ハニタスがオロンテスに声をかけてくる。
『いやあ~、オロンテス殿、木札のことですが、すごく大量でしたな。びっくりしました、驚きました。今日いただいた分と先日分を合算して、明後日、銀貨をお渡しいたします。それでよろしいですね』
『結構です。よろしく願います。銀貨の受け取りが、明後日ですね、解りました』
『トミタス、今日の木札の受領証、オロンテス殿に渡してあるな?』
『はい、お渡ししてあります』
木札引き渡しの件は終わっている。その件についてのハニタスのクロージングであった。
オキテスとオロンテスは、価格決めの話し合いの結果を持ってニューキドニアの浜に帰った。
『おう、オロンテス、パリヌルスが浜にいるではないか。丁度いい具合だ。打ち合わせを終えてから軍団長の宿舎の方へ行こう』
『判った。そうしよう』
『おう、パリヌルス、今帰ったぞ。今日は、はなはだ、ご苦労であった。用件を済ませたあと、一行に集散所を見学させたのか。彼ら、喜んだろう』
『あ~あ、彼らにとって、初めての集散所だもんな、その答えは然りだ』
『ところでだな、向こう三日間のスケジュールだが、びっしりだ!三日後には、新艇価格決めの最終打ち合わせ、明後日は、木札交換の銀貨の受け取り、これはオロンテスの役務だが。そのようなわけだ。そこで明日は、当方の新艇価格決めを統領以下五人でやらねばならん。お前の意向はどうだ?』
『いいだろう、その段取りでいい。オロンテスの都合は?』
『オロンテスは、そのつもりでいる』と言って、二人はオロンテスの方に顔を向けた。目を合わせる、オロンテスはうなずいている。
『これらのこと、軍団長と話してくる。オロンテス行こう』
オロンテスがパリヌルスに話しかける。
『おう、パリヌルス、今日は、ご苦労を掛けた。集散所とはすべてうまくいった。安堵してくれ』
言い終えたオロンテスは、オキテスとともに踵を返して軍団長の宿舎へと向かった。
『軍団長!ただいま帰りました』
『おう、ご苦労!中へ入ってくれ』
『オロンテス、お前の用件を先に済ませてくれ』
木札の件、交換銀貨の受け取りが明後日であることを報告して、木札の受領証である木板を渡し、今日の結果報告を終えた。続いてオキテスが価格決めの話し合い結果を報告し、イリオネスと彼ら二人は、明日、当方の価格決めの話し合いを開催を要請した。
『このこと、パリヌルスも知っていることだな、いいだろう。俺の都合もある。昼めしのちょっと前頃から話し合いをやろう。統領には俺から伝える。明日、会議開催、承知!』
明日の会議開催を決めた二人は、軍団長の宿舎をあとにした。
『いやあ~、オロンテス殿、木札のことですが、すごく大量でしたな。びっくりしました、驚きました。今日いただいた分と先日分を合算して、明後日、銀貨をお渡しいたします。それでよろしいですね』
『結構です。よろしく願います。銀貨の受け取りが、明後日ですね、解りました』
『トミタス、今日の木札の受領証、オロンテス殿に渡してあるな?』
『はい、お渡ししてあります』
木札引き渡しの件は終わっている。その件についてのハニタスのクロージングであった。
オキテスとオロンテスは、価格決めの話し合いの結果を持ってニューキドニアの浜に帰った。
『おう、オロンテス、パリヌルスが浜にいるではないか。丁度いい具合だ。打ち合わせを終えてから軍団長の宿舎の方へ行こう』
『判った。そうしよう』
『おう、パリヌルス、今帰ったぞ。今日は、はなはだ、ご苦労であった。用件を済ませたあと、一行に集散所を見学させたのか。彼ら、喜んだろう』
『あ~あ、彼らにとって、初めての集散所だもんな、その答えは然りだ』
『ところでだな、向こう三日間のスケジュールだが、びっしりだ!三日後には、新艇価格決めの最終打ち合わせ、明後日は、木札交換の銀貨の受け取り、これはオロンテスの役務だが。そのようなわけだ。そこで明日は、当方の新艇価格決めを統領以下五人でやらねばならん。お前の意向はどうだ?』
『いいだろう、その段取りでいい。オロンテスの都合は?』
『オロンテスは、そのつもりでいる』と言って、二人はオロンテスの方に顔を向けた。目を合わせる、オロンテスはうなずいている。
『これらのこと、軍団長と話してくる。オロンテス行こう』
オロンテスがパリヌルスに話しかける。
『おう、パリヌルス、今日は、ご苦労を掛けた。集散所とはすべてうまくいった。安堵してくれ』
言い終えたオロンテスは、オキテスとともに踵を返して軍団長の宿舎へと向かった。
『軍団長!ただいま帰りました』
『おう、ご苦労!中へ入ってくれ』
『オロンテス、お前の用件を先に済ませてくれ』
木札の件、交換銀貨の受け取りが明後日であることを報告して、木札の受領証である木板を渡し、今日の結果報告を終えた。続いてオキテスが価格決めの話し合い結果を報告し、イリオネスと彼ら二人は、明日、当方の価格決めの話し合いを開催を要請した。
『このこと、パリヌルスも知っていることだな、いいだろう。俺の都合もある。昼めしのちょっと前頃から話し合いをやろう。統領には俺から伝える。明日、会議開催、承知!』
明日の会議開催を決めた二人は、軍団長の宿舎をあとにした。