「砂の器」
このところ、相変わらず旧い時代の映画を見ています。
この作品、松本成長原作、野村芳太郎監督の映画ですね。
大ヒットしました。
この映画の主演は丹波哲郎と加藤剛ということになっているのですが
なぜか、主演の俳優がイメージできないのです。
思い出させるのは、加藤嘉演じる老人の姿と
日本の原風景ともいえる風景です。
特に海辺の景色が圧巻ですね。
この映画、物語そのものが映画なのですね。
映画も原作のもつ重さとか多様性に圧倒されています。
「亀嵩」という地名からの推理の出発
「戦後のどさくさ」での戸籍改ざんの細工
元刑事とその刑事に面倒を見てもらった子どもの
経緯など
どのエピソードも面白いですね。
「親子の宿命」がテーマだといわれればそうかもしれませんが
もっと、どろどろした男女間もあり、人間の腐れ縁とか
エゴという言い方が似合っているのかもしれません。
「宿命」という抽象化されてしまうと零れ落ちるものが
いっぱい出てきてしまう。そんな感じでしょうか。
映画としても成功しました。
私もそう思います。
劇的な音楽と組み合わせたクライマックスで高揚感など
計算されていますね。
ずいぶん旧い映画ですがアイデアは新鮮ですね。
この時期の日本映画
刑事だけではないでしょうが
ところかまわずタバコを吸いますね。
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オリンピックの野球のことを適当に書いたら
本当に負けましたね。
ソフトボール選手にある「何か」が見えなかったのです。
それは星野ジャパンと騒がれたときから感じてました。
イチロー、松坂大輔が抜けてから
日本の野球は腑抜けになりましたね。
野球のこと分らないけれど・・・・
興味もないけど・・・・・
清原とかいう「賢さが感じられない」選手を
暴力団の兄貴分のように扱う新聞記事の
大人気なさもあるけれど
全体的に悪い血が流れているような気もします。
原監督にしても岡田監督にしても
大人の表情ではないし
引きつけるオーラなどどこにもない。
誰かの真似をして、昔ながらの手法でしょう。
右投げだから左バッターとか
どっちがどうだかわからないけれど
素人監督だって
これだけ情報があれば
同じような作戦を考える。
その範囲内での選択しかできませんね。
ということでプロ野球は低調になるでしょうね。
なんちゃんって!
素人はどんなことを言っても許される。
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「Drコトー診療所」を見ていたら
誰もが一度は山村の医師
あるいは孤島の教師
に憧れるのだろうなと思いました。
その舞台で
あれこれ活躍している自分を想像する
それもいいですね。
でも、そんな風景には
会社の社長とか法律事務所というような
生臭い職業は出てこない。
それは私だけでしょうね。