『班長は、オキテスと俺とで決める。いいな』
『おう、それでいい』
オキテスは承諾した。
『ドックス、そういうわけだ。このたびの新艇建造に携わった者たちの中から、先ほどオキテスが言ったように12~3人選んで、明後日の打ち合わせに出席させてくれ』
『判りました』
『班長役の5人は、オキテスと俺が任命して、当日出席させる』
『了解しました』とドックスは答えた。
『ご両人、これでいいかな?』
『おう、それでいい。承知した』
オキテスが答えて、三人の打合せが終わった。
これを見計らったように、イリオネスが帰ってきた。
『おう、お前ら、話は終わったのか?君らに伝えておく、統領のイデー山行きの日程を決めた。明日にでもスダヌスに使いの者を向かわせたい』
『ほう、そうですか、統領のイデー山行きが決まりましたか。いつになりましたか?』
『三日後の朝、出発してその日は、スダヌスの浜まで行く予定にしている。新艇を使いたい、いいか?』
『いいですとも、是非お使いください。ギアスと彼の漕ぎかたを使ってください』
『おっ!それはありがたい、その様にする。出発から帰ってくるまで、出入り五日ぐらいを予定している』
『判りました。私たちの打合せも終わりました。これで引きあげます』
『そうか、ご苦労であった』
『明後日の午後には、班長副長格の者たち15名ほか4名くらいで班編成の長となるものを決めます。統領と軍団長に引き合わせます。任命をお願いします。また、ガリダとの予備交渉も始めます。そのように段取りしています。以上です』
『判った!』
『この仕事に関するマインドは『最新にして最良の新艇を造る』です。これを旗心として、この仕事に携わる全員が懸命に業務の遂行に励みます』
『おう、そうか。最善を尽くしてくれ。俺のやることがあれば何でも言ってくれ』
イリオネスは話を結んだ。
『軍団長、私たちはこれにて話は終わりました。明後日の午後には、統領と軍団長に新艇の建造計画、工程のあらましを報告いたします』
三人は、軍団長の宿舎をあとにした。
『おう、それでいい』
オキテスは承諾した。
『ドックス、そういうわけだ。このたびの新艇建造に携わった者たちの中から、先ほどオキテスが言ったように12~3人選んで、明後日の打ち合わせに出席させてくれ』
『判りました』
『班長役の5人は、オキテスと俺が任命して、当日出席させる』
『了解しました』とドックスは答えた。
『ご両人、これでいいかな?』
『おう、それでいい。承知した』
オキテスが答えて、三人の打合せが終わった。
これを見計らったように、イリオネスが帰ってきた。
『おう、お前ら、話は終わったのか?君らに伝えておく、統領のイデー山行きの日程を決めた。明日にでもスダヌスに使いの者を向かわせたい』
『ほう、そうですか、統領のイデー山行きが決まりましたか。いつになりましたか?』
『三日後の朝、出発してその日は、スダヌスの浜まで行く予定にしている。新艇を使いたい、いいか?』
『いいですとも、是非お使いください。ギアスと彼の漕ぎかたを使ってください』
『おっ!それはありがたい、その様にする。出発から帰ってくるまで、出入り五日ぐらいを予定している』
『判りました。私たちの打合せも終わりました。これで引きあげます』
『そうか、ご苦労であった』
『明後日の午後には、班長副長格の者たち15名ほか4名くらいで班編成の長となるものを決めます。統領と軍団長に引き合わせます。任命をお願いします。また、ガリダとの予備交渉も始めます。そのように段取りしています。以上です』
『判った!』
『この仕事に関するマインドは『最新にして最良の新艇を造る』です。これを旗心として、この仕事に携わる全員が懸命に業務の遂行に励みます』
『おう、そうか。最善を尽くしてくれ。俺のやることがあれば何でも言ってくれ』
イリオネスは話を結んだ。
『軍団長、私たちはこれにて話は終わりました。明後日の午後には、統領と軍団長に新艇の建造計画、工程のあらましを報告いたします』
三人は、軍団長の宿舎をあとにした。
