あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

人は思慮深いが正しい方向には進まない。

2008-08-03 18:33:29 | 日記

猛烈な日差しの中で神輿を楽しんで帰りました。
高校野球が始まったのですね。

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「剣客商売」を見ながら涙しながら
変なことを考えていました。

主人公の初老の剣客が人を殺しても
何のお咎めもなければ、調べもない。
そして、悪い奴を切り殺した後で
楽しそうに談笑しながら酒を飲んでいる。
これって、おかしくない?
きっと、主人公に切られた男は問答無用に悪い奴なのだ・・・

悪い顔して、束になって悪さする男達
あんな簡単に切られてもいいような人生だったのだろうか?

そういえば、「剣客商売」は
音楽が殺人を浄化する。
そんなことを思います。
理由は分りませんが、そう思います。
洒落ていて、仰々しいわりに不快感がないのです。

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難しいことはいいから
自分のことは自分で処するようにして欲しいね。

きっと、あの男の父親も同じなんだろうね。



太鼓の男

2008-08-03 17:17:30 | 日記

写真も面白い。
八王子の夏祭りに出かけたのですが
参加している人の表情などを的確にとらえると
夏祭りらしい雰囲気がつかむことができそうな気がします。

望遠がついた一眼レフで
脚立などを準備して、じっくり構える。
太陽の光だとかライトの光をうまくとりこむと
「いかにも」という写真が撮れるような気がします。

それは気であって
そう簡単にはいかないでしょう。
焦点をしっかり合わせる技術も必要でしょうし
フレーミング
効果を利用する撮影方法などを身につけなければならない。
それは経験がものをいうのですね。

年数がかかる。
そこまで情熱が続くか怪しい。
途中でやめるのは、いつものことなのです。

そんなことでブログの埋草というか
カットに利用するつもりでとっています。

でも最近、少々退屈なのです。
写真としての面白さもなければ
撮影者のこだわりもないのです。
写っていればそれでいいでしょ。
そんな感じなのですね。

そろそろ、「そんなことでは面白くない」と自覚しなくちゃ!
でも、それでもいいじゃないかとも半分ぐらいは思っているのですよ。
年よりはわがままで言い訳が上手。

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八王子祭りは大きな町の伝統ある祭りなのだそうですが
ちょっと、祭りとしての盛り上がりのない。
市民参加にしては、工夫が足りない祭りです。

頑張らない

2008-08-03 06:02:52 | 日記


人の生き方
「頑張る」
「前に進む」
「人生の目標に向かって」
これまでそうだった。

でも、このごろは

「踏ん張らない」
「求めない」
「人生の意味などない」

などの言葉が再発見されている。

そんな考え方もあるかもしれない。
それもあるかもしれない。
体感できるかもしれない。

スポーツだって親子関係だって
これまでの正しさが否定されて
前に進んでいる。

前に進む分だけ大切なものも捨て去っている。

そんなことを考えたりもする。

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「こころの時代」で武道家の甲野善紀が登場した。
いつものように意味不明というか
素人には理解できないような言葉の連続でした。
でも、とても面白かった。

イチロー、須藤元気も面白いけれど
甲野善紀も面白い
なぜか、最近ブームなのですね。
確かに面白い。
正しいと思ったことが
ぼろぼろ崩れていく
そんな快感がありますね。