
作家人生の種明かしは必要ではないのです。
その人がどんな人であれ、書いたものがすべてです。
作家は、同時に生きながら、作中の人物に別の世界を生きさせます。
私も、毎日ブログを書きながら思うことがあります。
これ以上描けないというリミットがあるのです。
小説では、違うのにな。と思います。
作家はこんな生き方だけど、作中人物はこう考えるだろうなと
別の人格が出てきます。
これが意外な発見なのです。
作家ではない、作中人物が考えることがすなはち大事なことなのです。
作中人物になり切って続けて書くのです。
普段の思考回路ではありえないことが、醸し出されるのです。
続けることの意味は、「自分の発見」のような気がして来ました。
どうして、ここが出来んのじゃろうと悩むのです。それでも続ける。
そして、新たな出来ないことが生まれる。
前のできなかったことはいつしか出来ている。
続けないと、新たな出来ないことに気づかないのです。
好きなことだから続けられるのです。
仕事が好きであれば、それが一番良いのです。
仕事を好きになれれば、そんな良いことはないのです。
今日は、休みです。
私の好きなことを出来る日です。
まずは、朝ごはんを作ります。
手鏡に 映して気づく この角度
2015年4月6日
<<後日談>>
朝書きました、最後の俳句「凝っている 先にオをつけ 怒ってる」
の解説をします。
昨夜遅くまで遊んで帰りました。
朝になって、凝ってるのかなと、妻の足をもみ始めましたが、
凝ってないわよとの返事でした。
そこで、頭に「お」がついている、と話しました。
とっさに思いついた冗談は、通じませんでした。
尻尾なんかついてないわよ。火に油。
小心者は、飛んで火に入る 夏の虫となったのです。