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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

煙草の煙の中に

2015-05-11 03:15:17 | 思い出話
  マルボロとジッポ(恩賜にて)

煙草の煙の中に、遠い記憶がよみがえります。

私の最初の煙草は、「しんせい」でした。
火鉢に捨ててあった、シケモクです。

立て続けに11本吸いました。
なんだこんなものかで始まりました。
目が回って寝込みました。

「ハイライト」、「ショートピース」
「ロングピース」、「マルボロ」

どうしてその煙草を選んだのか。

「しんせい」に始まり、40数年吸い続けました。

私にとって、煙草の煙は哲学です。
人生経験です。立ち止りの瞬間です。
煙の向こうには、希望ばかりとはいきませんでした。
自分を取り戻せた瞬間だったかもしれません。

煙のような生き方だったかもしれません。
赤い火が、紫の煙となり、やがて灰になる。
その繰り返しでした。何をやっても、ものにならない。
そして、次の煙草に火を点ける。
他人には、無駄と映るかもしれませんね。

ある人には、コーヒーであったり、
甘いものだったりします。
私の煙は、ちょっと人迷惑なブレークです。

線香が 煙草煙いと 文句いう

2015年5月11日
コメント
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