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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

手が届く幸せ

2015-05-28 04:08:58 | よもやま話
  
私達は、見す見す見逃しているのです。
小さな幸せのことです。

あとから、あれが幸せなことだった。と気づくのです。
つかめば届く幸せをどうして見逃すのでしょう。

これは、大して幸せなことではないと高を括るからです。
決めてかかる、見くびるのです。
きっと謙虚さに欠けているのでしょう。
今だったら見逃さないだろうと思います。
幸せは、ざるの水のごとくこぼれていきます。

「手に届く幸せ」と「手が届く幸せ」の
「に」と「が」の違いです。
「に」は与えてもらうのです。
「が」は能動的に取りに行くのです。

私達の身の周りには、幸せが溢れています。
でも、幸せではないと感じている。
欲張りなのかもしれません。
あるいは、怠惰なのかもしれません。

毎日、ものを書いていると
いわゆる「ネタ」に困ります。
からからの雑巾をもう一度絞り上げるのです。
やっと出て来た一滴のネタを毎日綴っています。

まれに、これが幸せなことなんだと気づきます。
すかさず書きとめるのです。千載一遇のチャンスです。

私は、頭で考えないようにしています。
身体を動かします。
暑いけど、さわやかな風が吹いているな。
眼に優しい風景だな。息遣いが感じられるようになります。
そうすると、脳に刺激が加わるのか気持ちが前向きになり
書くことができるようになります。

手が届く幸せ。

元気に目覚める。これだけで充分です。
愛する家族がいる。そして何かしている。
他には必要ないのです。それが、なかなか分からないのです。

見過ごして 小さき幸せ 風になる

2015年5月28日
コメント
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