古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

早生ミカンの買い出しに

2023年09月30日 | お出かけ
2023年9月最後の週末、和歌山県の有田までミカンの買い出しに行ってきました。自宅から片道2時間、和泉山脈を越え、紀ノ川沿いを走り、毎年の桃の調達で訪れるあらかわを通過、その後の県道18号線は山越えの難所、ようやくたどり着いた「道の駅明恵ふるさと館」。ここからの国道480号線沿いに無人の販売所が立ち並ぶと聞いて行ってみたものの、販売所はわずか3カ所。まだ時期が早いのだろうな。それでも次々とお客さんがやって来るということは、皆さんこの場所をよくご存じなのでしょう。



ひと袋100円の格安ミカンはどれも緑色した由良早生で大きいのから小さいのまでとりどり。食べてみると甘酸っぱくて美味い。2か所で買い込んで次のJAありだを目指します。途中、大きなのぼりの立つお店があったので寄ってみると、ここはひと袋350円、500円と少しお高い。それでも少し安くなっていた巨峰をゲット。

さらに走ると「どんどん広場」という販売所がありました。ちょっと覗いてくると言って店内に入っていった奥さん、なかなか出てきません。しばらく待っていると箱を抱えて出てきました。見ると、ミカンだけでなくてライム、すだち、レモンなどの柑橘類、さらには大きな冬瓜やピーマンなど、箱一杯のフルーツや野菜を買ってきました。値札を見るとどれも安いのです。このお店はおススメです。

JAありだの「ありだっこ」はひっきりなしに車が出入りしています。店内は売り場の半分がミカンという感じで、いろんな農家さんが収穫したミカンが並べられています。さすがに100円はないけど、120円、180円、200円、、、、どれも美味しそう。ここでもたくさん買い込みました。

帰りにもう一度、どんどん広場に寄って、今度はパンを購入、さらにはお店の横の露店でやっている焼き鳥屋さんで串を5本買いました(写真は1本づつ食べたあとです)。お客さんが入れ替わり立ち替わり買っていくので多分美味しいのだろうなと思ったのです。熱いうちにと隣の休憩所で座って食べてみると、しっかり歯ごたえのある地鶏で塩加減、焼き加減が絶妙な絶品焼き鳥でした。



さらに最初の無人販売所に行ってみると、どこも売り切れ、店じまいで追加購入できず、残念。それでも帰宅して買ったものを整理してみると、結構たくさん買っていました。これから毎日ミカン三昧です。楽しみ。









今回はワンコと一緒にドライブがてらのお出かけでしたが、さすがに往復4時間の走行でワンコはお疲れモード。帰りの車中は爆睡でした(笑)。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なら燈花会

2023年08月13日 | お出かけ
2023年8月12日、夕涼みがてら、奈良公園一帯で開催されている「なら燈花会」に行ってきました。14時過ぎに自宅を出て、途中、遅いランチをとって16時半頃に到着。奈良県庁の裏にある登大路駐車場に車を停めました。事前に駐車場をいろいろ調べてみたものの、奈良公園のどこへ行くにも近いこと、時間制限のない1日1,000円という料金、収容台数200台以上なのでおそらく満車にならないだろう、という読みもあって決め打ちで行きました。







まだ日が高い位置にあったので、興福寺周辺を散策しながら日暮れを待つことに。五重塔は修復中のために柵で覆われて近寄れなかったですが、三重塔があることを初めて知って見に行きました。








燈花会の見学は猿沢池からスタートです。日が暮れるとともにろうそくの灯がゆらゆらと輝き始めます。水面に写る五重塔が幻想的。




猿沢池を一周して浮見堂に向かいます。出店が並ぶ通りは大混雑の上に、火を使うお店も多く、気温が一気に上がります。浮見堂が浮かぶ池の周囲も人がいっぱいいますが、ここもまた幻想的。よく見るとたくさんのボートが浮かんでいます。





