元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

ネット番組開設も楽じゃない

2011年01月04日 | ≪創作活動≫★状況報告★
パソコンを約9時間触っていたので、もうクタクタです。

仕事で毎日パソコンを操作している人は、尊敬します。

「ポッドキャスト」で自分の番組を配信しようと悪戦苦闘でした。

パソコンに最初から付いている録音ソフトは、マイクの出力が弱かっ
たので「超録」というソフトを使っていましたが、やたらエラーが
多く「AVS Audio Editor」というソフトを使いました。フリーソフト
とは思えぬ多機能さで大満足でした・・・。

しかし、MP3に録音されたのを聴くと・・・20秒周期に女性の
声が・・・怪奇現象・・・・いえ、いえ、ボイスロゴって奴みたいです。

この女性の声が入らなく録音したいなら、有料ソフト買え・・・て手法です。

「AVS Audio Recorder」というソフトを次に使い録音しましたが、またも
女性の声・・・気づかないでやっていましたが・・・またも、AVS系でした
・・。

次は「AUDACITY」というシンプルな録音ソフトを使いました・・・。

でも、今度はMP3じゃないです。aupなんてゆう拡張子がついていて、
「ポッドキャスト」に対応していません。MP3の変換の仕方が様々な
サイトで紹介されていますが、ズブの素人に優しくない説明ばかり。

色々、いじりたおし、ようやくaupをWAVに変換できました。

どうやら、WAVは音声ファイルでは有名な拡張子のようで、ポッドキャスト
にも対応しています。

ポッドキャストのサイトにも自分のページを設定したので、
後は、ココログの自分のサイトにアップロードしたら、僕もネットラジオ
デビューです・・・・。

って、ココログのファイル読み込みで、何度やってもエラー続きでした。

手順は間違っていないし、調べてみると・・・出るは、出るは、アップロード
出来ない人が大勢いるようです。著作権だか、なんだか分からないけど、
ココログ側が、音声や動画の配信を自粛傾向にあるようです。

は~~~・・・・今までの努力がパーに・・・・

よし、YOUTUBEでの配信に切り替えよう・・・。

YOUTUBEは、何度か配信した事あるし、と、気楽に考えていましたが、
MP3なら楽ですが、WAVをYOUTUBEアップは、意味が分からない
説明ばかり・・・・。

WAVをMP3に変換しようと、ソフトを探していたら、毎回ながら
「AVS」系が出てきます。やめときゃいいのに、変換だから、まさか
ボイスログを差し込む事は無いだろうと油断し、「AVS Audio Converter」
を使ってみました。

あーーーーーーーーー!!あの女性の声が・・・・・・・・・・

AVSむかつくな・・・・・

とか、色々、調べていたら、もうすでにダウンロード済のリアルプレイヤーに
変換機能がありました。

無事にMP3に変換出来ました!

本当はYOUTUBEの音声ファイルに静止画とか差し込みたかったが、
もう、そんな事やる気力は無く、早く、この状況から逃れたく、
「MP3TUBE]というMP3を楽々、YOUTUBEにアップロード
出来るサイトのお陰で、無事、終了しました。

でも、こんなに一生懸命に成る程の番組でも無いんですけどね。

ヘルプ!!マイクの音量が小さい!!

2010年11月17日 | ≪創作活動≫★状況報告★
「ポッドキャスト」で番組を配信しようと準備中ですが、何かと
分からない事があります。

本腰入れてやるには時間がいるので、まとまった時間と言うと正月ぐらいし
か無いので、正月は引きこもって開設したいと思います。

出来れば年内開設予定ですが、何かと時間が無いです。

そこで、マイクの音量調整ですが、フルでも小さすぎます。

で、僕のパソコンの「マイク設定」には「マイクブースト」が
ありません。

別に、音声加工は必要なく、ナチュラルな音声で良いのですが、
マイク音量が大きくなる方法をご存知の方は是非教えて下さい
ますようお願い致します。

PCイライラ・・・発見

2010年11月16日 | ≪創作活動≫★状況報告★
先週、メディアプレイヤーに表示されているアーティスト名と曲名を
何とかワードとかに貼り付ける手段は無いか、ぐぐりまくりました。

「メディアプレイヤー  コピー 貼り付け」とかで検索を
かけても一向に僕が欲しい情報は見つかりません。

検索キーワードを色々変え、多くのページを見ましたが、僕が欲しい
情報とは違う事ばかりでした。

パソコンに関する事なので、パソコンで調べたらすぐに見つかると
思っていた僕が甘かったです。

テキストとしてコピーしようにも、メディアプレイヤーでは、
マウス右クリックにコピー、貼り付けなんて出てきません。

で、ようやく「メディアプレイヤー」の情報を、解析する
フリーソフトを発見しインストールしたら、手間はかかるものの
確かに曲名を表示し、そのページからはコピー出来ました。

しかし、そのソフトをダウンロード後、パソコンの調子が滅茶苦茶
悪くなり、泣く泣くアンインストールしました。

理想は、メディアプレイヤー上で、マウスでドラッグし、そのまま
ワードに貼れたら良いのですが、そんな事をする手段は見当たらず、
テキストとしてじゃなく、画像として読み込む手段に切り替えました。

しかし、print Screenキーや、Ctrlキー + Print
Screenキーや、Shiftキー + Print Screenキー
では全く反応しません。

その手法のページばかりが何十ページも出てきて、無駄に5,6時間費やし
ました。

でも、執念で、何とかしようとしていたら、偶然的に、Shiftキー
+ Fnキー + Print Screenキーで、画像コピーが
出来ました・・・・。

E★エブリスタで執筆活動中

2010年06月07日 | ≪創作活動≫★状況報告★
今、出版業界が変革期で、電子書籍が主流になり、
紙書籍は縮小する予測が立てられています。

そうなると、作家自身も、出版社に属さず、途中経費が
抑えられる分、書籍売り上げ(ダウンロード)の50%
を得る事が出来るように成ります。

また、最近、携帯小説からプロの作家・脚本家になった
ケースが多いですが、今後このプロ/アマチュアの境界が
曖昧に成り、出版社の編集マンという関門無く、自由に
誰もが作品を公開できる時代の到来です。

同人誌とか狭い分野の有名人では無く、プロ、一流と
アマチュアが張り合えるのです。

僕も「E★エブリスタ」で地味に、短編と、連載を執筆
していますが、読者は少ないです。

作家といえば、ホテルに缶詰めなので、僕もホテルで
パソコンでカタカタ打ちながら、ルームサービスの
サンドイット&紅茶を注文し、ボーイさんから
「お客様、お仕事ですか?」と聞かれ、
僕が「いや、もの書きでしてね」と、答えたいです。
自分で作家と言えば、作家として通用する時代です。

YOU TUBEデビュー

2010年03月30日 | ≪創作活動≫★状況報告★
約3時間の奮闘でした。

当店紹介の動画をネット上にアップしたくて、色々試すが
様々な関門にブチ当たり、精神的な消耗の末ようやく出来ました。

その、動画は、後ほどブログにも貼り付けます。

最初から、普通にYOUTUBEのサイトでアップすれば良かったのだが、
デジカメのマニュアルの通り、付属ソフトでやったのが、そもそも
の間違いでした。

何故か、Googleのアカウントを取得する必要がありますが、
何度やっても「パスワードを再度入力してください」が表示され、
20回も同じのが出てくるといい加減やり場の無い怒りが込み上げて
きました。

