故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

般若を笑わしたろ

2018-01-24 09:12:10 | プロジェクトエンジニアー

今日のタイトルとは、なんの関係もありません。
これから世の中を背負っていく顔です。
頑張るんやで。


スーパーマーケットに買い物客はまばらでした。
帰り道は、いつもの倍の時間がかかりました。
山蔭の道は、すでに凍っていました。
どの車も、そろりそろり。
ここで事故を起したら、笑われるんやで。

一晩明けた、トイレの手水(室内)に凍結防止の水を
ぽたぽたと落としていました。
その水が手水に落ちるところに氷柱が出来ていました。
高さは、この冬最高の7cm。怖ろしや。

今日のタイトルは、「般若を笑わしたろ」です。
そもそも般若とは、なに。
真理を認識し、悟りを開くはたらき。最高の智慧。仏智。
大般若経の略。
面うち般若坊の始めた型の鬼女の面。角があり、妬みや苦しみ、怒りをたたえる。
沈香(じんこう)の銘。木所(きどころ:香木)は伽羅(きゃら)
(広辞苑より)

今日は、角があり、妬みや苦しみ、怒りをたたえる般若を笑わしたろと思います。
朝から雪かきに精を出しました。
身体中の筋肉が引きつっていました。

寒いと背を丸め、顔もこわ張ります。
転んでなるものかと雪道を急ぎます。
前を行く人が、すってんころりん。
笑わずにおられますか。
油断をして、自分もすってんころりん。

美人には、笑顔が一番です。
言われて微笑まぬ女はいない。
美人が先か、笑顔が美人を作るのか、誰もが知っています。
泣いてる子に、べろべろばー。

我が家にも、時々般若が現れます。
顔をすりすりして、口角を引っ張って笑うんやで。
辛い時こそ笑うんや。

空腹の人に一個のおにぎりを渡す。
言わずとしれた、感謝の眦(まなじり)が笑顔を作る。
好きな人と一緒にいるだけで幸せです。
誰もが、教えてもらったわけではありません。
正直に言いましょう。
好きやで。

般若の顔が、みるみるおかめの顔に変わっていきました。
美人じゃないけど、ほっとします。
いつまでも若くはないのです。
笑じわこそ、美人の証です。
そう思うことにしましょう。

高校を卒業して、約40年ぶりの同窓会で会った女性が、
若い時よりきれいになっている。
褒められた女性は、複雑な気持ちです。
表情に顕われていました。

身ぎれいにし、言葉遣いも丁寧にしました。
般若は、とうとう笑ってはくれませんでした。
それでも、いつかは笑わしたろ。

美人とは ほら夜目遠目 傘のうち

2018年1月24日
コメント
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