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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

端午の節句

2015-05-05 07:16:07 | 思い出話
  
 端午の節句にかしわ餅をいただきました


田舎では、和紙で出来た大きな鯉のぼりを揚げてくれていました。
庭の真ん中に立てた孟宗竹の上で翻っていました。
風がない時は、屋根瓦の上にかかっていました。
武者絵の幟もあったように記憶しています。
50年以上前の記憶です。

子供達には、兜を飾っていました。
かみさんが、手巻きずしを用意しました。
いつものように、一人何個で食べました。
人気が殺到する具材は、両親がまず降り、子供同士で交渉となりました。

社会人となった年に、研修のため秋田に行きました。
角館市から山間に入った集落に行った時のこと。
田植え前の田んぼには水が張られていました。
夜車で走ると、湖の中の一本道を行く感じがしました。
どこの農家も大きくて、門から玄関まで新緑で覆われていました。
桃源郷とは、こんな場所のことだろうかと思ったものです。

「籾摺り機は、要らねえど、腿(もも)摺機なら買ってやってもええど。」
とからかわれました。
おめえ達、おらたちが「馬鹿と言ってもわかんめえ。」と
燻りがっこでお茶する婆、爺にもからかわれました。
どちらでも真っ赤になるしか答えようがありませんでした。

お疲れ様と秋田市の料亭で、きりたんぽをいただきました。

国分寺の駅を降りて、はけの道の坂上まで来ると
新緑が大きく風にゆれて、匂ったものでした。

昨日までの少し暑い感じから、一変涼しくなりました。

お前さん 女あまえて 豆覗く

2015年5月5日

コメント
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