故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

2015-05-24 05:19:36 | よもやま話
  
 
「生」という字の読み方は数多くあります。
今日は、「なま」に挑戦します。

生出演。
生のトーク番組について、書いてみたい。
毎日のおしゃべりではなく、不特定多数のひとの前で話す時のことです。
落語の枕で、噺家が時事のこと、季節のことや身の回りのできごとを話します。
落語に入るふりであったりします。

プレゼンテーションでこんな風に入ることは滅多にありません。
いきなり本題の場合が多いのです。
どうでしょう。
落語の枕のような入り方で、話し始め
米丸師匠のように、それだけのことです。とオチを話してみたいものです。

生出演。
表情が映り、服装の趣味が見え、なにより人柄がでます。
どんなに計算した演出をしても、ひととなり(人柄、からだつき)は隠せません。
ライブであればなおのこと、その日の体調も影響します。

どんな時も生出演のような人生を送りたい。
明日はないような、今あるそのままです。
一見では、人の歴史は見えないものです。
どうしてかなと掘り下げた時に、現れる御里(素性、経歴)です。
つまり飾らない話しぶりです。
これは、一朝一夕で造れないから面白いのです。
すべてがさらけ出されても良いという覚悟です。
謙虚にならざるを得ないのです。
知らない、至らないことばかりです。

出会いがしらで意気投合するような人生があるのです。
きっと、生き様が言葉の端々、刻まれた表情ににじみ出るからでしょう。
それで良いのです。隠す必要なんかないのです。

少し美人ではない人(どんな人のこと)は、飾らないから素敵です。
素敵なところを探そうとします。
格好良い美人は損です。どこか粗はないかと探されます。
どちらの人も、人柄となると別な次元です。
見てくれに関係なく、その人なりの良さが輝いてきます。
歳を重ねるほど、ひととなりは年輪のように顔に刻まれます。
隠しようがないのです。
内面から出てくる魅力は、色気であったり、活気であったりします。
日々、そんな表情に出会いたいものです。

山うどの ほんのり苦味 これもあり

コメント
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