
90年代はハードロック氷河期で、多くのバンドが売上
不振に悩んでいた時期でした。でも、日本におけるハード
ロック市場では、成功したバンドがいくつかいます。
その中でも90年代デビューで最も成功したのが
「フェア・ウォーニング」です。その「フェア・ウォー
ニング」のリードギターが「ヘルゲ・エンゲルケ」です。
「フェア・ウォーニング」というバンド名は、「ヴァン・
ヘイレン」のアルバム名から取りましたが、音楽性は
全く異なり、ドラマチックで壮厳なる華麗な美旋律バンド
です。「フェア・ウォーニング」は、元「ジーノ」のメン
バー達で結成されたので、音楽性も「ジーノ」に近いが
「ジーノ」よりもハードさを強調しています。
初期の「ヘルゲ・エンゲルケ」は、「ウリ・ジョン・ロート」
から直接受け継いだ「スカイ・ギター」を使用していました。
「スカイギター」の権利は「ウリ・ジョン・ロート」にあり
ギターメーカーは「ウリ・ジョン・ロート」の発注のみ
作っているので、音楽界で本物の「スカイギター」を所持
しているのは「ウリ・ジョン・ロート」と
「ヘルゲ・エンゲルケ」のみです。
「ヘルゲ・エンゲルケ」は、「ウリ・ジョン・ロート」の
アルバムプロデュースも手がけ、公私共に交流が深いよう
です。
「フェア・ウォーニング」の「フォー」ぐらいから、
「ヘルゲ・エンゲルケ」モデルを使いだしたが、仕様は
「スカイギター」とあまり変わりません。
「スカイギター」を生み出した「ウリ・ジョン・ロート」並
には「ヘルゲ・エンゲルケ」は「スカイギター」を使いこなし
ていないかもしれませんが、
ロッカーとしての作曲能力では「ウリ・ジョン・ロート」以上
です。
ハードポップブームは、メロディアスハードロックの
「フェア・ウォーニング」により生まれたブームかもしれません。
90年代勢力を持っていた「ゼロ・コーポレーション」が、哀愁、
郷愁、北欧に力を入れたのも「フェア・ウォーニング」の成功が
あったからだと思います。
しかし、日本でのヒットとは裏腹に、本国ドイツでは全く売れず、
大掛かりなセットでライブをしても、観客1人という事もあり、
ドイツ内のレコード屋でプロモーション・アンプラグド・ギグ
をやっても、誰も足を止めてくれないようです。アマチュアより
も酷い状況ですが、「ヘルゲ・エンゲルケ」率いるサイドプロジェ
クト「ドリーム・タイド」は日本で大ヒットしました。
ジャスコ唐津店の洋楽売上ランキングでは長期間1位でした。
(今はCD屋はありませんが・・・)
感動的な楽曲と、脳天突き抜ける高音ギターのインパクトは
大きいです。
妖怪「ぬらりひょん」フェイスからは想像つかない、美しいギター
と壮大な構築美は必聴です。
今後、ますます期待できる有力株です。
不振に悩んでいた時期でした。でも、日本におけるハード
ロック市場では、成功したバンドがいくつかいます。
その中でも90年代デビューで最も成功したのが
「フェア・ウォーニング」です。その「フェア・ウォー
ニング」のリードギターが「ヘルゲ・エンゲルケ」です。
「フェア・ウォーニング」というバンド名は、「ヴァン・
ヘイレン」のアルバム名から取りましたが、音楽性は
全く異なり、ドラマチックで壮厳なる華麗な美旋律バンド
です。「フェア・ウォーニング」は、元「ジーノ」のメン
バー達で結成されたので、音楽性も「ジーノ」に近いが
「ジーノ」よりもハードさを強調しています。
初期の「ヘルゲ・エンゲルケ」は、「ウリ・ジョン・ロート」
から直接受け継いだ「スカイ・ギター」を使用していました。
「スカイギター」の権利は「ウリ・ジョン・ロート」にあり
ギターメーカーは「ウリ・ジョン・ロート」の発注のみ
作っているので、音楽界で本物の「スカイギター」を所持
しているのは「ウリ・ジョン・ロート」と
「ヘルゲ・エンゲルケ」のみです。
「ヘルゲ・エンゲルケ」は、「ウリ・ジョン・ロート」の
アルバムプロデュースも手がけ、公私共に交流が深いよう
です。
「フェア・ウォーニング」の「フォー」ぐらいから、
「ヘルゲ・エンゲルケ」モデルを使いだしたが、仕様は
「スカイギター」とあまり変わりません。
「スカイギター」を生み出した「ウリ・ジョン・ロート」並
には「ヘルゲ・エンゲルケ」は「スカイギター」を使いこなし
ていないかもしれませんが、
ロッカーとしての作曲能力では「ウリ・ジョン・ロート」以上
です。
ハードポップブームは、メロディアスハードロックの
「フェア・ウォーニング」により生まれたブームかもしれません。
90年代勢力を持っていた「ゼロ・コーポレーション」が、哀愁、
郷愁、北欧に力を入れたのも「フェア・ウォーニング」の成功が
あったからだと思います。
しかし、日本でのヒットとは裏腹に、本国ドイツでは全く売れず、
大掛かりなセットでライブをしても、観客1人という事もあり、
ドイツ内のレコード屋でプロモーション・アンプラグド・ギグ
をやっても、誰も足を止めてくれないようです。アマチュアより
も酷い状況ですが、「ヘルゲ・エンゲルケ」率いるサイドプロジェ
クト「ドリーム・タイド」は日本で大ヒットしました。
ジャスコ唐津店の洋楽売上ランキングでは長期間1位でした。
(今はCD屋はありませんが・・・)
感動的な楽曲と、脳天突き抜ける高音ギターのインパクトは
大きいです。
妖怪「ぬらりひょん」フェイスからは想像つかない、美しいギター
と壮大な構築美は必聴です。
今後、ますます期待できる有力株です。