
何があったの。
おどけた顔して、ババンバン。
今日のタイトルは、「情報の共有」です。
設計をする時、基本となるのはフローシートとレイアウトです。
そのフローシートが、ちょっとした設計思想の変更で何回も変わる。
連れて、レイアウトも変更せざるを得ない。
図面管理(変更の都度関係部署、会社へ連絡)は、
プロジェクトを遂行する上で基本中の基本です。
「情報の共有」ができていないプロジェクトは悲惨な結果となります。
プロジェクトや仕事の上では、当たり前のことです。
これが、地域社会になると事情は変わります。
文書で情報を共有することは少なく、口伝えに情報は伝わっていきます。
最新の情報でもなく、時系列のはっきりしない噂話で伝わっていきます。
地域には、包括支援員、民生委員と自治体や国が任命した人がいます。
しかし、彼らでも的確な情報をつかみにくいのが現状です。
訪問のハードルが高い。
例え、真実を知っても支援の方法論で行き詰まってしまう。
共に、家族や周囲からの支援依頼がないからです。
誰も、自らの恥部を話したくない。どうしてよいか分からない。
「地域おこし」の仕事として、地域住民の支援があります。
認知症のお年寄りが近くにいて、急激に様態が変わってきました。
裸足で、極寒の夜明けに裸足で徘徊した。
保護され、救急車で病院に運ばれ治療をした。一命が助かりました。
警察が、自宅を訪ね家族に事情を説明し引き取りを依頼した。
自宅に帰ったその足で、家族のすきを見て、包帯の足を引きずりまた徘徊をする。
市役所に行き、事情を説明し支援を依頼しました。
「情報の共有」のためでした。
その後、驚くほど迅速な対応が進みました。
関係施設への連絡、話し合いの機会の設定、家族を訪問ともれない対応でした。
できるじゃないか。
市役所の対応に、頭が下がると共に感謝します。
昨日、この記事を書こうか書くまいか悩みました。
一晩悩んだ末、書くことにしました。
ほととぎす 生きていてこそ 鳴けますね
2018年1月12日
2016年12月6日投稿記事「子育てのような地域おこし」も参照ください。