夜ノ森桜・北通り
夜ノ森桜・南通り
久しぶりに「青春18きっぷの旅」に出ました。
目的地は、福島県富岡町にある「夜ノ森の桜並木」です。
2㎞以上続く桜のトンネルは福島県の桜の名所ですが、福島原発事故で避難指示が出されてからしばらく立ち入りが制限されていました。
伝えられる見事な桜並木を実際に見てみたいと思い、日帰りで訪ねることにしました。
始発の武蔵野線・東所沢からスタートして
新松戸、柏、取手、水戸、いわき、夜ノ森
いわきからの常磐線の本数が少ないため、やむを得ず
水戸-いわき は、特急を利用しました。
夜ノ森着は午前10時すぎ、帰りの上りは12時半(これしかありません!!)
2時間ちょっとで、夜ノ森の町を歩いて廻りました。
ちょうど満開の桜並木は、想像していた以上に見事でしたが、気になるモノがいくつか...。
左)津波の避難場所の看板かと思いきや...
中)掲示板に貼られていたごみカレンダーは2010年
右)ゴミ置き場で
桜並木は、それなりに人出があったのですけれど、家がポツリポツリと建っているだけ。
家と家の間の空き地があちらこちらにあります。モチロン、お店も1軒もありません。
明日から避難指示が解除されるそうで、家の窓を開けている家、窓越しに片付けをしている方などをお見かけしました。
明日以降、どれくらいの方が元の家に帰っていらっしゃるのでしょうか...。
「原発事故の現実」を目の当たりにして、夜ノ森駅をあとにしました。
帰りは夜ノ森からいわきに戻り、磐越東線で郡山経由で戻ります。
夜ノ森、いわき、郡山、白河
白河で途中下車して、白河小峰城に寄り道しました。
時間が遅かったので曲輪の中までは入れませんでしたが、石垣としだれ桜と天守閣の写真を撮ることが出来ました。
白河からは
白河、新白河、黒磯、宇都宮、大宮、武蔵浦和、東所沢
で終了!
所要時間18時間、鉄道移動距離621㎞
の旅でした。