平成25年10月10日(木)
いよいよ薬師岳山頂間近。
2万5千分の1地形図に避難小屋と記されているところ。
実際には2帖ほどで屋根も入口扉もありません。
ガスって展望のない稜線をしばらく進むと・・・・。
今度こそ薬師岳の山頂。
ようやく着いた薬師岳山頂。そして三角点。
お社が立派だがガラスが割れている。
これからこのまま寒い冬を越すのだろうか、少し心配です。
薬師岳山頂でお決まりのパチリ1枚。
しかし景色は全くダメ。
台風一過の晴天を期待したが残念でした。
山頂からのぐるり1周動画 ↓ (何も見えませんが・・・・・)
一瞬見えた鍬崎山?
中央カール。
ますの寿司を1つ食べて下山です。
有峰林道の通行時間規制がありますのでのんびりはしていられない・・・・。
(もっとも景色が全く駄目ですから)
苦労して登った道をすたすた。
ここはだだっ広いのでガスが出たら方向を誤りやすい。
薬師山頂方面を振り返る。
少し、ガスが薄くなってきたかしら。
鮮やかさに欠けるが奥黒部の紅葉。
すぐに薬師岳山荘に。
山頂まで50分とあったが、登りでは1時間もかかってしまった。
薬師沢の右俣。
蔦谷。
ありゃりゃ、山頂のガスが切れた・・・・。
まあ、仕方がない。
北アルプス最奥の鷲羽岳とワリモ岳。(右:アップ)
薬師平。気持ちの良い平原です。
薬師峠。
ここで腰を据えて昼食。
峠下に立派なトイレと水場がありました。
太郎平への登り返し。
すぐに太郎平小屋に到着。小屋の前から見える薬師岳山頂は再びガスの中。
先を急いで下山開始。太郎坂を一気に下ります。
本当によく整備されています。
明るくてさえぎる物のない素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
夏は暑くてたまらないかも。
三角点のベンチ。すっかり乾いていたのでベンチに腰を掛け小休止。
きつい下りが続き、登山口近くに十三重の塔の慰霊碑があります。
昭和38年、後にサンパチ豪雪と呼ばれるドカ雪で、北アルプス薬師岳を登山中の
愛知大学山岳部13人が全員死亡した痛ましい事故があったそうです。
折立の登山口に無事帰着。
駐車場はガラガラ、通行制限の時間には充分余裕がありました。
有峰湖を挟んで薬師岳方面の山並を見納めて東京までの長い帰路につきました。
山頂では展望に恵まれず残念でしたが、雄大な北アルプスを感じ素晴らしい自然でした。
太郎平小屋を起点にうろうろと徘徊?をしてみようと思います。
■今回のコースタイムです。
03:06 折立登山口
04:44 1870m三角点
07:04 太郎平小屋
08:58 薬師岳山荘
09:59 薬師岳山頂
11:41 薬師峠
12:16 太郎平小屋
13:39 1870m三角点
14:39 折立登山口
■今日のルートです。(クリックで詳細図になります。)
■そして今回の費用です。
2900円 八王子IC~松本IC
400円 安房峠道路通行料
1800円 有峰林道通行量
400円 安房峠道路通行量
2450円 松本IC~八王子IC
5400円 ガソリン代(走行距離634.9km。燃費18.0km/L・ガソリン155円/Lとして)
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13350円 合計(飲食費含まず)
日本百名山 第99座 北アルプス・薬師岳 終わりました。
100名山完登までいよいよあと1座、剱岳を残すのみとなりました。
もう、雪の季節になってしまいます。
そうなると自分にはお手上げ。
10月中にラストチャレンジをしてみたいと思っていますが天気がどうも・・・・。
来週は山は雪かもしれない。
そうなれば、1年後の挑戦となってしまいますが、それもまたよし。
どうなる事やら、目指せ100名山。