お早うございます、彦Gです。
昨日の天気予報は「雪」でしたが、都心の職場マンションでは「雨」、多摩地区の自宅マンションでは「みぞれ」となりました。ただ、後者もそれほど降らなくて、道路も凍結しなくて良かったです。
ところで、仕事はマイペースでやっていますが、勉強はストップしています。今年は、マンション管理士と、賃貸不動産経営管理士の2つを目指していますが、いずれも11月とまだ9ヶ月くらいあって、やる気が起りませんので。
1.マンション管理会社の資格者数について
マンション管理士(「マン管」と略)勉強のモチベーションアップのために、マンション管理会社の資格者数を調べてみました。出典2の総合ランキングの順に、出典1のデータで資格者数をピックアップしてみました。
出典1:マンション管理会社・大規模修繕業者のランキング比較サイト(「管理会社名」を入力し→「企業情報」をクリック)
出典2:第14回 管理会社満足度調査ランキング2022

←上表でみづらければクリック願います。
まとめますと、顧客満足度ランキング上位15社の資格者保有者数の平均値は、以下の通りです。
(1)管業719名、マン管183名、宅建400名、1級建築士43名
(2)マン管/管業は25%、宅建/管業は56%、建築士/管業は6%
2.マンション管理会社の資格者数の考察
(2)のデータと、フロント担当の大部分が管業保有者と仮定すると、マンション管理士は、フロント担当の4人に1人が保有されている上位資格であることが想像されます。
また、同様に、宅建は、フロント担当の2人に1人(半分)が保有されている関連資格であるようです。マン管も宅建も、フロント担当のスキルアップのための資格なのでしょうね。
さらに、1級建築士は、フロント担当の20人に1人に配置されている関連資格であるようです。フロント担当が資格を保有されているというより、管理会社の工事や修繕部門の建築士さんがフロント担当に対して修繕などのサポートをされているのだと思います。建築士は、大学等の卒業要件や実務要件があって、未経験者が取得するのは困難だと思いますので。
ちなみに、顧客満足度ランキングと、資格者数とは、全く相関性がないようでした。上位の会社の満足度が高い理由はデータだけでは分かりませんが、上位にデベロッパー系の会社が多くランキングされていることから、独立系の会社より、建設から管理までライフサイクルの長い総合的な顧客サービスができたりするためかもしれません。
3.今後の方針について
ネット等の情報では、マンション管理人はこれらの資格は必要ない(特に、就活時や入社時)と言われています。
出典3:マンション管理人に資格はいらない!必要なのは社会経験や人間性
出典4:マンション管理人に資格はいらない
しかし、個人的には、管理人であっても、管業やマン管を取得することで、フロント担当レベルの知識を持つことになり、顧客満足度をより高めるメリットがあると考えています。何でもかんでもフロントに相談しますというのではなく、現場のお客様のご要望に対してスピーディーに1次対応ができたり、フロント担当に正確な情報を提供できたりしますので、顧客満足度が増したり、フロント担当の負荷も低減できる大きなメリットがあると考えます。ただ、資格を取っても、お客様や上司のフロント担当に対して偉そうな態度をとったり指示したりすることはNGで、お客様やフロント上司に謙虚に接する事が肝要だと思います。
よって、管理人として、より良いマンション管理サービスをするために、合格した宅建や管業に加えて、マンション管理士もゲットできるように頑張りたいと思います。また、仕事のステップアップも目指していきたいですね。