故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

個性を伸ばす

2015-05-25 10:01:14 | よもやま話
  家庭菜園の収穫
  
初めの子は、手塩にかけて育てるのです。
手をかけてはいるようですが、今一つです。
両親も新米ですから。

二番目、三番目ましてや四番目ともなると、
ほとんどほったらかしです。
でも、どの子も良く育つのです。

親に力があると、子供は恵まれた環境で育ちます。
貧乏長屋では、それなりです。

一番の肥料は、足音です。

水は足りてるか、虫はついていないか。
病気になっていないか。いち早く気づいてあげることです。
そしてなにより、どうしたら良いか対処方法を知っていることです。
知らない場合は、教えてくれる人が近くにいることです。

殿さまには、頭の上がらない家老がいます。
長屋には、物知りの爺様がいます。

個性を伸ばす。

環境が同じでも、育つ子供は色々です。
勉強ができるのが良いとは限らないのです。
試験の結果でしか、自分の立ち位置が判断できないからです。
東大の図書館には、試験を受け続ける卒業生がいます。

親の鉄工所を継ぐために、高校を出て働く人もいます。

昨日食べた山ウドは、苦味が効いています。
それも良しです。適切な料理方法をすれば美味しいのです。

親も、子供もいろいろです。
個性が違うのだと分かってあげることです。
その個性を伸ばしてあげることです。
私達には、ちょっとしたことしかできません。
ほとんどは、本人が勝ち取ることです。

意見を聞かれれば、話してあげることはできます。
その準備だけは怠りたくないものです。
どうしてそうしてきたのか、学ぶことは今でもたくさんあります。
今頃になって、気づくこともたくさんあります。
出し惜しみは何もないのです。精一杯でちょうど良いのです。
悩むこともありません。先人達も足りないことばかりだったのですから。

末娘が、これからの人生を彼女なりに考えて、夜学で勉強しようとしています。
20歳を過ぎて、働きながら通うのですから自分の道を考えてのことだと思います。

絵手紙の苺は、不揃いです。
どちらも食べてみました。それぞれ個性的なおいしさでした。

頑張れとささやかにエールを送りたいと思います。

大荷物 どしても巣まで 運ぶあり

2015年5月25日
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする