チェーンメールは転送しないで！

昨日(13日)、友人から「救援物資のおねがい」と言うメールがきました。

「自衛隊の友達がいる友達からメールが届きました。
協力していただける方がいたらよろしくお願いします。
転送していただけるだけでも助かります。
よろしくお願いします。
以下、コピー文です。」

との書き出しで、自衛隊で救援物資を受付けているとして、送る品物や送る方法、窓口は各県庁ということで、被災地県庁の住所と電話番号、防衛庁の電話番号が書かれていました。

いわゆるチェーンメールです。

　　　　　

メールをくれた友人は何人かの人に同じメールを送ったようです。彼女はとってもやさしい人なので、言われた通りに救援物資を送るかもしれません。

これは大変！と、すぐに返信をしました。

「個人レベルでの救援物資はかえって迷惑になることが多いです。このテのチェーンメールはたとえ善意であれ、まわさなほうがいいそうですよ。特に電話番号が記載してありますが、問い合わせ電話は救援活動に支障をきたすことになります。このチェーンメールは私のところで止めますね。」

実は以前、彼女から献血依頼のチェーンメールが来たことがあるのです。その時は何も言わず私のところでメールを止めただけだったのですが、やっぱり教えてあげたほうが・・・。

送ったあとで、ちょっと後悔。
連日のＴＶ放送では、「避難者の方たちが今必要としているもの、不足しているもの、送って欲しいもの」などを切実に訴えています。

「これでよかったのかなぁ？」「よけいなことをしたかなぁ？」
メールの内容は確かに怪しいのだけど・・・

今日(14日)になって、新聞やテレビでチェーンメールのことを報道していました。震災に関係する多数のチェーンメールが飛び交っているそうです。いずれもデマで被災地を混乱させ、救援活動の妨害になるので、メールは転送しないよう注意を呼びかけていました。

チェーンメールについてはこちらをご覧下さい。
迷惑メール相談センター


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