(毎年同じタイトルになってしまうので、樋口一葉の小説を思い出し、今年は読み方を変えてみました)
今年も気が付いてみれば大晦日。
客観的、冷静に見れば単なる”月末”なのですが、12月は破格の待遇。
暦を1枚めくる日常も、12月31日だけはめくった下には何もなく、新しい暦に掛け替えます。
そんな些細な行動が、心機一転、新たな一歩を踏み出すきっかけになるのです。
世の中のなりわいが、庶民のこの身に及ぶはずもないと思っていましたけれど、厳しい世相を反映してか、今年は曇り空のまま暮れていきそうです。
皆さんの2009年はいかがでしたでしょうか?
今年の全ては忘れて、早く新しい暦に掛け替えたい方、
暮れてしまうのが惜しいという羨ましい方、
新しい年にはせる思いはそれぞれですが、皆さんにとって2010年が素晴らしい年になりますように。