故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

はらはら

2018-01-02 15:43:54 | プロジェクトエンジニアー

今年最初の似顔絵です。
昔は、さぞやきれいだったろうね。
今でもきれいだから。
がははというタイトルです。こんな風に笑われます。


今日のタイトルは、「はらはら」です。
物と物とのふれあうさま。その音。
髪などのまばらに垂れかかるさま。
花びら・木の葉・涙・露など小さくて軽いものが次々と散り落ちるさま。
扇などを使う音。
物の焼けてはねるさま。
危険や不安を感じてしきりに気をもむさま。
(広辞苑より)
こんなに用途がある言葉とは知りませんでした。
全てを使って、物語を書こうかと考えたり。
俳句に挑戦しようかとためらっているところへ新年会の誘いです。
これは出かけなくてはなりません。

湯加減はと聞く女の声が「はらはら」と弾ける薪にかき消される。
天井から、「はらはら」と露が、待つ身の肩に落ちる。
しばらくすると、「はらはら」と衣擦れの音を聞く。
覗き込む女の髪が「はらはら」と、湿った温もりを感じる。

つづく

2018年1月2日
コメント
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