あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

雨が降ってます。でも、晴れたら秋ですね。

2008-08-26 19:34:06 | 日記
残暑お見舞いの次はなんでしょうか?

たそがれ感傷

それもいいかも・・・・・


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「象の背中」(井坂聡監督・役所広司・今井美樹主演)

突然、肺がんに冒され後半年の命といわれた
男と家族の物語です。

けっこうきれいごとに出来上がっている。
リアリストだったら
「馬鹿みたい」と言われそうな内容です。

また、男に愛人がいたなどという余計なエピソードを挿入したことが
成功したかどうか疑わしい。

作者は主人公の男性と家族の物語では
ありきたりで大人の物語になっていない
そんな思いで挿入したのでしょうが

家族間で手紙を書くとか
ホスピスでのできごととか
いくつか準備された小さな物語は、素敵で、童話のような美しさがあります。
また、そのシーンがしゃれているので
見た後の気分がいいです。

ですから、愛人などのエピソードを
入れないでもよかったかもしれません。
童話的な物語はそのまま純化してほうがいい。
そんな感想を持ちました。

癌と対峙する男と、その家族の物語を思えばそれなりに楽しい。
そして、参考にもなります。

でも所詮、恵まれた地位と金に恵まれた幸せな物語

それもいいかもしれない。

私の関心は「今井美樹」
夏目雅子の後は「今井美樹」なのです。



映画もだんだん退屈なだけになってきました

2008-08-26 06:10:07 | 日記

今日も一日雨

雨が続くのと暑い日が続くのと
どっちが?

もちろん、両方とも嫌です。
そこそこ
ほどほど

それがいいのです。

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最近、金を出して劇場の大画面で見たい映画が少なくなりました。
DVDになってレンタルされるまでの期間が短いし
30インチ程度のモニターで見れば
間に合う程度の内容です。
そんなものかな?
と思いながら
劇場にかようのはそこそこ
家にこもっています。

もう、小劇場で公開される
文芸作品、しゃれたセンスの作品
そんなものへの関心も少なくなりました。

まあ、いいか
そのうち・・・・・・・・・・

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「ジャッカス」
噂の映画なので見ました。
あらゆる映像上のタブーを打ち破ろうとする
それだけの意図で作られたそうです。

いい悪いは趣味の問題ですが
「美は乱調にあり」というか
時代をぶち破るためには
こんな映画がヒットすることが必要なのでしょう。

でも、登場する破廉恥な男達はさほど魅力がないのが
残念です。

みなくてもよかった映画というランクですね。

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「スキヤキウエスタン ジャンゴ」

三上崇史監督
けっこうスターを集めて作った野心的映画
映像も衣装も凝っているけれど
日本人の体型はバイオレンス映画に馴染みませんね。

小心な男の凶器と言うような設定なら可能性もありますが
マッチョのぶつかり合いとなると
顔つきはそれなりですが
細身で腕も細いとなると
殴り合いが様にならない。
悪いもの同士のにらみ合いもひ弱で
体臭さえ感じられません。

鉄砲の打ち合いだけでは映像になります。

源平合戦などを取り込んだ
コラージュ的手法が「売り」なのでしょうが
いささか個人的な趣味が過ぎて
かなりの部分が意味不明

同じような展開の繰り返しで少々飽きました。
再度見ることにします。

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