7月10日 幌尻岳登頂
7月11日 トムラウシ登頂
7月12日 予備日 山の予定が終わったので、今日は観光でもしよう。
7月12日、朝からしっかりと雨降り。
登山の予定がずれていたら山に登れず帰京することになったかもしれない。
今回の北海道はついていた。
どこにいこうか。
道路地図を見ながら考える。
富良野に行って北の国からのロケ地観光でもあるまい。
(北の国からは見ていなかった。)
そうだ、海を見よう。
日高の山を取り巻く太平洋。
その突端の襟裳岬に行ってみよう。
そのまま海沿いに千歳に帰ることにしよう。
まずは太平洋に面する広尾町に出る。
そこから南下して襟裳岬を目指す。
早朝の雨の海。
名もない寂しい漁村。
日高側の山と海に挟まれた百人浜の原。
襟裳岬の突端に降りる道。
もうすぐそこ。
襟裳岬。
雨で風も強く誰もいない。
春ではないが森進一の「襟裳岬」のイメージぴったり。
襟裳の~♪ 春は~ ♪ 何もない春ですぅ~ ♪
風の記念館などあるがパス。
風が強く、雨のせいで寒いぐらいの天気。
すぐに土産物屋の食堂には行って襟裳ラーメンを注文。
食堂のご主人曰く「今日の風は15~6m/sくらい。大した風ではない。」とのこと。
風は台風並みの印象であった。
磯の香りが強い塩味のラーメン。
自分の好みである。
さて、次は海沿いに北西に走り、静内温泉に入ろう。
相変わらずの天気。
静内温泉の入り口で「休館中」との看板。
なんてこった。
それじゃー、新冠町のレ・コードの湯に入ろう。
現地に着くと「ボイラー修理中につき、午後からの営業となります。」とある。
あらら。
もう、千歳まで温泉なんかないぞ。
地図をじっと見ていると、幌尻に行く途中の平取町に二風谷ファミリーランドなる温泉がある。
最後の頼みの綱、行ってみよう。
ありました。
平取温泉(びらとりおんせん)です。
平取町老人福祉センターとある。
こうなればもうどこでもよい。
500円の入湯料を払って、さっぱりとする。
お風呂の後は、平取町の特産びらとり和牛、安いカットの定食をいただく。
まだ運転があり、一杯やれないのが残念。
海を見てラーメン食べて風呂に入って飯食って・・・・・。
ホントに山以外は調査が足りないな。
しかし、自分はこれでも北海道観光をした・・・・・と思っています。