かめごと

“かめ”の“ごと”く生きる私と愛“かめ”たちの日々のでき“ごと”

にわか春の日の越冬隊

2014年02月28日 | 愛カメズまとめて
今日は一気に気温が上がり、仕事を終えて車に乗り込むとモニターに表示された外気温は22℃
明日からまた冬日に戻るようですがこの落差がイヤなんですよね~


そんなかりそめの春の一日、越冬隊やいかに・・・

第二次隊

かめきちは予想を裏切らずしっかり起きていて

第一次隊は

隊長発見

掴みあげた途端に閉店ガラガラプシュッ

シャッターの閉めかたの素早さからして土中で起きていたものと思われ
体重は380g 冬眠開始時と変わらず

隊長から20センチ程離れた場所で見習い隊員楓発見

前回はしっかりシャッター閉めてた楓
よ~し今度こそは顔撮っちゃる

負けた・・・ 鼻だけ・・・
体重260g こちらも維持できてます

あと1カ月半、無事の帰還を願って埋め戻しました

春遠からじ

2014年02月23日 | カブトニオイガメ
なかなか雪が融けない1週間でありましたが (この写真は16日のもの)


この週末は風もなくおだやかに晴れました
こんな良いお天気は3週間ぶりです

梅も咲きだし近づくとほのかに甘い香りが漂っています

そしてなんといっても・・・
花粉の飛散量が増えてきた
イヤですね~ でも春の近づきを実感できることは生きもの飼いとしてはウレシイですね

さて
少しの間更新があいてしまったのは冬にありがちなネタ不足・・・ではなく
杏が調子を落としていたからなのです
17日夜、水替えのために蓋を開けると杏が水面にプカリ・・・
目の前が真っ暗になりながらも急いで摘みあげると

生きてた~~
でも威嚇というよりは苦しいのかな?という印象
なかなか口を閉じないし、舌の色も悪い


前脚に力が入りづらいようで、クル病か?と思ったり・・・


少しずつ深みに慣れさせようと水深を上げたのですがそのせいで水温がいつもより下がっていたのでコレかもしれないと思ったり・・・

水深は甲羅ギリギリまで浅くし、プラケ下に台を置き暖突に近づけ温まりやすくなるようにし、1日おきのレプチゾル浴

なんとか復活
原因は水温低下だったようです

レプチゾルを買いに行ったときハチュ屋さんが一緒に袋に入れてくれたのがコチラ
その時は急いでいたので「雪すごかったねぇ~」くらいの会話しかせず、帰宅してからもチラシが入ってる?くらいにしか思わなかったのですが
アクアライフ2002年12月号 故千石先生が書かれた『ケニヤ紀行』のページを切り取ったものでした

ここには写真ページしか載せませんが、紀行文のページもあるのですよ





動物知識の深さもさることながら、湧き出てくるような豊富な語彙、引き込まれる文章構成力、雰囲気のある写真 本当に稀有な才能を多方面にお持ちだったのだなぁとあらためて思いました
ちょうど今月は先生が旅立たれて丸二年
このような時にこういった記事に出会えうれしかったです

大雪ふたたび

2014年02月14日 | 今日の出来事
夏があれだけ長くて暑くて、冬はこんなに積もる雪・・・
絶対に地球はおかしくなってますね

今朝は起きた時点で積もり始めていたのでクルマは諦め路線バスで出勤
なので普段より35分早く(当然コドモよりも早く)家を出たのですが・・・
待てども待てどもバスは来ず(30分遅れ)、バス停で凍える始末

これは帰宅途中の3時半頃

バス停からえっちらおっちら20分
先週土曜よりも雪粒は小さいのですが、風が強いので傘をさしていても雪まみれになってしまいました

5時45分 まだまだ降りつむ

深夜からの雨が融かしてくれることをひたすら願うのみです

さて
杏も元気に成長しています
本日生後136日目

甲長41.6mm

背甲の放射状模様は少なめかも

杏はまだ大きさ的にも判定つきませんが、♀っぽいかな・・・

一念甲羅をも通す

2014年02月13日 | ミツユビハコガメ
おことわり:キクラゲ警報発令中です
       お嫌いな方は次回更新時にお越しくださいませ



さてもさても
事件は昨晩のこと

ニコを水替えのため別容器に移動させようとしたら・・・

あ、ニコはいまだに水飼いです そのほうが調子がいいので
昨年6月頃、水苔飼育に切り替えたのですが潜りっぱなしになり、水場や餌皿に連れ出しても一切食べずで3週間 さすがにまずいと水ケージに戻してみれば食欲も戻り・・・というわけで気候がよくなるまではこのままでいきます

