古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

橿原考古学研究所附属博物館

2025年02月23日 | 実地踏査・古代史旅
初日はOさんと2人で富雄丸山古墳から天理市の杣之内古墳群を巡り、2日目はSさんとHさんを加えて4人で飛鳥を巡りました。まずはOさんの希望で橿原考古学研究所附属博物館に行くため、朝10時に近鉄の橿原神宮前駅に集合です。東口にあるレンタサイクル屋さんで電動チャリを借りて出発。



開催中の特別展「二上山にはじまりを求めて ―旧石器時代を知る、探る、考える―」の展示解説が始まると聞いたので、まずはそれを聞くことにしました。二上山と言えばサヌカイト、サヌカイトと言えば讃岐。その讃岐はOさんの地元です。私は旧石器時代のことを詳しく勉強したことがないので、解説をたいへん興味深く聞きました。ただ、1時間はちょっと長かった。私とOさんは何とか最後まで聞いていたものの、他の2人は休憩モードに入っていました。





二上山でサヌカイトが採れることはよく知られていますが、実際に採取できる場所は山腹ではなく山麓だということは知らなかった。



瀬戸内技法はちょっとだけわかった(かな)。


八尾南は25年前まで住んでいた。弥生時代、古墳時代の遺跡は知っていたけど、旧石器時代の遺跡があるのは知らなかった。




展示解説は面白かったのだけど、あまりに時間を費やしたために当初はじっくり見ようと思っていた常設展示を立ち止まることなく、文字通り駆け足での見学になったのは残念でした。

メスリ山古墳の巨大円筒埴輪は九州国立博物館で開催中の「はにわ展」に出張中でした。


ホケノ山古墳の画文帯神獣鏡。神獣鏡は神仙思想の象徴だと思う。


展示資料はすべて一級品。











今回で2回目だけど、この駆け足見学はちょっともったいなかったので、また来よう。

博物館の次はこれまたOさんの希望の場所、橿原神宮へ。私はじつに40年ぶりの参拝だけど、こんなに人が少ないのは初めて。




さて、この時点ですでに12時をまわっていたので、国道に出てすぐ近くのファミレスでランチタイムにしました。このあと、飛鳥までチャリを漕いでいくのでしっかりと腹ごしらえです。

(つづく)

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