月に一度、生け花のお師匠様のところへ通っています。
(高校生の頃からなので、もう、四半世紀は優に超え...)
先月入院されていたので、
「お稽古なんかして、大丈夫なのかしらん?」
と心配していたのですけれど、見事に復活(?)されていました。
お稽古中は、しっかりしていらして、太い枝もバッサリ切れます。
(形を作りあげていくのも見事です)
ただ、お稽古を終えてお茶をいただきながらは・・・・・
やはり、ちょっとアヤシイ部分もあり、予定その他は、
「そこへ書いておいて」
と、カレンダーやホワイトボードに記入していきます。
「皆さんに、ご迷惑をおかけするようになる前に引退しないとね」
と仰る姿を見ると、さすがに、お歳を感じさせられます。
と、お稽古のお仲間が、
「来年お茶会を開く」というお話がでました。
一応、師範のお免状は持っているモノの、子供ができてからは「休業中」の私は、すっかり「他人事」で話しを聞いていました。
すると先生が突然
「ひでんかさん、私の着物を形見分けにあげるから、お手伝いしてね」
「・・・は?・・・」
ムリです!無理です!!
「そんなことないでしょ?
今度見繕っておくから」
ややややや、それはホントに無理でしょう!?!
横で聞いていたお友達
「あらぁ~、じゃあ、お着物のお披露目も兼ねて、出なくちゃね~~~」
なんて「策略家」!?!
(まあ、昔からそういう方でしたが、この部分は衰えていないようです)
言われたときは「ひぇいッ!」という感じでしたけれど、おそらく次回までは覚えていらっしゃらないでしょう。
(ナ・ン・テ)
これは忘れても良いのですけれど、お稽古は来年もお願いしたいです。