平成24年7月10日(火)午前10時18分
幌尻岳の山頂到着。
まったく展望はなかった。
残念である。
標高2052m・幌尻岳の山頂標。そして三角点。
お決まりのパチリ1枚は撮っておかなければ。
晴れそうで晴れない・・・・・。
山頂動画 ぐるり1周 ↓
おそらくツアーのハイカー団体。
お行儀よく座ってお弁当を食べているのかな?
展望もない。
今日は17時の最終シャトルバスに乗りたいので早々に下山開始する。
下り始めるとすぐに新冠への分岐地点。
下山路は長い。
ときおり振り返って幌尻岳を確認するが、やはりその全貌を現さない。
下山路右側(北カール側)には素晴らしい花畑が広がる。
なんとなく南アルプスの仙丈岳の雰囲気に似ているかも・・・・。
北カールにはまだ雪が残っている。
天気が悪いとこのカールに降る雨が一気に額平川に流れ込み増水して下山が困難になる。
今日はそのようなことはなさそうだ。
苦しかった登りも下りは早い。
幌尻岳から北に続く戸蔦別方面の稜線。
ガスは晴れない。
幌尻山荘に戻る。
シャトルバスの時間は十分ある。
お昼御飯は、昨日夕刻に羽田で購入した「みち子の・・・・・焼き鯖寿司」。
この押し寿司、消費期限が長く(本日のPM6時までとなっている)持ち運びに便利な
コンパクト空弁で、鯖には脂がしっかりのっており、アブラーの自分は大満足。
デポしてあった荷物を回収し、沢靴に履き替え渡渉の繰り返しの額平川に向かう。
水量は行きと変化なし。
てくてく下る。
登山靴に履き替えるとすぐに取水設備に到着。
長い林道歩きの始まり。
行きは張り切っていたが、帰りは足取りが重い。
しかし、時間には余裕がある。
とぼとぼと歩き続ける。
途中、名もない滝などを眺めながら「第1ゲートまで0.5km」の表示を見てからの
最後の500mが一番長かったような気がする。
ようやくと第2ゲートのシャトルバス乗り場に到着。
今朝、同じバスでご一緒だった奈良県のNさんが寝転がってバスを待っていた。
今日の日帰りはNさんと私の2名。
健脚のNさんは29日から北海道入りして、山歩きを続けている。
この幌尻岳の登山では自分と同じように幌尻山荘の予約をしていたが無駄になった。
予定ではもう1名乗車のはず。
しかし、定刻の5時になっても現れず、そのまま出発。
おそらくもう1名の方は、幌尻山荘に泊まったと思う。
万一、バスに間に合わなかったとしてもバス乗り場にはプレハブの小屋があり安心。
真っ暗な夜道をビクビク熊を恐れながら20km以上とよぬか山荘に向かって歩く必要はない。
気のせいか乗客2名のシャトルバスは飛ばしていたように思う。
とよぬか山荘には6時前に帰着。
帰りの林道が長かった幌尻岳。
晴れていればきっと素晴らしい稜線を楽しむことができたであろうに残念だった。
■今回のコースタイムです。
03:00 とよぬか山荘 シャトルバス乗車
04:08 第2ゲート シャトルバス終点
04:37 第1ゲート
05:38 取水設備
07:09 幌尻山荘
08:30 命の泉
10:18 幌尻岳山頂
12:30 幌尻山荘
14:23 取水設備
16:09 第2ゲート シャトルバス乗場
18:50 とよぬか山荘
今日のルートです。↓ (地図クリックで大きく表示されます。)
日本百名山 第77座 幌尻岳 終わりました。
さて、続いてトムラウシ岳を目指します。
トムラウシ温泉・短縮登山道入り口に移動します。