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素敵な笑顔です。
笑顔が見つけられて良かった。
今日のタイトルは、「予約客」です。
昨年4月に始めたカフェです。
初めのうちは、テレビや新聞で取り上げてくださったこともあり、
客数は、忙しいほどありました。平均7人/日以上でした。
報道が下火になり、6月を迎える頃より、客数は段々と減ってきました。
平均5人/日が、3人/日となり、ゼロの日もあるようになりました。
7月には、少し盛り返しましたが、8月がさっぱりでした。
お盆の帰省を期待してカフェを営業しましたが、お客さんは来られませんでした。
昔から、ニッパチ(二月と八月)は、飲食店の売り上げが落ちると聞いています。
SNS(Social Network System:ネット配信)やチラシでの宣伝不足じゃないかと、
妻と心配しました。
マーケッティングに力を入れるようになり、お客さんの傾向(地域、好み)を
分析するようにしました。
結果、近所の人に来ていただけない店は持たないと判断しました。
SNSではない、口コミである。
店は常に清潔で、新鮮なものしか出さない。
掃除をし、生け花を欠かさないようにしました。
カフェの周りだけでなく、空き家の草刈りもしました。
リピーターのために、似顔絵を描き渡しました。また、ポイントカードも作りました。
残ったものは、その日のうちに友人や近所に配りました。
「美味しいものづくり」を知って欲しかったのです。
同時に、夜の営業も始めました。一組だけの予約客をとるようにしました。
席料500円/人(2時間)だけで、飲み物と食べ物を持ち込み可能としました。
近所の嫁会が、最初に使ってくれました。
自慢の料理と酒を持ってこられ、盛り上がっておられました。
自宅では話せないこともあるのでしょう。
市役所、商工会、商店会、ゴルフの反省会、茶念仏などの集まりに
使ってくれるようになりました。
お好み焼き、ピザとパンは出ていました。
作る時間がないから、お任せ料理でやってくれないかと頼まれるようになりました。
試作をして、応援団に何度も試食をしていただきました。
近所の魚屋さんに、刺身を依頼するようになりました。
いつもこれで利益は出るのかと言われます。
だから、来るんじゃないと私は内心思っています。
お任せ料理以外受け付けていません。
残り物として配ったお礼に野菜が届きます。その野菜を使います。
予約客が続いたときは、同じメニューのものもあります。
飲んだあと、歩いて帰られるから良いと、近所の方が使ってくださいます。
「予約客」が大人数になると、前の日から仕込みになります。
若い人は、驚くほど飲んで食べられます。
胃袋から掴むを実践しています。家庭料理のオンパレードです。
女性客には、美味しいケーキを用意するようにしています。
「予約客」は、カフェの救世主になるかもしれません。
昨晩食べたパンが美味しかったから、また来たよと言われます。
安くて美味しいものを、今日も探し続けています。
営業で、全国や世界を食べ歩いたのが生きています。
私の役目は、舌だけです。
読者の皆様は、一度は来られている方ばかりです。
これからもよろしくお願いします。
たんぽぽが 役目を終えて 風に舞う
2018年1月17日