あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

この看板が面白い

2008-08-10 18:39:48 | 日記

小さくて見ることは難しいかもれませんが
雰囲気だけはご理解いただけるのではないでしょうか。
巣鴨の刺抜き地蔵商店街に掲示されていた看板です。
縁起のいい赤パンツなどもろものの商品の宣伝
あれこれの効能を取り上げているのが面白いですね。

巣鴨の商店街の売り込みは
世間のそれとちょっと違っていました。
まず、大声は出しません。
それなりの声ですが「煽るような」
「強引に引き込むような」
声はありません。

語り口は、はったりがましい言い方はありません。
慎ましく、囁くような声が主流です。

ばあちゃんはこのような誘いに弱いのでしょう。
食べ物は試食させ
着るものは体に当てさせ
仲間の評価を誘う。

楽しいですね。
夫と一緒というのはまれですね。

夫亡き後の楽しみかな
勝手な想像をしていました。
墓参りよりずっと楽しいでしょうね。


それにしても商品にしても
売り方にしても
よく研究していますね。

リピーターが多いし
噂は噂を呼びますから
一見の客だからという商売はできないでしょうね。

御苦労様です。

人は何かあるのではという期待で歩いている

2008-08-10 16:09:07 | 日記

犬も歩けば棒に当たる

巣鴨歩けばご利益にあたる。
私など、地蔵さん以外にはみやげ物しかないのですから
半日、過ごせれば十分だと思うけれど
ばあちゃんたち、それ以上に楽しんでいる。
友達と一緒に歩きまわる。
知人に再会する。
贔屓している店に立ち寄り
雑談する。

お寺にお参りして
地蔵さんをタイルで洗う。
地蔵さんも
これまで、苦労したのだから
地蔵様は勝手な願いも「いいよ」と言ってくださるでしょう。


ばあちゃんたち
つつましいけれど、愉しみを知っている。
托鉢僧に相談事を聞いてもらったり
腰や肩の痛みを感じる部分に
手を当ててもらっている。
愚痴言い合う相手も準備してある。

こんなところに幸せが沸いて出るだろうな。

ばあちゃん、楽しんでますが?
「おかげさまで・・・・ほほほほほ」
という返事でした。

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こんな日は
テレビドラマ「海猿」です。

ありきたりの青年
セールスをしていたけれど嫌気がさして
海上保安官になる。

生真面目で不器用
一直線な男の単純な生き方
そんな彼の行き方に感動したいのです。
潜水士など今どき
希望者などないだろうし
それを仕事にするというような若者はいないだろう。

でも、そんな時代だから
潜水士という仕事のあり方や
そこに集う若者たちの日々に感動するのでしょう。

漫画だっていい
「人命救助、実は遺体収容」
それだっていい。

年をとると
人の生き方に感動し
若者の一途さの中に
夢を見たいのです。

昨日からずっと見ていたので
ティッシュをかなり使いました。
いい青年は、化粧たっぷりで
雌猫のような性を売り物にする
女性とはそこそこに遊んで欲しい
そんなことを願いながら見てました。

いまどき炊事洗濯をきちんとできる
女性は滅多にいないのですから
そんな心配をしています。

内容を知っており
主人公の女性との付き合いをDVDを繰り返し見ているので
展開を知っているのに
なぜか心配をしながら
見ているのです。
これが年寄りの見かたなのでしょう。

ゴッホの見た向日葵はどのようなものだったのだろうか

2008-08-10 05:54:26 | 日記

ときおり、そんなことを思います。
ゴッホの見た向日葵畑

ダ・ビンチが目にしていた風景

ミケランジェロの周辺にいた若者

きっと、私たちが、見逃すような景色や人物の中に

見つけているのでしょうね。

発見すること
出会うこと

そのような感性がなければ何も見出せず
出会うこともないでしょう。

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生み出す情熱と同じように
捨てていく勇気もあるのですね。

捨てるから見えるものがある

そんなことを言っていた友達がいた。

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