あらあら ニコちゃん ウ○チ中だったの~

・・・違う~~~

いつ使うか? 今でしょ まだ先でしょ 

早くナイナイして~~

ほっ

1歳3カ月、こんなシッポでも入ってるんですねぇ ・・・出すんですねぇ
まだ未熟な感はアリアリだったけど


そりゃまあ・・・毎日甲羅洗うたびに♂になれ~ ♂になれ~と念じてはいたけどさ
シッポが太く長くなり総排泄孔が縁甲板の外側にくればそれでよかったの
いきなりキクラゲなんざ望んじゃいないわ

ニコはきょうだいの中で一番早く孵化ししかも甲ズレ
ブリーダーさんは26~7℃で孵卵したとのことだけどニコのところだけ温度高めだったってことはない?と密かに疑念を抱いていた私です 疑ってゴメンナサイごめんなさい


そんなこんなで
 
ニコは今日も元気です

大雪ブシャー

2014年02月08日 | 今日の出来事
雪国の方々からすればどうってことないレベルでしょうが

温暖な伊豆で生まれ育ち、現在南関東に住まう私にとってはありえない事態です

当然クルマは動かせず(冬タイヤないしチェーンはメンドクサすぎ)、バスだって時間通りに来るわけがない
予定より1時間早く家を出るべく早起きしたら、ムスメの漢検・・・明日の午後に延期になりました ねむいよぉ

油断せずにもいちど復讐復習しなさいよ~

冬眠BOXもこのとおり

吹雪いているので軒下の意味がありません

蓋に積もった雪をはらい、開けてみると

かめきちは無事
こういう時はがっつり引っ込んでいるかと思ったらそうでもない

わっ 動き出した

水温がまだまだ下がるのはこれから?

BOXESはこんな時に掘り出すのもどうかと思いやめにしました

そんなことなど露知らず、ヒーターの前でぬくぬくの熱帯ガメ

JRS2014 Winter 後編

2014年02月03日 | イベント・お出かけ・旅
カメが少ない分、ヘビはいつも以上に多く




どちらもタカサゴナメラ
美しいですよね~ でも入門種ではないらしい


グリーンパイ


ミッドバハロージーボア
上手く撮れていませんが、赤茶色の部分がメタリック調でとてもきれい


ペリネヨルモリヘビ
こういう配色もいいなあ

顔もカワイイ


アルビノアオダイショウ


ボールパイソン バナナ
キレイだしおとなしいし持っていて気持ちいいしで言うことなしのコ


マラヤンブラッドパイソン トマトボム

え?なになに?


なるほど


午後1時頃の会場の様子
通路によっては歩きづらいほど混んでいるところもありましたが、全体的にはゆったりとほどよい人出だったように思いました


カメレオンも少なかったな~
爬虫類の中でも特に冬が似合わないと思うし


アルマジロトカゲ
こういうゴツゴツした感じも好き


ストケスイワトカゲ

お酒は大好きですが・・・


これは呑みたいと思わないなぁ
養命酒的なくくりのほうですよね これは


コシモンチョボグチガエル
口を開けたところを見てみたい


怒ってるトッケイ

猛禽類、エキゾチック哺乳類はいつものショップがいつも通りといった感じ

グリーンアグーチ

奇蟲もいつもより目についたかも

オオエンマハンミョウ

別名プレデタービートル のほうがピッタリ

ビバガ編集長のトークショー『冨水明アワー』

期待に反してマジメな話をきっちり1時間

若いおねえさんがやっていた骨格標本屋さん

私の隣にいた人の「生業にしているのか」の問いに「したいけれどなかなかそこまでは」と答えていました
のめり込んだらこれまた深そうな世界ですね

気づけば今回は飲食にしか支出しませんでした
生餌を食べるコたちは冬眠してますし、消耗品、配合飼料もこれといった掘り出し物もなかったので・・・

月夜野ファームさんではアンケート記入&おじさんとジャンケンで乾燥イエコと桑葉入りCaのサンプルを


zicraさんでは爬虫類ゼリーとタルタル―ガのサンプルをいただきました

サンプルよりこのゾウガメバッグがうれしかったりして

気のすむまで歩き回り満足した午後3時半過ぎ、会場を後に
また夏が楽しみ・・・♪ きっとあっという間に来てしまうんだろうな

帰路も混雑なく快調に

角度によって無限に表情を変えていく富士山

富士川付近

20分後

御殿場JCT付近から

JRS2014 Winter 前編

2014年02月02日 | イベント・お出かけ・旅
今年から年2回の開催となったジャパンレプタイルズショー

言わずもがな、昨年9月改正された動愛法の影響でしょう
そういえば東レプも5月と12月の開催になったそうですね

おだやかに晴れた1日(土)行ってきました

開場10分前 9時50分の到着でしたが並んでいたのは夏の半分くらい
入場もスムーズでした

今回の目玉は“ブラッククロコダイル” 夏は“ホワイトアリゲーター”だったから対ってことね

シャムワニの黒個体 とても珍しいのだそう

毎回、出展個体数はヘビ、トカゲ、カメ・・・の順ですが、今回は予想通りカメ(水ガメ)はさらに少なかったです
ぬるま湯を使っても時間の経過とともに冷めてしまいますからね
なので水温変化に特に弱い仔ガメは連れて来られないのでしょう
とはいえ館内は暖房完備でコートを着たままでは暑く、ブーツを履いてきたのも後悔しました