池を半周して橋を渡ります。ボートに乗ろうとする人が大行列。加えて狭い橋の上は写真を撮ろうとする人で大渋滞。でも、ここで写真を撮らない手はない。





次は浅茅ヶ原へ向かいます。広場一面にろうそく燈が並べられています。







道路を渡って浮雲園地へ。こちらはさらに広いところに敷き詰められたろうそく燈が何とも言えない雰囲気。






続いて春日野園地。ここが一番広くていい場所でした。




最後は東大寺へ行ったのですが、ここは13日・14日限定だったので中に入れませんでした。






日中はとんでもない暑さだったけど、夜になると意外に涼しくて過ごしやすかったです。1万歩以上歩いたけど疲れることもなく、心地よい時間を過ごして帰宅しました。




↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まきむく 1Day Walking Tour

2022年11月04日 | お出かけ
2022年10月29日、古代史仲間の先輩の大学の同級生の皆さんとともに纒向を歩いてきました。当日は絶好の行楽日和、爽やかな秋晴れのもとで心地よい1日を過ごしました。8月頃に先輩から相談があって、プラン作りをお手伝いし、さらにはガイドブックを作成して皆さんに差し上げました。



今回の参加メンバーは私と先輩、あとは先輩の同級生5名(女性4名、男性1名)の計7名となりました。朝9時過ぎにJR三輪駅に集合し、まずは纒向遺跡の情報をインプットするために桜井市立埋蔵文化財センターに向かいました。




学芸員さんに説明をお願いしたところ、快く引き受けていただき、20分ほどの解説を皆で聴きました。




1時間ほど滞在したあと、大神神社に向かいます。大鳥居をくぐって参道を歩いて10分ほどで到着。二の鳥居の先に延びる砂利道の参道はひんやりとして気持ちのよい空間でした。境内脇の階段横に立っていた石標をみて、大神神社が史跡に指定されていることを初めて知りました。






大神神社は三輪山がご神体のために本殿がありませんが、立派な拝殿が建っています。休日ともなると参拝の方々で賑わうのでなかなか人が写り込まないように写真を撮るのは難しいのですが、たまたま誰もいない一瞬があったのはラッキーでした。



参拝後は少し時間が早いめのランチです。以前に先輩と来た時に行ったお店のそうめんが美味しかったので、今回もそのお店を予約してくれていました。今回はにゅうめんと柿の葉寿司のセットをいただきました。




食後は再び境内に戻って山辺の道に入り、三輪山の山麓をまわり込むように20分ほど歩くと檜原神社に到着です。ここでは地元のボランティアガイドさんが説明をしてくれました。境内の正面、奈良盆地の向こうに見える二上山の雄岳と雌岳の間に夕陽が沈む様子を写真に収めようと、その日になると境内に三脚が立ち並ぶのだと言います。みんなが一斉に神様にお尻を向けるんだと思うとそっちの光景を見たくなります。







参拝後は境内前にある茶店で休憩です。いつもの古代史旅なら時間を惜しんで次から次へと遺跡や神社を巡るのですが、この日のようにのんびり、ゆったりと過ごすのもいいなあ、と思いました。



ひとしきり休憩した後は急な坂道を下ってホケノ山古墳に向かいます。途中、道路沿いを流れる巻向川の水の透明度に一同で感激です。振り返るとすぐそこにそびえる三輪山から流れ出る山水なので、人の手で汚されていないまさに清流と言えます。そのまま飲めそうです。そんな清流を眺めながら歩いていると、ホケノ山古墳への曲がり角を行き過ぎてしまいました。

ホケノ山古墳では皆で墳丘からの眺望を楽しみました。目の前には次に行く箸墓古墳、振り返ると三輪山が見え、周囲をよく見ると古墳だらけです。埋蔵文化財センターで学芸員さんから聴いたことを思い出しながら古代を感じてきました。







ホケノ山古墳から箸墓古墳はすぐそこです。古墳の南側の道路右手、すぐにでも登っていけそうな墳丘を見上げながら拝所まで歩きます。




ちょうど前方部の南側の角を右に曲がると拝所が見えます。今回訪ねた中では、卑弥呼の墓とも言われるこの箸墓古墳がいちばん関心が高かった様子です。




拝所の左手の土手を上ると古墳の北側に出ます。古墳の南側と北側でまったく景色が異なるのが面白いですね。




交通量の多い箸中の交差点を渡ったところにある「日本一たい焼き」というお店で再びの休憩です。一度食べてみたいと思っていたのでここに立ち寄ってもらったのは有難かったです。しっぽの先まであんこが詰まっているので、しっぽから食べてくださいと言われ、そのようにすると確かにその通りでした。




さて、そろそろツアーの終盤です。予定では最後の目的地になる纒向遺跡の中心地、辻地区の居館域に向かいます。ここは何年か前に綺麗に整備されて大型の建物が並ぶ様子をイメージできるように柱が復元されましたが、個人的には整備前の原っぱの状態のほうが好きでした。





あらてめてこの場所に立ってみて、巻向山や三輪山、3~4棟の大型建物、すぐ目の前の他田天照御魂神社の位置関係などから、ここはおそらく太陽神祭祀が行われた場所なんだろうな、ということを感じました。それで、最後に予定になかった他田天照御魂神社へ行くことにしました。






第30代敏達天皇の宮である訳語田幸玉宮(おさたのさきたまのみや)があった場所とされ、さらには敏達天皇が設置した日祀部が置かれた場所ともされています。ちょうど伊勢神宮や天照大神を勉強したところなので、いろいろと考えて感じることができました。

さて、以上でこの日のツアーは終了です。ケガもなく無事に終われて何よりでした。JR巻向駅で解散し、私と先輩を除く皆さんが奈良方面への電車に乗って帰られました。今回の企画、果たして満足してもらえたのでしょうか。天気がよくて心地よい汗をかいて、会話が弾んだことは間違いないので、それだけでもホッとしました。







↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西吉野の柿

2022年10月31日 | お出かけ
2022年10月吉日、美味しい柿を手に入れようと奈良県五條市西吉野まで車で走りました。五條市は日本有数の柿の産地で、柿シーズン真っ只中になると、幹線道沿いに出る柿販売所などで美味しい柿を安く買うことができます。

この日はFacebookで見つけた山の中にあるカフェ「こもれび」にも行ってみようと思って、国道168号線からフルーツロードに入り、さらに横道に外れて山道を登って、ほぼ終点にあるお店に辿り着きました。ところが残念なことにカフェはお休み。しかたなく周辺をワンコと一緒に散策して絶景を堪能して車に戻ったところ、駐車場横の柿農家さんが柿の販売を始めていました。






大きくてオレンジ色のつやつやした柿が並びます。この時期は刀根早生という品種です。形や大きさの整った柿が並べられた大小の箱があり、どれも市価よりも安いと思ってみていたのですが、お店の端っこにあった収穫用の大きなカゴに無造作に入れられた柿が目に留まりました。「訳アリ柿、詰め放題150円」と書いてあります。少し傷があったり、柔らかくなったりしていますが、自宅用なら問題なく、ほぼ訳ナシ柿と言ってもいいものが大半です。奥さんは迷うことなく袋に詰め始めました。結果、なんと15個も詰めることができ、1個あたり10円で手に入れることができました。詰めればもう少し入ったんだけど、とは奥さん談。柿選びに必死になって写真を一枚も撮らなかったことが悔やまれます。でも、11月になると富有柿が出ると聞いたので、そのときに写真を撮ってきたいと思います。

はるばる来たのでそのまま帰るにはもったいなくてドライブがてら、一の木ダムに立ち寄ってワンコの散歩をし、そのまま柿博物館へ行きました。






柿博物館はご覧の通り、まさに柿でした。入館無料で、200種類もの品種の柿の実の実物を並べていて、この季節ならではの展示に驚きました。隣には「果樹・薬草研究センター」があって、山の斜面に設けられた試験農場で研究のための栽培がおこなわれていました。






さて、目当てにしていたカフェが休みだったので、まだお昼ご飯を食べていません。車に戻って、柿博物館でもらってきた五條市の観光マップを見て、国道24号線沿いにある「Spoon」というカフェに行くことにしました。

山を下りる途中にこんなものを見つけました。柿の産地ならでは、と思うものの、何のための物かはよくわかりません。



「Spoon」はなかなかかわいいお店で、注文したハンバーグランチとミックスフライランチも満足のいくものでした。







山の上のカフェがお休みだったのは残念でしたが、美味しい柿を格安価格で買うことができ、一の木ダムや柿博物館でのんびりした時間を過ごし、大満足のランチもいただき、なかなか良い一日を過ごすことができました。









↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開のチューリップ

2022年04月10日 | お出かけ
2022年4月10日、自宅から車で30分ほどのところにある和泉リサイクル環境公園を訪ね、満開のチューリップを堪能してきました。この公園は季節ごとに違う花を楽しむことができる公園で、これまで何度も来ているところです。この日はチューリップが満開だとネットで見て訪ねることにしました。

















チューリップだけでなく、ムラサキハナナや菜の花も満開でした。ムラサキハナナという花、遠くから見るとラベンダーと見間違えます。











芝桜もきれいに咲いていました。



鉢植えの花も満開。







少し離れたところにある日本庭園でもしだれ桜や桃や黄梅が咲いていました。













雲ひとつない青空、心地よい風、ぜいたくな癒しの空間を閉園の17時まで存分に楽しみました。来月はポピー、ラベンダー、バラ。また来よう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤原宮跡と馬見丘陵公園

2022年04月03日 | お出かけ
2022年4月2日、満開の桜を観に行こうと思って考えた行き先が、藤原宮跡と馬見丘陵公園。いずれもFacebookの「奈良の秘密教えてちょ!誰も知らない自分の秘密の奈良をどんどん教えてください!《公式》」というグループに見事な写真がたくさん投稿されていたことが決め手となりました。

藤原宮跡に11時前に到着すると、すでにたくさんの人出です。心配していた駐車場も幸運にもすぐに停めることができました。ここの見どころは桜と菜の花のコラボレーションです。少し残念だったのが花曇りの空模様。青い空ならもっとキレイだったろうなあ。





耳成山が綺麗に見えますが、曇っているのが本当に残念。


醍醐池ごしに見える畝傍山。


香久山です。持統天皇の歌碑が建っていました。

「春過而夏来良之白妙能衣乾有天之香来山」

大和三山に加えて、なんと遥か向こうに二上山も見えました。


昨年9月に来た時に発掘調査が行われていた大極殿跡の裏側(北側)はすでに埋め戻されていました。


こちらが昨年の写真です。



結婚式の前撮りや小学校の入学記念など、あちこちで記念撮影が行われていました。菜の花畑をゆっくりと一周して1時間ほどのんびりと過ごしたあと駐車場に戻りました。ランチのお店を探して決めたのが橿原にある「ピッツェリア ラッソ」。数分で到着すると、またしてもラッキーなことに駐車場が1台分だけ空いていました。パスタを大盛りにして、デザートもセットにして、満腹、満足のランチになりました。






さて、橿原をあとにして馬見丘陵公園に向かいます。広大な馬見丘陵公園にはたくさんの駐車場があるのですが今回は南口駐車場に停めて端から順に歩くことにしました。いきなり目に入ったのがチューリップです。





来週から始まるチューリップ祭りに備えて「これでもか」というくらいにチューリップが植えられています。桜を観る前にテンションが上がります。




そうそう、この馬見丘陵公園は馬見古墳群を公園として整備した場所なので、公園内のあちこちに古墳があります。今回、公園を散策しながらたくさんの古墳も見て回ったのですが、古墳の紹介はあらためて記事を書こうと思うので、ここでは桜とチューリップのコラボをお楽しみください。

















この日は朝からたくさんの桜に加えて、菜の花、チューリップ、ユキヤナギ、パンジー、桃、、、たくさんの花を楽しむことができ、桜三昧、花三昧の一日、最後は綺麗な夕陽で締めることができ、充実の一日となりました。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭山池への散歩

2022年01月23日 | お出かけ
2022年1月22日、寒さが和らいだ快晴のこの日、ワンコの散歩を兼ねて狭山池まで歩いてきました。自宅から狭山池まで3キロ、狭山池一周が2.8キロ、往復で計9キロほどの軽く汗ばむロングウォークとなりましたが、気持ちの良い散歩でした。

