故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

情報を共有

2018-01-12 18:37:32 | プロジェクトエンジニアー

何があったの。
おどけた顔して、ババンバン。


今日のタイトルは、「情報の共有」です。
設計をする時、基本となるのはフローシートとレイアウトです。
そのフローシートが、ちょっとした設計思想の変更で何回も変わる。
連れて、レイアウトも変更せざるを得ない。
図面管理(変更の都度関係部署、会社へ連絡)は、
プロジェクトを遂行する上で基本中の基本です。
「情報の共有」ができていないプロジェクトは悲惨な結果となります。

プロジェクトや仕事の上では、当たり前のことです。
これが、地域社会になると事情は変わります。
文書で情報を共有することは少なく、口伝えに情報は伝わっていきます。
最新の情報でもなく、時系列のはっきりしない噂話で伝わっていきます。

地域には、包括支援員、民生委員と自治体や国が任命した人がいます。
しかし、彼らでも的確な情報をつかみにくいのが現状です。
訪問のハードルが高い。
例え、真実を知っても支援の方法論で行き詰まってしまう。
共に、家族や周囲からの支援依頼がないからです。
誰も、自らの恥部を話したくない。どうしてよいか分からない。

「地域おこし」の仕事として、地域住民の支援があります。
認知症のお年寄りが近くにいて、急激に様態が変わってきました。
裸足で、極寒の夜明けに裸足で徘徊した。
保護され、救急車で病院に運ばれ治療をした。一命が助かりました。
警察が、自宅を訪ね家族に事情を説明し引き取りを依頼した。
自宅に帰ったその足で、家族のすきを見て、包帯の足を引きずりまた徘徊をする。

市役所に行き、事情を説明し支援を依頼しました。
「情報の共有」のためでした。
その後、驚くほど迅速な対応が進みました。
関係施設への連絡、話し合いの機会の設定、家族を訪問ともれない対応でした。
できるじゃないか。
市役所の対応に、頭が下がると共に感謝します。

昨日、この記事を書こうか書くまいか悩みました。
一晩悩んだ末、書くことにしました。

ほととぎす 生きていてこそ 鳴けますね

2018年1月12日

2016年12月6日投稿記事「子育てのような地域おこし」も参照ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする