「物好き」と言われる私の「好きなモノ」の1つに「穴」があります。
(注・「穴」と言っても洋服の穴とかではなく、「斜面に開いた穴」(=トンネル)限定ですが)
どこかで、そんな「穴」に出会うと、「それがどこに通じているか」を確かめたい衝動に駆られます。
いつも通っている道で、密かに気になっている「トンネル」の先を、ついに今日、確かめてみることにしました。
(と、言っても、それが目的で行ったわけでは無く、またまた「お買い物のついで」に立ち寄っただけです)
そのトンネルは狭山丘陵の南側、武蔵村山市にあります。
昭和の初め頃、狭山湖の堤防建設の砂利運搬のために作られた「軽便鉄道」の軌道後が、「自転車道」として整備され、その途中にいくつかのトンネルがそのまま残されています。
お気に入りの「文明堂 壹番舘」へ行く途中、トンネル群の一番西側にある「横田トンネル」の脇を通過して行くので、ずっと気になっていました。
(とはいえ、トンネルが1つではなく、”群”だったのだということを今日初めて知りました)
いつも横目で見ていた「横田トンネル」からスタートして、反対側に出ると、そこには、またトンネルがありました。「赤堀トンネル」
2つめのトンネルを抜けると、更にその先にもトンネルが...。「御岳トンネル」
「御岳トンネル」を抜けて少し行くと、そこはごくごく普通の住宅地。
ここまでで引き返そうかと思ったのですが、道が折れていたので、とりあえずそこまで行ってみることにしました。
すると、また先にトンネルが見えます。
???
こうなったら、とことん行きましょう!
4つめの「赤坂トンネル」を抜けると、そこはイキナリ雑木林の中でした。
道も突然「ケモノ道」と化しています。
(後でよく見たら、ちゃんと舗装されている道でしたが、今は落ち葉が積もっていて分かりませんでした)
標識も判りづらく、とりあえず「本線」(自転車道)ではない方の道を進んでいくことにしました。
(本線方面には、もうトンネルは無さそうでしたので)
と、そこには入り口が閉ざされたトンネルがありました。
反対側の口は見えるのですが、中には入れないように金網と格子で塞がれていました。
(ここだけ抜けていないせいなのか「5号トンネル」という味気ない名前でした...)
と、いうことで、ここまでで本日の「トンネル探検」は終了です。
往復1キロちょっとの「プチ探検」でしたが、とりあえずは今までずっと気になっていた「トンネル」の先が確認できて一応満足。
左から 横田トンネル,赤堀トンネル,御岳トンネル,赤坂トンネル,第5号トンネル
トンネル探検の後は、本日の本題(?)
「文明堂 壹番舘」へ。
本日ご紹介するのは、「窯出しプリン」です。
(ものすごく乱暴な紹介をしてしまえば、
「おしんこ鉢の中に、カステラの切れ端を入れてプリンで固めたモノ」と...?)
ちゃんと底にカラメルも入っていて、カステラはもちろん文明堂ですから味は一番!
器があまりに立派で、当然「使い捨て」などできませんので、
「これを持っていったら中身を入れてくれる」という訳にはいかないものかと.....。
商品名は「窯出しプリン」なのに、蓋には「窯出しケーキ」と...。