ネットで調べると、同様の方が多いみたいで、アドバイスにあった
メアドを他で試しましたが、状況は同じで、一番認識しやすいという
Gmailを登録・開設し、入力すると、すんなりアカウント作成は
出来ました。

で、いよいよ、デジカメとパソコンをUSBで接続し、アップロード
ですが、マニュアルにある「アップロード」ボタンが無いです。

再度、ネットで調べると、HTTPエラーというのに成っているよう
ですが、さっぱり分かりません。

もう、アップロードソフトは断念し、YOUTUBEのサイトから
アップロードすると意図も簡単にアップ出来ました。ただ、動画の
アップは予想以上に時間がかかりました。読み込みだしてから約
10分はかかったと思います。今後、頻繁にYOUTUBEに
アップするか分かりませんが、今まで未開の地だった「動画」の
世界に踏み込む事が出来ました。

ジキル&ハイド

2010年02月23日 | ≪創作活動≫★状況報告★
2月20日「はちみつボイス☆知展」さんライブで
僕が「れいんぼ~ボイス☆クラウザーⅣ世」という名前
で1曲やらせて頂きました。

クラシックの曲をちょいちょい挟みながらの、叫びっぱな
しの歌でした。

僕のブログが度々、誹謗中傷で荒らされるMCをして、
「ジキル&ハイド」を演奏しました。

要するに、普段の生活では大人しい常識人が、インターネット
という媒体を通じ、二重人格化し凶暴化する、現代版の
「ジキル&ハイド」を描いてみました。

歌詞だけ見ると短い歌ですが、5分ぐらいあります。

ジキル&ハイド

作詞:れいんぼ~ボイス☆クラウザーⅣ世

作曲:れいんぼ~ボイス☆クラウザーⅣ世

ネットで 今日も  わめいている

人の ブログを 荒らしている

ネットで 凶暴

ネットが 生きがい

ネットが 全て

現実逃避

ネットの 住民

ネット依存症

ネット弁慶

バーチャル・リアリティ


自作小説「Highway Starが鳴り響くラーメン屋」・・・5話

2009年07月02日 | ≪創作活動≫★状況報告★
この物語はフィクションです。

主な登場人物・・・リッチー(何もかも失い絶望の淵にいる青年)

         ビッグ・ジム(元伝説のハードロックバンド
                「ラブ・ガン」リーダー、
                現「ラーメン天国への階段」店主)


ーーーーードーーン! ドーーン!
リッチーが寝ている2階に、けたたましい打撃音が響き渡った。
その、音に眠りをさえぎられた。

あー、昨夜のビッグ・ジムとの深酒が、まだ残っていて、気持ちが
悪い。
ーーーードーン!ドーン!
ーーー時計を見ると「6:30」---
確か、昨夜、4時近くまで、ビッグ・ジムと
BAR「16世紀のGreensleeves」で飲んでいた。

ドーーーン!ドーーーン!
こんな、早朝に何事か?と、瞼をこすりながら階段を下りた。

ドーーーン!ドーーーン!

そこには、汗だくに成りながら、作業をしている「ビッグ・ジム」
がいた。

「ビッグ・ジム」が、俺に気づき
「お?起きたか?お前はまだ寝てていいぞ。」と、ケロっとしていた。
あんなに深酒していて、殆ど寝ていなくて、もう厨房にいるタフさに
驚きながら
「それ、何やってんだ?」と、尋ねた。

ナタを振り上げ、何かを叩き割っている。
料理を作っているようには見えない。

「ビッグ・ジム」は、汗をぬぐい、缶コーヒーをごくりと飲むみ、
「あーコレか?骨割って言うんだ。豚骨の中のゲンコツって部位でな、
こうやって割ってやると、骨の髄が溶け込んで旨いスープに成るんだよ。」
と、優しい口調で答えた。

今日から俺も働く事に成っているので、仕込みを見てるだけでは退屈だから、
「俺も、何か出来る作業ないか?手伝うよ」と、ぶっきらぼうに言った。

「ビッグ・ジム」は、微笑み
「とりあえず、歯磨いたり、顔洗ったりしろ。割烹着は、俺のお古を、そこ
に置いているから、身支度整えてこい」と、割烹着を指差した。

俺は、無言で割烹着を受け取り、洗面台に行った。

一時はホームレスも覚悟していた俺が、一応、職場も住まいも確保でき、笑み
をこぼしながら、歯を磨き、割烹着に袖を通した。

ラーメン屋勤務1日目が、今から始まると思うと興奮してきた。

「お待たせ!じゃ、何をしましょうか?し・しょ・う」
と、おどけて言うと、

厳しい口調で「呼び方はビッグ・ジムで良い。まず、手を洗え」

「ほい、ほい」と、手をチャッチャと洗うと、
ビッグ・ジムが大声で「ふざけんな。なんだそりゃ。指先、爪、
手首までハンドソープで綺麗に洗え。食い物屋はな、お客さんの命
を預かる仕事なんだぞ。自覚もって働けよ!」と、怒鳴られた。

まさか、手洗いで、怒鳴られるとは思わなかったが、雇われ人で
ある以上、逆らわない方が賢明だ。

「ビッグ・ジム」も気分を一転し、業務報告的に
「まず、このバケツにボイルして血抜きした、鶏の胴ガラと、鶏の足
すなわちモミジが入っている。このモミジの爪切り、皮はぎと、
流水で胴ガラの内臓を取り出し、綺麗に洗え。ちょっと、やってみる
からよく見ておけ」と、手馴れた作業で、モミジの爪切り、皮はぎ、
胴ガラの内蔵出しをしてみせた。

コレなら、簡単だ。でも、地味だな・・・。俺も、ナタ振り上げ、
骨割りたいけど、初日から、ブツブツ言うのも何だし、とりあえず
は言われた通りにしよう・・・。

一定の作業をずーっとやりながら、飽き、飽きしてきた。
1時間ぐらい作業し、よし終わった・・・と、思ったら、ビッグ・ジム
が、茹で上がったばかりのモミジと、胴ガラを流し台で流水し、
「よし。そっちが終わったら、こっちもな・・・」と、言って、
ビッグ・ジムは自分の持ち場に帰った。

また、モミジと、胴ガラ・・・。ビッグ・ジムは、いつも、こんな地味な
作業をコツコツやっていたんだな・・・。と、ラーメン屋の裏舞台にを
垣間見た。

ようやく作業も一段落した頃、「ビッグ・ジム」が来て、
俺の処理済の、胴ガラやモミジを手にとり、
「何だ。何だ。この雑さは。リッチー、お前の人間的ないい加減さが、
こういった作業に出るんだよ。モミジの皮は残ってるし、モミジの指も
切ってるだろ?うちじゃ、爪のみ切るんだよ。胴ガラの内蔵も綺麗に
とれていない。やり直しだ・・・。」

俺も、さすがにキレた。
「あー!?最初から完璧に出来ないかもしれんが、そんな些細な事
どうだっていいだろ?ビッグ・ジムは因縁つけて、師匠面したいだけ
だろ?」

ビッグ・ジムは、怒りを通り越し、呆れ顔で、俺を見て
「この店は俺の人生そのものなんだよ。中途半端なラーメンは客に
だせねぇんだよ。リッチーの、そういった雑な作業が、味に反映するん
だよ。雑味を抑えるには、徹底した几帳面さと繊細さがいるんだ。
リッチーは、作業中、やらされていると思って淡々と作業しただけ
だろう?美味しくなれ、美味しくなってくれ・・・って、思いが
味に成るんだぜ。素材と、真心が奏でるハーモニーに、リッチーも
参加するなら、もっと、しっかりやれ。嫌々やるぐらいなら、うち
から去れ!!」

