昨日のこと
今月1日に開園60周年を迎えた 横浜・野毛山動物園に行ってきました
野毛山動物園では毎年この時期に『動物たちのSOS展~守ろう生物多様性~』を開催し、絶滅の危機に追い込まれている野生動物たちと人間のライフスタイルについて考えるさまざまなイベントを環境保護団体と行っています
11時少し過ぎに到着すると、ちょうど飼育員さんによる手作り紙芝居“カメのホウちゃんSOS”が上演されていました

マダガスカルで妹のカメコちゃんと暮らしていたホウシャガメのホウちゃんが“ワルイヒト
”に捕まり日本に密輸されてしまいますが、日本の空港で保護されやさしい飼育員さんのいる動物園で暮らしはじめました・・・

が、無事マダガスカルに帰国できることになります
(帰れるなんてウソ教えるなーとココロの中でツッコミを入れておりましたが、後で密輸個体が原産地に返されることはほとんど無いときちんと補足説明がありました。ここは次の話につなげるためのフィクションということですね)
帰国後は妹のカメコちゃん、自然保護区の職員さんたちと政府も巻き込み自然保護運動を広げていく・・・といったおはなし
紙芝居のせいか観客は幼稚園児くらいの子がいる家族連れが多かったです
それはそれで決して悪くはありませんが、この話が現実をベースに作られていることが理解できるもっと年齢が上の子どもたちにも多く見てもらいたいと強く思いました
紙芝居終了後、早めの昼食

をとり園内散策へ
何度訪れても楽しい爬虫類館
一昨年うまれたホウシャ仔ちゃん

元気に成長していてなにより

ハミルトン、カチューガのベビちゃんたちもそれぞれ元気いっぱいに泳いでました
小っこくてもそれぞれの特徴がはっきり出ているうえ、いっちょまえの顔をしているのが可愛くて可愛くて

そしていろいろな動物たちを見ながらそぞろたどり着いたのはなかよし広場
モルちゃんたちとふれ合いまくるのです



60周年記念グッズのひとつ、みのじさんデザインの“野毛山のカメてぬぐい”
200枚限定だそうなので大事にしよーと思っていたのですが
あまりの日差しの強さに急遽ムスメの帽子代わりに
その後はメインの目的
特別講演会「日本のクワガタムシ
外国のクワガタムシ」を聴きに
講師は国立環境研究所主席研究員の五箇公一さん(元カメカフェかなんさんのお友達)
国産のヒラタクワガタと外産のヒラタクワガタの交雑個体の話を皮切りに、その他の外来生物、遺伝子汚染、自然環境破壊のお話、日本人にクワガタ好きがこれほどまでに多いのは独特の里山文化からくるもの など 興味深いお話が盛りだくさん
「環境を汚染するものとして放射性物質、化学物質があげられるが、これらはいつか自然界で分解されなくなる。しかし生物は遺伝子レベルでふえ続ける」
とても印象に残る言葉でした
また五箇さんはダニ学者でもいらっしゃり、クワガタとそれに付くダニの共進化のお話、ご自身がCGで描かれたダニの絵がアメリカで本物の切手になったこと、天皇皇后両陛下が研究所ご視察の際、この絵に美智子さまがとても興味をしめされたことをすごくうれしそうに話されていました ・・・ダニ愛を感じました
子どもにもわかりやすくと努力されたであろうことは察せられましたが、やはり大人向きの話になってしまう(ならざるを得ない)のがちょっと残念でした
ムスメもあまりピンとこなかったようで
ふと周囲を見わたすと途中からつぶれている小学生多数(苦笑) 騒がないだけ良しとしますが
こういう話はムズカシいからと放置せず親が噛み砕いて話してあげる必要がありますね
一度だけでなく、折にふれ・・・
今月1日に開園60周年を迎えた 横浜・野毛山動物園に行ってきました

野毛山動物園では毎年この時期に『動物たちのSOS展~守ろう生物多様性~』を開催し、絶滅の危機に追い込まれている野生動物たちと人間のライフスタイルについて考えるさまざまなイベントを環境保護団体と行っています

11時少し過ぎに到着すると、ちょうど飼育員さんによる手作り紙芝居“カメのホウちゃんSOS”が上演されていました

マダガスカルで妹のカメコちゃんと暮らしていたホウシャガメのホウちゃんが“ワルイヒト


が、無事マダガスカルに帰国できることになります

帰国後は妹のカメコちゃん、自然保護区の職員さんたちと政府も巻き込み自然保護運動を広げていく・・・といったおはなし
紙芝居のせいか観客は幼稚園児くらいの子がいる家族連れが多かったです
それはそれで決して悪くはありませんが、この話が現実をベースに作られていることが理解できるもっと年齢が上の子どもたちにも多く見てもらいたいと強く思いました
紙芝居終了後、早めの昼食



何度訪れても楽しい爬虫類館

一昨年うまれたホウシャ仔ちゃん

元気に成長していてなにより


ハミルトン、カチューガのベビちゃんたちもそれぞれ元気いっぱいに泳いでました
小っこくてもそれぞれの特徴がはっきり出ているうえ、いっちょまえの顔をしているのが可愛くて可愛くて


そしていろいろな動物たちを見ながらそぞろたどり着いたのはなかよし広場
モルちゃんたちとふれ合いまくるのです




60周年記念グッズのひとつ、みのじさんデザインの“野毛山のカメてぬぐい”
200枚限定だそうなので大事にしよーと思っていたのですが
あまりの日差しの強さに急遽ムスメの帽子代わりに

その後はメインの目的
特別講演会「日本のクワガタムシ

講師は国立環境研究所主席研究員の五箇公一さん(元カメカフェかなんさんのお友達)
国産のヒラタクワガタと外産のヒラタクワガタの交雑個体の話を皮切りに、その他の外来生物、遺伝子汚染、自然環境破壊のお話、日本人にクワガタ好きがこれほどまでに多いのは独特の里山文化からくるもの など 興味深いお話が盛りだくさん
「環境を汚染するものとして放射性物質、化学物質があげられるが、これらはいつか自然界で分解されなくなる。しかし生物は遺伝子レベルでふえ続ける」
とても印象に残る言葉でした
また五箇さんはダニ学者でもいらっしゃり、クワガタとそれに付くダニの共進化のお話、ご自身がCGで描かれたダニの絵がアメリカで本物の切手になったこと、天皇皇后両陛下が研究所ご視察の際、この絵に美智子さまがとても興味をしめされたことをすごくうれしそうに話されていました ・・・ダニ愛を感じました

子どもにもわかりやすくと努力されたであろうことは察せられましたが、やはり大人向きの話になってしまう(ならざるを得ない)のがちょっと残念でした
ムスメもあまりピンとこなかったようで

ふと周囲を見わたすと途中からつぶれている小学生多数(苦笑) 騒がないだけ良しとしますが
こういう話はムズカシいからと放置せず親が噛み砕いて話してあげる必要がありますね
一度だけでなく、折にふれ・・・