眺むれば名句浮かぶか最上川

〈雑詠〉
ここは新庄。
最上川も多くの支流を集め、広く、深くなってきている。
あの芭蕉の「最上川船下り」乗船の地とされているのがここらしい。
新庄市本合海（もとあいかい）。
「五月雨を・・・」
何となく一句浮かびそうだ。
浮かんだ時の投句箱もある。

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熊さんは罰しに来たのかもしれぬ

〈アウターゾーン〉
先日山形県の長井市で中学校の校舎に立て篭もり射殺された熊は、その前日に民家を襲撃したのとは違う熊らしい。
ということは、もう一頭は何処へ行ったのか。
まだその辺に潜んでいるかもしれない。
ところで、これもよく見かける不法投棄防止の看板。
罰するのは法律ではない。
それは大自然の逆襲だ。
そのうちにタヌキの逆襲もあるかもしれない。
それはひょっとして、クマよりも恐いかもしれない。

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まぼろしはトンボ自体か赤トンボ

〈アウターゾーン〉
赤トンボが少なくなってきている。
いわゆる赤トンボは「アキアカネ」という種類らしいが、それなどはほとんど見かけない。
やや大きめの暖かい地方の種類がほとんどだという。
それさえも少なくなった。
某テレビの特集によると１０年前の２００分の１とか。
指を立てればすぐに止まってくれたものだが・・・
あの名曲が本当の幻になるかもしれない。
ここにも大自然の逆襲。

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アラカンの提灯点る秋祭り

〈祭りの風景〉
賽銭箱の脇の提灯。
６尺ほどもあろうか、ずいぶん大きな提灯だ。
ふと見れば我が家と同じ家紋だ。
そして、驚くはご寄進の年月。
昭和２７年１０月ということは、ほぼ６０年近い。
アラカンの提灯だ。
同じではないが、自分の年齢を考えて愕然としたりする。

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蓮の実を睨み返して子が走る

〈毎日新聞ケータイ写真俳句・先週の入選作〉
蓮の実は不思議な形をしている。
怖いような、ちょっとひょうきんなような。
ところで、この実は案外美味しい。
枝豆とそら豆の中間のような味か。
以下、選者の大高翔さんの選評。

「蓮の実を睨み返して」がおもしろい。
元気な「子が走る」様子から、心身ともにたくましい、頼もしい「子」が見えてきました。

【英さん。の予想はよそう】
今週は秋の３才女王決定戦の「秋華賞」だ。

⑦レインボーダリア
⑧オウケンサクラ
⑪エーシンリターンズ
⑬ディアアレトゥーサ
⑮アパパネ

外れても外れても、ペース崩さぬこのコーナー。
いつものように、３連複５頭ボックス１０通り。
ブライアンの背後霊の⑦に秘そかな期待。
Good Luck ！

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祈願成就五七の桐の旗揺れる

〈祭りの風景〉
この連休は、秋祭りの所が多かったようだ。
地域により、獅子舞、お囃子など微妙に違うのも楽しい。
写真は特別な寄付をすると立ててもらえる旗。
今年は例年より大分少ないと、スタッフが嘆いておられた。
七五三なども、少子化の影響で連年減っていると言う。
ともあれ、素直な心で参拝しよう。
秋風に揺れる旗が美しい。

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雉が言う熊も出なけりゃ撃たれまい

〈アウターゾーン〉
昨日の熊の続報。
山形県の飯豊町で民家を襲撃した熊。
その後行方不明だったが、昨日の早朝、長井北中学校に現れた。
職員２人を襲い校舎に立て篭もったが、地元猟友会のメンバーに射殺され一件落着。
結局、熊は何を言いたかったのだろうか。
授業を受けたかったのだろうか。
生徒と遊びたかったのだろうか。
きっと彼の前世は人間。
自然からの大いなるメッセージを持って来てくれたことは間違いない。
合掌・・・。
写真は山形県最北端の真室川町オリジナル。

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熊が出たいやいや違う人が出た

〈アウターゾーン〉
このところ毎日のように熊出没のニュースが流れている。
山形県の飯豊町では、玄関先で夫婦が襲われた。
不用意に山に入って遭遇したのと違い、これは恐ろしい。
そのあと熊は、さらに町の方角に逃走したが行方不明。
近くの小学校では、集団登下校の大騒ぎ。
異常気象による食糧不足もあろうが、そればかりではない。
人間があまりにも気楽に山に入るようになったこともあろう。
人にとっては「クマが出た！」だが、熊にとっては「ヒトが出た！」と驚いているのだ。
猿の騒動にしてもしかり。
異常気象自体も大自然の逆襲だ。
アウターゾーンがそこまで迫っているような気がする。

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看板に呼び止められた田舎道

〈アウターゾーン〉
山形県最北部の真室川町。
何もない？のどかな山合いの道路を走っていた。
何かが気になって思わず車を止めた。
「差首鍋」これは何と読むのであろうか。
何やら横溝正史の世界？
聞けば「さすなべ」と読むそうな。
この地区は、山形県最北のアメダスポイントにもなっているようだ。
その昔、最上義光に攻められたこの地区の城主が篭城して抵抗。
そのうちに兵糧も尽き、井戸も涸れ、水が無くなった。
そこで、城の窓から首を差し出すように鍋を下の川に下ろして水を汲んだ。
というのが地名の言われらしい。
しかし、ちょっと怪しげなストーリーだ。
もっと深い真実があるような気がしてならない。
地名からいろんなことを想像してみるのも楽しい。

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ひきずりの季節早くもやって来た

〈グルメ〉
春先にも紹介したが、山形名物「ひきずりうどん（ひっぱりうどん）」の季節がやってきた。
我が家では先週早速第一弾をやった。
具は「納豆・サバ缶・ネギ・カツブシ・生卵」だ。
タレは、めんつゆのダイレクトでいいが、地元ネタでは米沢市のＮ醸造の「うまいたれ」がイチ押しだ。
そこから金をもらっているわけではないが。
おっと、これにトロロコンブとモロヘイヤが入ると、英さん。のフル装備だ。
Ｂ級裏グルメのチャンピオン。
不気味に思わなければ、是非お試しあれ。

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