グウの音も出ない。確かに、俺は、退屈だ・・・と、思い、単純作業
と舐めていた。でも、ビッグ・ジムは、このガラ処理も、全身全霊を
込めているから、昨日、食った、あの感動的ラーメンを作れるのだろう。
自分が恥ずかしく成ったが、俺は上手く謝罪出来ない性質だから、
「わかったよ。もう1度ちゃんとガラ処理やるよ」と、言った。

「ビッグ・ジム」も「うん」と、頷き、それ以上は何も言わず、
大量の玉ねぎ、生姜、ニンニクとかを刻み始めた。

さっきのガラ処理とは違い、俺に何かが憑依したかのように、無我夢中
で胴ガラを磨きあげ、爪を丁寧に切り、皮が一切残らぬようはがした。

作業を終えた事を「ビッグ・ジム」に伝えると、無言で、俺の処理済
みガラをチェックした。

「ビッグ・ジム」も、ニコッと笑い「よし、明日からも、これぐらい
丁寧にやれ。ただ、この作業は40分以内にしろ。明日は、生のガラを
ボイルする所からやってみろ。ん?10:00か・・・。よし、朝飯
にするぞ。」

厨房脇の3畳ほどの小部屋で、納豆、ごはん、冷奴、味噌汁を、ビッグ・
ジムと食べた。ビッグ・ジムが、「昼は、調理は全て俺がする。リッチーは
注文とり、会計、運び、皿洗いをしろ。注文ミスや、会計ミスはするなよ。
朝飯終わったら、お前が処理したガラでスープとるぞ・・・。」と、
指示を出し、俺は頷くだけだった。調理はしないとは言え、ラーメン屋の
で働くなんて初めてだから緊張感が高まって、朝飯の味なんて分からな
かった。

朝飯を終え、再び厨房へ・・・。

ビッグ・ジムが、大きな寸胴鍋の蓋を開けると、ボコボコと、大量の濁った
湯が煮立っていた。
「さっき、俺が割っていた、ゲンコツや、胴ガラ、あばら、豚頭、豚足、
扇骨など豚骨を2時間強火で煮込んだ。ここに、リッチーがガラ処理した
鶏胴ガラと、モミジを入れる。そして、1時間強火だ。」

「へ~こうやって、ラーメンスープ出来るんですね。でも、開店時間まで
に完成しますか?」と、素朴な質問をした。

「ビッグ・ジム」は笑いながら
「これは、明日用のスープだよ。ラーメンスープは、朝から作って、昼には
出来ないよ」と、言いながら、俺が処理した、モミジと胴ガラがスープに
入った。

自分が携わった作業が、ラーメンの味に関わると思うと、ちょっと嬉しくなっ
た。

後、1時間で開店・・・果たしてどうなる事やら・・・。

つづく







LONG LIVE HEAVY METAL

2009年06月15日 | ≪創作活動≫★状況報告★
参加者
はちみつボイス☆知展さん(唐津)・・・人柄第一シンガー
みゃろさん(唐津)・・・唐津一のヘヴィメタルサイト運営者
Iさん(唐津)・・・ドリームシアター愛好家
COZYさん(唐津)・・・ジャケ買いの天才
ランディ・ローズさん(唐津)・・・元ビジュアル系ギタリスト
ザック・ワイルドさん(唐津)・・・唐津の新星
Kさん(唐津)・・・浜玉町の祭り男
ドラマー鍋島さん(唐津)・・・フュージョンドラマー
メメロンパ2000さん(唐津)・・・エレクトーン講師
エビルさん(唐津)・・・イーブル・クワイアのリーダー
グッチーさん(唐津)・・・ラジオ界のカリスマ葉書職人
佐賀メタラーさん ×2名(佐賀市)・・・メタルカップル
狂娘さん(北九州)・・・ライブ会場で大暴れする美女
GANさん(福岡市)・・・人間離れの歌唱力
ゆうきさん(福岡市)・・・ヴェルベット・エクリプスのリーダー

と、個性派揃い16人で楽しい宴と成りました。

「ヘヴィメタル忘年会」「ヘヴィメタル新年会」に次ぐ、今回の
「LONG LIVE HEAVY METAL」は、唐津在住者
にも多数集まって頂きました。と、言っても、普段から当店を利用し
て頂いているお客様が殆どで、初対面者は「ドラマー鍋島さん」、
「狂娘さん」「ゆうきさん」だけです。

「はちみつボイス☆知展さん」「みゃろさん」「COZYさん」
「ドラマー鍋島さん」「ランディ・ローズさん」「ザックワイルドさん」
「グッチーさん」で会はスタートしました。

「グッチーさん」は、門限があるので、19:00に帰られ、
「はちみつボイス☆知展さん」もレコーディングがあるという事で
20:00頃には帰られました。

その頃ぐらいから徐々に参加者も増え、会が急激に盛り上がり始めました。

まー、ビールも、ソフトドリンクも、食べ物も、注文が長時間ストップし、
僕も色んな会話に参加しました。「ヘヴィメタル忘年会」の多忙さに比べ
ると、厨房はのんびりでした・・・。

前半ビール注文が殺到し、後半持込の焼酎やウィスキーに切り替わると
思いきや、最初から水割りが主で、ビールは殆ど売れませんでした。

次回、開催時は、メニューや、仕入れを考えないといけないです・・・。
イベント事は水物ゆえ、パターン化せず、毎回状況が変わりますね・・。

それにしても、仕入れ過ぎたビールをさっさと売りさばきたいですので、
ビールのサービスメニューを近日やる事にします。

それにしても、大量に仕入れたチキンバーが一品も売れなかったのが
不思議でしたら、驚いた事に・・・即席メニュー表に「チキンバー」
の品目が見当たりません。そう、メニュー表の何処にも、「チキンバー」
の項目が無いのです。あ~メニューに無ければ注文があるはずもありません。
それに気づいたのは、昨夜、イベント終了後でした・・・。

損得勘定抜きにして、唐津で、ハードロック/ヘヴィメタル好きが集まる
という機会は、ほかにありませんので、意義あるイベントだったとは思い
ます。

何より、一人参加の方も、最初は、少しぎこちなくても、10分も経てば
談笑しあって良い雰囲気でした。

ヘヴィメタルを大音量で流し、参加者が「そうそう、エディのこのリフが
良いんよ~。昔は皆、このリフを練習したもんだぜ」なんて会話が、あち
こちで話され、満面の笑みで楽しんでいるのを、厨房から眺めるのは
何とも気分が良いものです。

22時終了予定ですが、オーダーストップ後も、語らいはおさまらず、
店の入り口にあぐらをかいた集団は「ロック談」では無く下ネタ炸裂
で、店内ではセッション大会と成って、僕はボチボチ片付けをしました。

2次会は、僕は参加していませんが、エビルさん主催で
「ヘヴィメタルカラオケ大会」でした。午前6時まで、この濃密で
激アツなカラオケバトルが続いたようです。パワフルですね。

