アエネアスは、トリタスの逗留が決まり、広間の焚き火を囲み話し込んだ。
アンテウスがリストと現品を照合しているところに、オロンテスが声をかけてきた。
『アンテウス、どうだ。作業の方は終わったか』
『あっ!オロンテス棟梁。いま、リストと現品を照合していますが、もう終わります』
『おうっ、どれどれ。お前、大変だったな。これだけの量だ、仕分けが大変だったろう。明日から三日間忙しいぞ』
『判りました。作業の段取りは、もう出来ているのですか』
『いや、それはまだだ。セレストスとリュウクスを呼んでくれ』
オロンテスは、木板に書き込まれた品目と量に目を通した。
『棟梁、二人が来ました』
『おう、お前ら、今日はご苦労であったな。今夜夕めしを終えたら、明日からの作業の段取りを打ち合わせる。いいな。三人は広間のほうへ来てくれ』
『判りました』 三人は声をそろえて返事をした。
オロンテスは、書き込まれている品目と量を入念に読み取った。
『う~ん、なかなか大変な量だな』
彼は、目論んでいる作業の段取りを思案した。
イリオネスは、パリヌルスとオキテスに声をかけた。
『おう、お前ら二人、何でそんなに力んでいるのだ。航海日程は出来上がったか』
『出来ました。海も川のように、北から南に向けて流れていてくれたら、楽なのになあ~と、つくづく思いますよ』
アンテウスがリストと現品を照合しているところに、オロンテスが声をかけてきた。
『アンテウス、どうだ。作業の方は終わったか』
『あっ!オロンテス棟梁。いま、リストと現品を照合していますが、もう終わります』
『おうっ、どれどれ。お前、大変だったな。これだけの量だ、仕分けが大変だったろう。明日から三日間忙しいぞ』
『判りました。作業の段取りは、もう出来ているのですか』
『いや、それはまだだ。セレストスとリュウクスを呼んでくれ』
オロンテスは、木板に書き込まれた品目と量に目を通した。
『棟梁、二人が来ました』
『おう、お前ら、今日はご苦労であったな。今夜夕めしを終えたら、明日からの作業の段取りを打ち合わせる。いいな。三人は広間のほうへ来てくれ』
『判りました』 三人は声をそろえて返事をした。
オロンテスは、書き込まれている品目と量を入念に読み取った。
『う~ん、なかなか大変な量だな』
彼は、目論んでいる作業の段取りを思案した。
イリオネスは、パリヌルスとオキテスに声をかけた。
『おう、お前ら二人、何でそんなに力んでいるのだ。航海日程は出来上がったか』
『出来ました。海も川のように、北から南に向けて流れていてくれたら、楽なのになあ~と、つくづく思いますよ』