それでは例のごとく私の趣味関心のみに偏りまくったレポートになりますがよろしかったらおつきあいくださいませ~

もぅもぅ とにかくこれが見たかったのぉ

噛みつき紙付きホウシャガメ

クリーパー68号の裏表紙見て「おおぅ・・・」と唸ったのは昨年暮れ
3つのショップで出していたかな(私が気づいたのは3店)
250万だそうですわよ お安くてぶっ倒れそうですわ オホホ



モリイシガメ  サブアダルトからアダルトまで 以前より数が増えていたような

このコが一番大きいコでした


ワモンチズガメ


カブニ スケルトン


ヒラタニオイガメ


別のショップで もいっちょヒラタ


ジャイマスは明るい色味のコばっかりだったなぁ


ハラガケガメの“ビッグヘッド”
これは立派な個体でした
水が濁ってきれいに撮れなかったのであとでもう1度と思い午後に見にいったらもう影も形もなく・・・


ワニガメのリューシ
たしかにカッコいい魅力的なカメですよね~


ドゥランゴドロガメ
3年チョイ前のクリーパー53号ドロガメ特集では名前のみで写真の掲載はなく、日本の輸入例はないと思われる と書かれていたカメ・・・が今目の前に


ほんわか癒される~
キイロドロガメのペア


シウイオオアタマガメ
私が気づいたオオアタマはこれだけでしたがお値段跳ね上がってました


空腹のようで指にガンガンアタックしてくるクロハラヘビクビ


かわいい白ジーベンちゃん お値段もかわいかった


パーケリー 模様がはっきりしていてステキ

エキパン、オブは見当たりませんでしたが
こっちもエキスパンサ

オオヨコクビガメ

大きくなるカメといえばこっちも

カラグールガメ


ピュータースライダー としか書いてなかったけれど
♂の爪ってすごい

この色変は何ガメ?


ミナミイシガメはいつも笑ってるような顔

このコも穏やかな笑顔(に見えるだけ)

ダイヤモンドバックテラピン コンセントリック

どすこ~~い!

ガルフコーストハコガメ パターンレスイエロー


ミツユビ フラワーバック (これでそうなのか?と思ったけど)


こちらのミツユビ、ウチのカモより大きくてお手頃値段でしたが♀だったのでPASS


フロリダハコガメ

なぜか撮っていなかったのですがミナミニシキハコガメもそこそこの数出てました


ユカタンハコガメ トリオで280万

頭部の色もそうだけど、いろんな意味で“黄金

コガネハコガメ

「水 多すぎっ」と聞こえてきそう

カンムリヤマガメ

リクガメは夏と同じくらいいました


こっちもマルギなんですが

ペロポネソスフチゾリリクガメ ドイツCB
レアな方のマルギだそうです


菊っぽい花をむさぼるヒョウモンたち

そして
これはいったい何なのよっ  夏よりもさらに入れ物デカくして

こういうろくでもない売り方をしているとろくでもない人間が買うんです
休憩コーナーの あるテーブルにいた親子連れを見てビックリ
子ども3人がここで売られていたとおぼしきカメをそれぞれ手にして遊んでいる光景
その扱いはまさにおもちゃ!しかもテーブルの上にも直に置いてるし~~~ そこ、食事する人多いんだぞぉ
何も言わずに見ているだけの親!ありえん!
“お祭りで買ったおもちゃ”って1週間もしないうちに飽きるのよね ま、知らんけど

これまた恒例 主催者白輪氏のトークショー

ボアコンが今回特定動物から外されなかったことがかなりくやしかったようで
次回へ意気込み(!?)


シャムワニ
野生下個体は絶滅の危機に瀕し、CITESもⅠ類なのですが養殖技術が確立され今や養殖個体は100万単位でいるのだそう
というわけで養殖個体は

こうなって
それを求める長蛇の列


おっと脱線 話を戻しまして

外来生物法とミドリガメの話も

これはかなり大きい♀ ウチのかめきちよりもずっと
ミドリガメに関しては何か目新しい情報が聞けるかと思いましたがそれはありませんでした
“動物商”という立場からの氏の思いは言葉の端々からうかがい知ることはできましたが

冬レプ2014 カメの巻はここでおしまい
その他の生きものは次回に続きます