1次会の最初から、2次会最後までいた人はタフですね。

参加者から、口々や、メールで「次回はいつですか?」
「次も参加します」「是非、次もやってください」「月イチ行事にして
下さい」との要望が続々届いています。

僕も、ヘヴィメタル好きが集まるのは好きだし、こんなに要望が
あれば嫌とは言えませんから、また必ずやります。でも、まだ今回が
終わったばかりで、次の事は考えていません。

今年中には、やると思います・・・。とりあえず、夏場はデブの僕は
バテまくっているので、涼しく成ったら考えます。

次回も、ヘヴィメタル好きは、大集合お願いします。


LONG LIVE HEAVY METALでかけたバンド

2009年06月15日 | ≪創作活動≫★状況報告★
ヘヴィメタル宴会:第3弾
「LONG LIVE HEAVY METAL」は、
申し込み者のキャンセル多発で盛り上がりが危ぶまれまし
たが、そんな心配をよそに大盛況で無事終えました・・・。

ビール80本準備したのに7本しか売れず、ソフトドリンク
も仕入れの10%も売れず、揚げ物類も90%売れ残り、
商売としては大失敗ですが、皆が楽しんでくれたのでヨシ
としましょう・・・。

第1弾「ヘヴィメタル忘年会」の時は、18時スタートで
18時に誰も来なかったので、18時30分ぐらい準備完了
予定で余裕かまして準備していたら、17時30分には
「COZYさん」「みゃろさん」「はちみつボイス☆知展さん」
「ドラマー鍋島さん」が来店され、15時ぐらいから当店に
いらしていた「グッチーさん」を交え会がスタートしました。

来られなかった方にも、少しでも場の空気が分かるよう、かけた
曲のバンド名だけを、かけた順に一挙公開します。

1、テラノバ
2、シン・リジー
3、スティーヴ・ヴァイ
4、トニー・マカパイン
5、ダム・ヤンキース
6、ガールスクール
7、ストラトヴァリウス
8、ライオット
9、ヴァン・ヘイレン
10、ソナタ・アークティカ
11、TNT
12、クイーン
13、ブラックモアズ・ナイト
14、ライオット
15、カイ・ハンセン
16、ライオット
17、スチュアート・スミス
18、ソナタ・アークティカ
19、ストラトヴァリウス
20、TNT
21、ウリ・ジョン・ロート
22、イングヴェイ・マルムスティーン
23、ブレスト・バイ・ア・ブロークン・ハート
24、アングラ
25、ディオ
26、ドラゴン・フォース
27、ファイアー・ウィンドウ
28、ガンズ&ローゼス
29、ハロウィン
30、アイアン・メイデン
31、ジューダス・プリースト
32、フェア・ウォーニング
33、メタリカ
34、レインボー
35、スティール・ハート
36、ヴァン・ヘイレン
37、アンスラックス
38、ドッケン
39、メタリカ
40、オジー・オズボーン
41、キング・クリムゾン
42、レッド・ツェッペリン
43、カルマ
44、ミスター・ビッグ
45、オジー・オズボーン
46、キッス
47、パンテラ
48、レッド・ツェッペリン
49、メタリカ
50、パンテラ
51、キッス
52、ミスター・ビッグ
53、Y&T
54、ボン・ジョヴィ
55、スキン
56、イーブル・クワイア
57、スティーヴ・モーズ
58、イングヴェイ・マルムスティーン
59、ダーケイン
60、Y&T
61、イングヴェイ・マルムスティーン
62、ジーノ
63、ハーランケイジ
64、アニメタル
65、ダーケイン
66、ボン・ジョヴィ
67、ジーノ
68、ローリー
69、イーヴル・クワイア
70、ヴェルベット・エクリプス
71、ドラマー鍋島
72、カヴァーデイル・ペイジ
73、エアロスミス
74、ヨーロッパ
75、ディープ・パープル
76、ジャーニー
77、バッド・カンパニー
78、ゴット・ハード
79、MSG

後半は、途中、ランディーローズさんと、COZYさん、
ザック・ワイルドさん、メメロンパ2000さん、僕も
少し飛び入りの、ギター・ジャム・セッションが始まった
ので、CDを止めました・・・。

LONG LIVE HEAVY METAL参加者リスト

2009年06月09日 | ≪創作活動≫★状況報告★
6月13日に当店で開催する、ハードロック/ヘヴィメタルのイベント
「LONG LIVE HEAVY METAL」参加者から、よく
「他に誰が来ると?」との問い合わせが多いので、参加者を公開する
事にしました。ハンドルネームだらか支障は無いとは思いますが、
公開されて嫌な方は削除メールを下さい。

本名しか分からない方は、イニシャルにします。

参加申し込みをされた方にも、まだ未定の方もいらっしゃいますので、
未定者には◆印をつけています。

☆参加者☆
はちみつボイス☆知展さん(唐津)

みゃろさん(唐津)

COZYさん(唐津)

ランディ・ローズさん(唐津)

ザックさん × 2(唐津)

ドラマー鍋島さん(唐津)

白蛇さん(唐津)

◆Yさん × 2(唐津)

Iさん(唐津)

◆佐賀メタラーさん × 2(佐賀)

◆Oさん × 3(唐津)

memeronpa2000さん(唐津)

Kさん(唐津)

エビルさん(唐津)

ぐ血さん(佐賀) × 3

GANさん(福岡)

狂娘さん(北九州)

がじぽむさん(福岡)

皆さんで楽しい一夜にしましょう!!!

自作小説「Highway Starが鳴り響くラーメン屋」・・・4話

2009年04月28日 | ≪創作活動≫★状況報告★
この物語はフィクションです。


バー「16世紀のGreensleeves」の客は、次々と入れ替わって
いるが、俺とビッグ・ジムは、奥のテーブルを陣取って、深刻に
話し込み、和やかな店内と異質な雰囲気を醸し出していたと思う。

店内BGMは軽快な「ルナサ」の楽曲が流れていた。
ケルト/トラッド系のアイリッシュ伝統音楽は、リバーより、ジグや
リールが俺は好きだな・・・て、思いながら、軽くリズムを
とっていると、

「で、リッチーはさっき、ヘヴィメタルを捨てた。と、言ってい
たがどうゆう事なんだ?」と、タバコの煙を吐きながら、
ビッグ・ジムが尋ねた。

最近、俺の身に振りかかった、俺の居場所「スピード・キング」解散、
最愛のマーギットとの別れ、職場「ホーリー・ダイバー株式会社」退社、
住居「コーポ・エアロスミス」からの強制退去、大切なギターを
「リサイクルセンター伝説のチャンピョン」で売った話などを、長々と
話し続けた。

「だから、もう、俺には何も無い。全て失った。生きがいも、目標も、
生活基盤も、何も無く、ホームレス生活をするより他に無い。」
改めて、自分が絶望の淵に立たされている事を痛感すると涙が出てきた。