池の南側、西除川が流れ込むところにたまった砂を取り除くために池の水が抜かれていました。


池の北側にあるダムの手前にはまだまだ水が残っています。




堤防上からは大阪府と奈良県との境にある葛城連山が見渡せ、西側の堤防から二上山、葛城山、金剛山の山並みを臨むことができます。


狭山池は日本最古のダム式ため池とされ、以下のように日本書紀や古事記にも記載があります。

『日本書紀』崇神天皇62年7月2日の条
農、天下之大本也、民所恃以生也。今河內狹山埴田水少、是以、其國百姓怠於農於農事。其多開池溝、以寛民業。

農業は天下の大本である。人民が頼みとして生きるところである。今、河内の狭山の埴田には水が少ない。それでその国の農民は農業が出来ない。そこで沢山の池や水路を開発して、民の業を広めよう。

『古事記』垂仁天皇の段
印色入日子命者、作血沼池、又作狹山池、又作日下之高津池。

印色入日子命(いにしきいりひこ)は血沼池を作り、また狭山池を作り、また日下の高津池を作った。


大阪府南部の南河内や泉州地方にはため池がたくさんあります。瀬戸内式気候で雨が少なく、古代から灌漑に労を要した地域です。狭山池は1704年(宝永元年)に奈良盆地から大阪平野に流れ出す大和川が西に向かってまっすぐ大阪湾に流れるように付け替えられるまで、現在の大阪市域に至る80か村、約55,000石を灌漑していたそうです。

古来、何度も改修が重ねられ、最近では平成の大改修によって近代的な灌漑施設に生まれ変わると同時に池の周囲が公園として整備され、近隣住民の憩いの場となっています。

また、2001年に池の北側に狭山池博物館が開館し、改修の際に出土した灌漑用の施設や巨大な堤防断面剥ぎ取り標本などが展示され、狭山池の開発や維持運営の歴史、土木技術の発展などを学ぶことができます。







狭山博物館は10年ほど前に見学したのですが、それ以来行っていないので、機会を改めて行ってみようと思います。









↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧東海道を歩いて鈴ヶ森刑場跡へ

2020年07月19日 | お出かけ
2020年7月19日、今回の週末遠足は近場で済ませることになりました。どこかの遺跡か博物館へ行こうと思っていたのですが、東京でのコロナの状況がよくないのを考慮して電車に乗ることも人ごみに出ることもやめて、毎朝の散歩コースを延長して少し歩こうと思い、旧東海道を南下して第一京浜と合流するあたりにある鈴ヶ森刑場跡まで1時間ほど歩き続けました。途中の鮫洲駅を過ぎたところで立会川河口の勝島運河へ出ました。今日はスカッとした青空と運河を抜ける風がほんとに心地よかった。









運河の隣にある新浜川公園には「浜川砲台の大砲」が復元されていました。京急の立会川駅のあたりは土佐藩の下屋敷があったところで、1853年のペリー来航の後、アメリカによる江戸侵攻に備えて立会川河口左岸に浜川砲台が設置されました。品川沖に台場が建設されたのと同じ時期です。この砲台建設には坂本龍馬が関わっています。





このあたりに砲台が建設されました。右側に立会川の水質改善のための施設がありますが、壁面に龍馬の絵が描かれています。



私は幕末の歴史は詳しくないのですが、ペリー来航の頃、龍馬は土佐藩下屋敷にいて江戸の警護を担当していたそうです。そのために浜川砲台建設にも関わることになりました。龍馬のマスク、必要かな。





立会川に架かる浜川橋は別名「泪橋」と呼ばれます。江戸府内から鈴ヶ森刑場に運ばれる罪人をひそかに見送る親族がここで涙を流して別れを告げたことが由来だそうです。





泪橋から10分ほどで鈴ヶ森刑場に到着です。















実はここに来るのは3度目なので、あまり長居することなく戻ることにしました。帰りは旧東海道を外れて品川区民公園に向かいました。公園内のグランドでは少年野球の試合をやっていたので1時間ほど観戦しました。なかなか面白かったです。



この公園も羽田空港への着陸ルートにあたっていて、3時を過ぎた途端にひっきりなしに上空を飛行機が通り過ぎていきます。



午後1時過ぎに自宅を出て、鈴ヶ森にタッチして、少年野球観戦を経て、帰りに買い物を済ませて、帰宅したのが5時過ぎでした。4時間ほどで約13,000歩の遠足となりましたが、天気が良くて気持ちのいい1日を過ごしました。


↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。

古代日本国成立の物語 ~邪馬台国vs狗奴国の真実~
小嶋浩毅
日比谷出版社




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北品川からお台場までの遠足

2020年05月30日 | お出かけ
2020年5月30日、コロナ自粛生活もほぼ2カ月が経過しました。緊急事態宣言が解除され、世の中は徐々に日常を取り戻しつつありますが、わたしの会社は今も出社を抑制し、原則として在宅勤務を継続中です。そんな状況下での快晴の土曜日、運動と気分転換を兼ねて遠足に出かけました。自宅のある北品川を朝の9時前に出発して、芝浦からレインボーブリッジを渡り、お台場でランチをとって、再びレインボーブリッジを経由して15時半頃に戻ってきました。トータルで約21,800歩。よく歩きました。

レインボーブリッジまでおよそ40分。




サウスルート側のエレベーターで上がりました。吹き抜ける風が何とも心地よい。


すぐ横を猛烈なスピードで車が走る。トラックが多かった。


左手に台場が見えます。これは第六台場。




さらに進むと第三台場がすぐそこに。

ここはこれまでに2回来たことがあるのですが、あまりに緑が鮮やかだったので今日も行ってみようと思ったのですが、、、



振り返ると。


橋を渡り終わって第三台場へ行こうと思ったものの、長く続く壁に遮られて行けそうにない。ほとんど色の抜けた貼り紙を眼を近づけて見ると、オリンピック準備のために第三台場を含めて台場ビーチへの立ち入りができないことになっていました。そういえば、ここは確かビーチバレーの会場になるんだったな。今日のところは残念、あきらめるしかない。

さて、お台場に来たからには、というわけでもないけど気がつけばそこにいたので撮りました。


ビーチ側に出ると一部だけ開放されていたので行ってみました。


お台場からみるレインボーブリッジは絵になります。


時刻は11時半。ここでランチにするか、戻ってからにするか、考えながら歩いているとジョナサンがあったので入ることにしました。たっぷり休んで体力も回復、気合を入れて帰路につきました。

帰りはノースルートです。


右手にスカイツリーが見えます。




たぶん豊洲市場。


左手には東京タワー。

ノースルートもなかなかナイスビューです。

さて、今日は第六台場と第三台場を見ました。実は先週、第四台場跡を見たところだったので、品川台場の復習をしようと思いました。

第四台場跡。

第四台場は取り壊されて、跡地にシーフォートスクエアができました。第一ホテル東京シーフォートが建っています。台場で使われていた石垣が再利用されているそうです。

たぶんここです。


引き潮になると石がたくさん見えます。たぶん、これらも台場の名残りだと思います。


品川台場は、鎖国中の1853年にペリー艦隊が来航して開国を迫られ、翌年の再訪に備えて急ピッチで全11基(12基とも)が建設されることになったものです。翌年までに完成したのが、第一、第二、第三、第五、第六と御殿山下台場の6基です。第四台場は間に合わず、その数年後に完成をみたそうです。すべて海上に建設する計画でしたが、間に合わせで海岸に造られることになったのが御殿山下台場です。その御殿山下台場の跡地には品川区立台場小学校ができました。





左下に台場小学校があります。五角形になっていることから台場があったことがわかります。

天王洲アイルの右上の尖がったところが第四台場跡です。

第一台場、第五台場は品川埠頭建設の際に取り壊され、さらには第三台場の近くにあった第二台場や建設途中だった第七台場も取り壊されました。第七台場はお台場からレインボーブリッジに入るあたりにあったようです。

以前に品川歴史館を見学したときに見た展示パネルで、こちらがそれぞれの台場がどこにあったのかを示す図。


これは台場の埋め立ての構造を示す図です。


いやー、それにしてもよく歩いた。出発前は帰りは品川シーサイドまでりんかい線に乗ろうかな、なんて考えていたのですが、この機会にサウスルートとノースルートの両方を見ておきたいという気持ちが勝ちました。満足感いっぱい&心地よい疲労感で戻ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする