ナショナルフラッグシップだけでなく、町中でも「破綻・閉店・撤退」etcというお知らせが目に付く今日このごろ。
昨日、池袋で「キンカ堂」が閉店したことを知りました。
たまたま前を通りかかり、閉じたシャッターに「破産手続き開始のお知らせ」が張られていました。
前日(2月22日)の日付になっていましたが、そのニュースは知らず、昨日も前を通りかからなかったら、暫くは気が付かなかったかもしれません。
池袋駅前の一等地にある「キンカ堂」
池袋では、西武・東武のデパートの次に思い浮かぶお店でした。
昔は「生地を買いに行く」といえば「キンカ堂」で、小学校時代に家庭科の授業で初めてミシンで縫ったエプロンの生地も、確かキンカ堂で買いました。
その後も、折々によく利用していたお店です。
建物はかなり古くなっていましたし、店員さんも決して愛想が良くない(ゴメンナサイ!でも事実...)ただ、品揃えは豊富で、価格も満足がいくものでした。
客層も、学生さんやそれなりのお歳の方が多く、店内はなんとなく「昭和」の雰囲気が漂っていたような気がします。
そんな「キンカ堂」の突然の閉店(破産)。
私の他にも何人かの方が、張り紙に見入っていました。
(中には、情報を知らずにお買物に来たようで、張り紙を見て
「えーーー、うっそー...」と声をあげられたご年配の方もいらっしゃいました)
最近よく見る「閉店のお知らせ」の中で、ひときわ寂しさを感じました。
(実は、先週、お買物をしたばかり...。
「決算半額セール」か何かで、店内のいろいろなものが安く売られていたのですが、
こんなことなら、もっとイロイロ買っておけばよかった...かな?)