「ハハハハハー」

何だ?ビッグ・ジムは俺の不幸を高笑いしてる・・。
「おい!あんた酷くないか?他人の不幸は蜜の味って事か?」

ビッグ・ジムは、ニヤッと悪戯な笑みを浮かべ
「それだけ吐き出せば気が済んだだろう。
悲劇のヒロインになるのは、それぐらいにしておけよ。
リッチー。お前、ヘヴィメタルフリークのくせ
ネガティブになってんじゃねぇよ。
怒り、不満、敵意、反逆、反骨精神がヘヴィメタルの真髄だろ?
俺達がヘヴィメタルに出会った反抗期・思春期の頃、不当な権力や、
一般論、大人たちの言動に逆らい、背き、激しい怒りによる破壊行為が
ヘヴィメタルだっただろ?
精神的に満たされない時に、いつも励ましてくれたのがヘヴィメタルじゃ
無かったのか?
今更、世の中を嘆くなよ。
世の中に嫌悪したらとことん叫べよ。
それがヘヴィメタルだろ。
怒りの代弁がヘヴィメタルだろ。
フラストレーションと、エネルギーをとことんヘヴィメタルで、
発散すればいいだろ。何があろうと、ヘヴィメタルは裏切らないぜ。
ヘヴィメタル・スピリッツを失わず、太く一本筋が通った、自分の
人生を進むのみじゃ無いのか?」

ビッグ・ジムの迫力に押され、俺は小声で
「でもー。これから、俺はどうすれば・・・」

「それは、お前が決める事だ。誰にも媚びず、自分を貫け。
ヘヴィメタルを演奏するにはテクニックや経験よりも、演奏者の熱い
思いや生き様が重要だろ?甘っちょろい事言ってねぇで、世の中に
流されず、自分で切り開けよ。自分の世界観を見失うんじゃないぞ。
常識や一般論なんて糞くらえだ。一度しか無い自分の人生は、自分の
生き方を貫き、追求しろ。人生は常にリスクが付き物だ。
いちいち落ち込んでる場合じゃないぞ。
反省はしても、後悔すんな。
熱くなけりゃヘヴィメタルじゃない。今のお前は、冷め切ってるぞ。
ヘヴィメタルって、単なる音楽ジャンルじゃないんだぞ。
ファッション、考え方、生き方など全て含んでヘヴィメタルだ。
辛い時は、「パンテラ」や「メタリカ」の歌を叫び、非現実の世界に
しばし陶酔し、純粋で未熟さを維持しながら、世の汚色に染まらない
のが俺らの生き方だろ?
お前が絶望の時に「ラーメン天国への階段」に来たのは、ラッキー
だったぜ。お前、どうせ明日から何もする事無いんだろ?
うちに来なよ。「ラーメン天国への階段」で、俺とラーメン作らない
か?給料は多くは出せないが、店の2階を好きに使っていいぜ。住ま
いと飯の心配はしなくていい。お前に、再び、ヘヴィメタルの熱さが
蘇って、まとまった金が出来たら、後は好きに好きに生きろ。
お前をいつまでもラーメン屋に縛り付けるような真似はしねぇよ。
とりあえず、ホームレスになるよりは良いだろ?
どうだ?」と、ビッグ・ジムは真っ赤な顔をして言った。

俺は急な展開に動揺した。

捨てる神あれば拾う神あり、とは、よく言ったものです。
「芥川龍之介」の「蜘蛛の糸」のように、救いの手が差し伸べられた。
同情を受けるのが気に食わないなんて強がってホームレスになるより、
この話しを受けるのが賢明だ。

「いいんですか?ありがたい話です。飲食店の勤務経験どころか、
自炊経験も無いけど大丈夫ですか?」と、尋ねた。

ビッグ・ジムは、ようやく、ニコっと笑い
「じゃ、明日からよろしくな。年も近いし、ビッグ・ジムって呼び捨て
でいいぞ。それに敬語はこそばゆいから、ため口でいいぞ。」
と、手を差し出してきた。

しっかりと、握手をし、互いに笑いあった。

「よし、この話はここまで。で、リッチーは、インペリテリの新譜は
買ったか?」と、ビッグ・ジムは強引に話を反らし、
「16世紀のGreensleeves」の閉店時間までヘヴィメタルの話で盛り
上がった。

「ラーメン天国への階段」まで送ってくれ、俺は店の2階で寝る準備をした。

ビッグ・ジムは、近所にアパートに住んでいる。

床につきながら、フラフラとたまたま入ったラーメン屋で
こんな流れになり、明日、目を覚ましたら、その店で働く
ようになっている奇想天外な運命に、微笑みながら
床についた。

翌日から始まる過酷な業務など知る余地も無く、ほろ酔い
気分のまま床についた。

つづく




自作小説「Highway Starが鳴り響くラーメン屋」・・・3話

2009年04月27日 | ≪創作活動≫★状況報告★
この物語はフィクションです


「ラーメン天国への階段」を、早仕舞いしたビッグ・ジムに
引き連れられ、「ラーメン天国への階段」から徒歩10分ほどの
場所にある、ビッグ・ジムの馴染みのバーに到着した。

ビッグ・ジムが、俺の方を見て「ここだよ。洒落てるだろ?」
と、ニヤッとしながら言った。

確かに洒落た店だ。店の名前は「16世紀のGreensleeves」と
書いてある。レンガ作りで中世ヨーロッパ調の外観だ。
周囲のケバケバしい店とは異なり、インテリジェンスな大人の
隠れ家的な雰囲気だ。

それに比べ、ビッグ・ジムのファッションは何だ!!
鋲だらけの皮ジャン、皮パン、先が尖ったブーツ、
トゲトゲしたリストバンド、夜なのにサングラス・・・・。
お前は「ジューダスプリースト」や「スコーピオンズ」か?
と、突っ込みたくなる、時代錯誤な80年代ヘヴィメタル
丸出しだ・・・。でも、今から飲もうってのに、いちいち
ファッションうんぬんで揉めたくもないから、スルーして
入店した。

カラン♪コロン♪

ろうそくの炎のみ営業していて、店内はゆったりしたケルト/トラッド
ミュージックが流れていた。
内装も、落ち着いた石作りであり、バッロク期、ルネッサンス期の
中世ヨーロッパの古城にいるような雰囲気がした。

ゴシック調の甲冑が槍を片手に、不気味に仁王立ちしている、
奥の席についた。

テーブルは、ろうそくのみの灯りで、薄暗い店内では、ビッグ・ジム
の顔も、ぼんやりとしか見えなかった。ま、俺は元来、人の目を見て
話すのが苦手な性質ゆえ、ここなら、ビッグ・ジムに何でも話せそう
だった。

お、注文したドイツビール、ウィンナーシュニッツェル、ピンケルソーセージ
がきた。

ビッグ・ジムは、マスターと少し談笑し、

「では、ごゆっくりどうぞ」と、マスターはカウンター内に戻った。

「よーし、じゃ、お互いの出会いに、乾杯」と、ビッグ・ジムが、
優しい口調でグラスを持ち上げたので、同調し、グラスを合わせた。

ビッグ・ジムは、ごくごくと、凄い勢いで、喉に流し込み
「ぷぅ~はぁ~!労働の後のビールは最高だな」
と、上機嫌だったので、聞き辛かったが、とりあえず、モヤモヤを
払拭する為に、恐る恐る「ラブ・ガン」について聞くことにした。

「何で絶頂期の「ラブ・ガン」を解散し、あなたは今はラーメン屋
をやっているんですか?」

「そうだな・・。確かにリッチーは、俺に疑問符だらけだろうし、
俺も吹っ切れたから話してやるよ。」

「是非、お願いします」

「3年前に、プログレッシブ・ロック専門のライブハウス
「21世紀の精神異常者」で、一人の観客が、
ライブ中のバンド「狂気」に向け発砲した惨劇があっただろう?覚えて
いるか?」ビッグ・ジムは、悲しい顔で俺を見た。

「はい。覚えています。メンバー全員が撃ち殺され、犯人も自殺した
のをニュースで見ました。コメンテーターがロックと犯罪を結びつけて
いたのがムカツキましたが・・」当時の怒りがこみ上げてきた。

「あのバンドの「狂気」は、俺らのバンド「ラブ・ガン」のドラマー
のコージーが作ったバンドなんだ。俺達がコージーを引き抜き、
「ラブ・ガン」は結成した。そもそも、コージーは変則的なリズムや
難解で高度なテクニックを身につける為に「狂気」を結成した。
でも、バンドは、どんどん前衛的なクロスオーバーやトランス化し
ていき、1曲1時間とか、SEの多用とか、実験的音楽にコージー
自身がついていけなくなり、もはや舵取りが出来なくなっていた。
俺はバンド結成時、高い技術のツーバスプレイヤーを探していたので、
コージーを誘って、スタジオに2回目入った時に、コージーは
「狂気」を離れて「ラブ・ガン」に加入する決心がついたんだ。
リッチーも知っての通り、「ラブ・ガン」での、コージーは
水を得た魚のようにパワフルでアグレッシブなストレートな
演奏をしていた。」ビッグ・ジムは、ビールを飲み干し、ビール
の追加注文をした。

俺もコージーの演奏を思い出しながら
「確かに「ラブ・ガン」のサウンドは、コージーさんのドカドカ
と重たいバスドラと、抜けがいいスネアの響きがあって成立します
ね。」

「だろ?リッチーも、そう思うだろう?だから、「ラブ・ガン」は
解散した。コージーは死んだんだ・・。」

「え?」
死んだ・・死んだ・・死んだ・・・・とリフレインし続けた。
急展開すぎて、言葉の意味をすぐには理解出来なかった。

「本当ですか?何故です?」
思わず、大声を上げてしまい、周囲の客の目線に気づき、即座に
冷静に戻った。

ビッグ・ジムは、薄っすらと涙を浮かべ、
「「狂気」のメンバー全員が、サイコ野郎から殺された事件で、
コージーは酷く落ち込んだ。大手のレコード会社との仮契約を
していたが、「ラブ・ガン」のメンバーはコージーの心の整理が
つくまで待つ事にした。
仮にコージーが立ち直るのに時間がかかり、今回の契約の話が流れても
「ラブ・ガン」をやり続けていればプロの道は開けると信じていた。
コージーがいつでも戻ってこれるように、俺らは、リズムマシーンで
スタジオ練習は続けていた。そんな、スタジオ練習中に、コージーの
彼女から電話があった。彼女は、半狂乱で泣きまくっていて、5分間
は聞き取れなった。ようやく、彼女も少し落ち着き、話を聞くと、
コージーが高速道路で200キロを出しガードレールに衝突し車は
大破し炎上したんだ。即死だったらしい。
コージーは支離滅裂な精神状態だったから、そんな無茶をしたんだろう。
それで「ラブ・ガン」の再起は不能に成った。で、「ラブ・ガン」は
終わった。」

こんなショッキングな話を聞く羽目になるとは思ってもいなかった。
「そうだったんですか・・。それで、ヘヴィメタルから足を洗い、
「ラーメン天国の階段」を始めたんですね?」

ビッグ・ジムは、俺を睨み付け
「いや、それは違う。ヘヴィメタルから足なんて洗っていない。今も
どっぷりヘヴィメタルに浸かっている。ただ、表現手法を変えたんだ。
もう俺はバンドでは「ラブ・ガン」以上のバンドは組めないと思う。
テクニック的な上手さは探せばメンバーはいると思うが、「ラブ・ガン」
のファミリー感は他のバンドでは出せない。「ラブ・ガン」のメンバーは、
俺が1の要望を出すと、10も20もアイデアを出し、小さな火種を
大爆発させた奇跡のバンドだ。あの奇跡的なエネルギーで、観客を魅了
出来た。でも、バンド無き今は、俺のソロ活動が「ラーメン天国への階段」
なんだ。俺のヘヴィメタル魂を注ぎ込んだのが、あのラーメンなんだ。」
と、言い、かなり早いピッチで酒を煽りだした。

「ソロ活動なら、ギターのインステゥルメンタルとかする気は無かった
のですか?何故、ラーメンなんです。」素朴な疑問だった。

ビッグ・ジムは、ゆっくりとタバコの煙を吐きながら、うん、うんと
頷き、ビールを一口飲んで
「ギターインスト・・・ふん。そんな時間は無い。今の俺にはラーメンが
ヘヴィメタルを表現する唯一の手段だ。
俺の実家はラーメン屋だった。店の2階が家で、家までラーメンの匂いが
染み付いていて嫌だった。親父もお袋も、朝早くから、夜遅くまで働き、
学校が休みの日も何処にも連れて行ってもらえず、出前や皿洗いの手伝い
をさせられた。こんな家に生まれた事を恨んだ時期もあった。
中学、高校と荒んだ生活をしていて、毎日、親子喧嘩で、親父に敵意を
剥き出し反抗し、迷惑と心配を人一倍かけた。高校時代に
「ヴァン・ヘイレン」の音楽と出会い、俺もギターヒーローでビッグに
なりたい。と、家出同然で東京に出てきた。それ以来、実家とは疎遠の
まま15年って月日が流れた。親父が作っていたような古臭いラーメン
を作る気は無いが、俺のヘヴィメタルを注ぎ込んだラーメンが完成した
時には、俺は実家に帰り、親の跡を継ぎたいと思っている。
それが、俺が出来る唯一の罪滅ぼしだ。」

話がどんどん深刻になり、期待していた楽しい酒では無かった。
でも、ビッグ・ジムは、自分の生き方を見出し、俺は昨日で全てを
失っていた。

つづく














自作小説「Highway Starが鳴り響くラーメン屋」・・・2話

2009年04月26日 | ≪創作活動≫★状況報告★
リッチーは「ラーメン天国への階段」の暖簾をくぐった。

店内では、BGMというより、ライブハウス並に大音響で「ジュダス・
プリースト」の「ペイン・キラー」が鳴り響いていた。

「へぃ・らっしゃい」

「アクセル・ローズ」のような赤バンダナの男が1人で
店を切り盛りしていた。

店主と目が合い「ハッ!!」とした。

その赤バンダナの店主は、かつて「ラブ・ガン」という
メロディック・パワー・メタル・バンドでリーダー兼ギター
をしていた「ビッグ・ジム」だ。何故ここに・・・。

俺が東京に出てきた時、「ラブ・ガン」はインディーズ界
のトップだった。メジャー顔負けのセールを記録し、ギグ
では常に大観衆だった。メジャー・レーベルとの契約も
決まったと、聞いていたが、何故かデビュー前に解散し、
その後、音楽界から姿を消した。「ラブ・ガン」の主軸で
ある男が、目の前の厨房にいた。

ロン毛は切り、髭は剃ていたが、紛れもなく「ビッグ・ジム」
その人に間違いない・・。

「注文はお決まりですか・」

俺は焦る気持ちを抑え、唾をごくりと飲み込み
「あの、ラブ・ガンのビッグ・ジムさんですよね?」

ビッグ・ジムは、軽く微笑み
「ああ、そう言われていた時期もあったな。おや?」
俺のギターが目に入ったようで続けざまに
「君もバンドをやっているのかい?」

「俺はもうヘヴィメタルは捨てました。このギターも
もう不要なものです・・・さっき、俺の人生は、
もう終わりました・・・。」

「ふ~ん・・・何か事情がありそうだな・・・。まあ、
とりあえず、俺のラーメンを食ってってくれ。
余計な事かもしれねぇが、へヴィメタルの世界に一度踏み
込んだ者は、そう簡単には抜けられねぇぜ。君の人生は
終わりどころか、まだ始まってもいねぇんじゃなにのか。
俺のヘヴィメタル新譜は、このラーメンだ。」と、
「ビッグ・ジム」は言うと、厨房内で慌しく調理を始めた。

かつて、インディーズ界の頂点に君臨した「ビッグ・ジム」
が調理する姿は興味深々で、俺は身を乗り出して調理を見つめた。

麺をリズミカルに菜箸でほぐしながら茹で、ミニ七輪で輪切りチャー
シューを焼き、中華鍋で躍動感溢れる鍋のあおりをし火柱を上げて
いた。玉ネギを凄まじい速さで刻んだ。どんぶりに2つの鍋から
スープとタレを入れ、中華なべで炒めていた油らしき物をどんぶり
に入れた。
そして、麺の水気を切る、湯きりの瞬間「ビッグ・ジム」の目つきが
変わり、パフォーマンスの如く派手な湯きり後、「ビッグ・ジム」が
ニヤッと笑った瞬間を見逃さなかった。
「ラブ・ガン」の頃、超絶技巧なギターソロ後の微笑みと同じだった。

なるほど、今の「ビッグ・ジム」にとって、この厨房はステージなんだ。
「ビッグ・ジム」がラーメンを作る時の表情を見て、ヘヴィ・メタルを
演奏していた頃の気持ちを持ち続けていると確信した。

「はい・おまちー」

湯気が立ち上る、熱々のラーメンが目の前に出された。
おおーーシンプル・・・でも、美しい。
具材は、あぶりチャーシュー、たまねぎ微塵切り、糸唐辛子のみです。

「ビッグ・ジム」は得意気な表情で
「俺のヘヴィメタルを五感で体感してくれ。」と叫んだ。


ん~~うまい。
口当たり優しい味わいで、懐かしく新しい。こってりしていて、
さっぱり・・。ん?何だ、この新感覚は?ダシが複雑に入り混じって
いて、何のダシだか分からない・・。豚骨や鶏がらの味わいがあり、
魚介の輪郭があり、青ネギの風味もしっかりするダシだ。
この、さっぱりした清涼感は何だ・・・・。柑橘系の・・・レモンだ。
レモンを絞ったんだな・・。甘味、辛味、酸味、苦味、旨味が上手く
調和している。素材の見事なセッションだ。

麺には不規則なウェーブがかかっていて、麺が口の中でダンスをしている
ような心地よさ。この丁度いい茹で加減もさる事ながら、モチモチした
食感は初めての感覚だ・・。ん?麺自体も味が強い・・・。

俺はラーメンに詳しい訳じゃないが、このラーメンはパワフルさがあり
ながら、インパクト勝負では無く、旨いものを作ろうという、作り手の
魂が詰まっている。

今までこれ程までに魂を揺さぶるラーメンに出会った事が無い。

一心不乱で貪り食い、一息ついて
「凄いよ。こんなに興奮し、感動するラーメンは初めてですよ。」
と、率直な感想を言った。

「おぅ、嬉しいね。他に客もいねぇ事だし、今日は店じまいで、
飲みにいこうか・・・。さっき、君が言っていた、ヘヴィメタルを
捨てたとか、俺の人生は終わった、って話も聞きたいし、ヘヴィメタル
好きの同士で飲み明かさないか。もち、俺がおごるからさ・・。」

どうせ、俺には予定も、行く場所もない。家も、家財道具も、バンドも、
仕事も、彼女も、すべて無くしたから、明日からどうするか分からない
が、今夜は1人に成りたくなかった。せっかく「ビッグ・ジム」が
誘ってくれているのなら、今夜は楽しませてもらおう・・・。
「ありがとう。お言葉に甘え、付き合いますよ。」

「おう、そうと決まれば・・・」

「ビッグ・ジム」は、バタバタと店の片付けをしだした。

絶望的だった「リッチー」は、「ビッグ・ジム」との出会いで、
新たな生き方を見いだすのであった。

つづく


自作小説「Highway Starが鳴り響くラーメン屋」・・・1話

2009年04月24日 | ≪創作活動≫★状況報告★
前書き
今回から、不定期長編シリーズでフィクションのラーメン屋物語
を書きます。現役ラーメン屋が書く、ラーメン屋の小説なんて
日本初の試みかもしれないです。監修ではなく、実際に現場で
吸収した、知識や、経験も活かされた内容に成ると思いますので、
リアリティがありながらも、突拍子も無いシュールな展開にも
していきたいです。では、今後、しばらく僕の自己満足執筆活動に
お付き合いください。では、スタート!!



その日は、頭痛と嗚咽と共に目を覚ました。
全身に、ずーんと重苦しい気怠さが圧し掛かる。飲みすぎた。

昨夜は、楽しい酒では無かった。

今日、会社に辞表を出す事を、彼女マーギットにメールしたら、
散々、俺の生き方を非難した返信メールで、文末は
「あなたにはついていけません。さようなら。」だった。

俺は「去る者追わず」と、変なプライドにより最愛のマーギット
を失った。

居た堪れない孤独感を払拭する為に、慣れないキャバクラで、無理に
馬鹿騒ぎをし、相当な酒をあおった。どうやって、帰り着いたのかも
記憶は曖昧だ。身体が酒を拒絶し、不快な目覚めになってしまった。


我らが主人公、リッチーは、14歳の頃、トランジスタラジオから
流れた「ディープ・パープル」の「ハイウェイ・スター」を聴き、
ハードロックに目覚めた。
ギターを初めて手にした時、「俺の人生が始まった」と実感した。
高校時代はバンドに明け暮れ、地元では「コンテスト荒らし」との
異名もあり、ちっとは名の知れたバンドマンだった。
上京さえすればプロに成れると信じ、東京に出た。


最初は、夢を持った連中が集結している街で、見るもの全て目新しく、
活気溢れる都会の刺激に興奮した。

しかし、そうゆう思いは、次第に薄れていった。

この街は、人に無関心だ。自分が生きるのに精一杯で、俺が路上で
声を張上げ歌っても、誰も耳を傾けてはくれない。

これだけ沢山の人がいて、誰も、俺に、見向きもしない。
村では人気者だった俺なのに、この街じゃ相手にされなかった。

バンドを組むのは難しくなかった。

楽器屋の店頭にメンバー募集の張り紙を出せば、数日でメンバーは見つ
かった。しかし、3回もスタジオに入れれば良い方で、すぐに自然分解
し、幾度となく、そんな即席バンドを繰り返した。

そして、ようやく、キーボード奏者のジョンと知り合い
「スピード・キング」を結成し、バンドマンとし道が開けた気がした。
でも、他のパートの奴には、問題をかかえ、ボーカル、ベース、
ドラムは、加入、脱退の連続で、メンバー編成を何度も繰り返した。
最強のバンドを作ろうと思っていたが、メンバーがいつも変わるバンド
にファンは付かず、とうとう、ジョンも、クビ切り魔の俺に愛想尽かし
バンドは解散した。

「スピード・キング」を解散しメンバーとは縁を切ったが、俺らのファン
だったマーギットは離れず、俺とマーギットは親密になった。

マーギットは俺の音楽での再起を信じてついてきたし、俺も、音楽で一旗
挙げる夢は持ち続けていた。

しかし、俺も30歳の誕生日を迎え、地元の旧友達の結婚、出産、家を建てた、
会社での出世、独立開業とかの話を聞き、焦りはしないが、皆は着実に人生を
歩んでいるのに、自分だけは14歳のまま止まっているように感じた。

安定と無縁だった俺だが、半年前に就職をした。

「ホーリー・ダイバー株式会社」で、ピッキングや、梱包や、配送の仕事だ。
その仕事に、やりがいや、夢や、目標なんて無かった。ただ、マーギットと
の将来を考え人生初の就職をした。いわゆる、人生の保険だ。

ロニー社長は、俺の働きぶりを評価してくれくれていたが、俺としては
ミュージシャンになるまでの腰掛のつもりだった。

しかし、残業続きの毎日で、家で曲を書いたり、ギターや、歌のトレーニン
グが疎かになってしまった。かつての、ハードロックに対する、燃え盛る
ような炎は、徐々に弱まり、消えかかりそうなロウソクのように成って
しまっていた。

マーギットが、俺を励まし続け、何とか、俺は、ミュージシャンの夢を
持ち続けられていた。

だが、元来、社会に適応できない俺は、訳もなく、職場でイラついていた。
そんな、虫の居所が悪い時に限って、上司から説教されたものだから、
日頃の鬱憤を全部吐き出し「辞めてやるよ!」と、タンカきって無断早退
した。そして、その日の晩、ロニー社長から「明日辞表を持ってこい」
と言われたのだ。所詮、俺なんて、引き止める価値ない奴って事だ。

そして、マーギットも去っていった。

何も、かもが、ガタガタガタと、音を立て崩れだしているのを、気づか
ないフリをする為に、酒で誤魔化し、今朝は最悪な二日酔いである。

辞表を出すだけとは言え、最後の出勤は、何とも感傷的な気分になる。

会社に到着すると、ロニー社長室に通され、表面的な今後の励まし程度
の事を言われ、後は事務員が、事務的に退社手続きをし、
「おつかれさまでした。次の職場でも頑張ってくださいね。」と、
心にも無い上辺の挨拶で、半年勤務した「ホーリー・ダイバー株式会社」
での会社員生活は終わった。

半年通った通勤路を、噛み締めるように、周囲を見渡し帰路についた・・。

あれ?

ん?

何故?俺の部屋の家財道具が、部屋の外に・・・?

部屋の入口前に、俺の部屋の道具が全て出してある。

とりあえず、部屋の鍵を開けようと思うが、鍵が合わない。
俺の留守中に、部屋の鍵が変えられたようだ・・。一体誰が?

ん?

一枚の便箋が、ガムテープで、テレビに貼ってある。

「三ヶ月家賃を滞納し、再三に及ぶ督促も無視したゆえ、規約に
基づき、強制退去処置致しました。不服申し立ては受付ません。
滞納金は全額返済するようお願いします。
       コーポ・エアロスミス  家主、スティーブン平」

自業自得ゆえ諦めは早かった。

ギター4本以外に金に成りそうな物も無いし、マーギットとの思い出
が詰まった部屋に未練も無く、4本のギターをかかえ、
コーポ・エアロスミスを去った。

しばらくの生活費を得る為に、リサイクルセンター「伝説のチャンピョン」
に行き、4本のギターを査定してもらった。ギブソン、オベーション、
フェンダーは計4万円になったけれど、劣化が酷い、エピフォンは買い取って
貰えなかった。

まぁ、いいさ。16歳から俺の身体の一部に成っていたエピフォンは、
俺と今後も一緒さ。地獄へ道連れさ・・・。

彼女も、仕事も、家も、家財道具も、ミュージシャンの夢も、何もかも
無くなって、エピフォンのギターと、タバコと、残金10万円だけの
30歳男でしかなくなってしまった。

辛さも、苦しさも、悲しさも、寂しさも通り越し、もう廃人に近い状態
で、あても無く、街を徘徊した。

こんな状態でも、腹は減る。

目の前に、こじんまりとした佇まいの「ラーメン天国への階段」があった。

入店すると、
「へぃ!らっしゃい!」の声と共に、BGMで、聴き慣れた
「ジューダス・プリースト」の「ペインキラー」が流れていた。

偶然、入った、この店により、リッチーの人生が大きく変わろうとは、
その時は、知る余地もなかった・・・。

つづく

この物語はフィクションです。



自作長編小説「ハイウェイ・スターの聴こえるラーメン屋」(仮)連載開始

2009年04月23日 | ≪創作活動≫★状況報告★
何事も半端で、極める事を出来ない性質ですが、今度は久々の
執筆活動をしたくなりました。

具体的に言うと「小説」です。フィクションの物語です。

僕は読書家でもあり、今も2,3日に1冊のペースで本を読ん
でいます。しかし、最近は「小説」より「エッセイ」や「経営実用書」
など流し読みしている程度です。

しかし、僕は中学1年ぐらいから小説の虜になりました。
当時は感受性豊かで、音楽に目覚めたのも、絵画を本格的に描き始め
たり、オブジェを作ったりしたのも、その時期です。
基本的、インドア趣味に偏っていますが・・。

「清水義範」は僕の師であり、「清水義範」の小説、エッセイだけでも
80冊以上持っています。あのブラックユーモアの世界が大好きです。

だから、僕は、高校~専門学校時代にかけ、長編2作、短編50作ぐらい、
ショートショート30作ぐらい作ってきました。当時は同級生に読ませたり
国語教師に読んでもらい感想を聞くのが楽しみでした。

周囲はいい迷惑だった事でしょう。

音楽もギター弾き語りでデモテープを作っては、クラス中にバラまいてい
たし、絵画を描いては周囲に見せびらかしたし、自己顕示欲が強い、
典型的な能力が無い自信家ですね。大人に成ってからも、ライブに出演
したり、自作ラーメンが出来たら試食会を開いたり、あまり変わって
いません。

でも、僕が小説を書いたのは学生時代までで、社会人になってから、
書きたいとも思いませんでした。

でも、時は流れ、今や携帯小説、ブログ小説が当たり前で、それらが
書籍化や直木賞受賞者まで現れる時代です。

ブログにより、何でもない、一般人が、不特定多数にむけ発信
できる時代になりました。すなわち、音楽、映画、漫画、絵画、小説
など何でも、誰でも世界中に向け作品を発表できます。これは、
クリエーターにとってやりがいがあります。

作品を公開する手段が無く、自己満足の域で終わったのは過去の事で
文才が無く、誤字脱字で、読者ニーズが無くても、一応は公開できます。

特に、今、書きたいテーマがある訳じゃありませんが、書き始めたら
僕はどんどんアイデアが溢れてくるのでストーリーや展開に困る事は
ありません。だから、今回は長編に挑戦したいです。

ヘヴィメタルとラーメンを主軸にしたフィクションにしたいです。
ヒューマン、アクション、SF、ホラー、サスペンス、パニック、
ラブストーリーなど何でも詰め込めたらいいです。未開の地への
航海みたいなもので、書き始めるまで、どうゆう作風になるのか
分かりません。近いうちに執筆活動を始め、連載形式でブログにて
公開していきます。