あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

フェルメールの絵画

2008-10-06 20:42:55 | 日記
展覧会が開催中です。

でも、人がいっぱいでその気になれない

フェルメールは日本人が愛する画家の人ですね。

静謐さ謎に満ちた世界がいいですね。

地方都市に固定した定点観察のこだわりがいいですね。

「青い耳飾の少女」という映画にもなりました。

きっと、日常生活では、変な人だったのですね。

この画家の絵は神秘に満ちている。

絵解きの愉しみを与えてくれる。

当時の流行でしょうか。

ミッシェル・フーコーがベラスケスの絵を解き明かしたような方法で

フェルメールの絵を読み解く人がいるのでしょうね。

時代そのものを解明できるかもしれない。

地図とかアトリビュートとは違った意味をもつ日常品

女性の見る物、あるいは光さす風景

そんなものが謎として散りばめられている。

その絵解きの楽しさは絵画の愉しみを変えたのかもしれません。

もう、ミメーシス理論では説明つかない時代なのですね。

だから、日本人は展覧会に押しかけるのですね。

でも、もう見に行く元気も興味もないなあ。

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自治三訣

人のお世話にならぬよう

人のお世話をするように

そしてむくいをもとめぬように

         後藤新平

「阿弥陀堂だより」に出てくる台詞です。

ボーイスカウト精神として唱和することがあるそうです。

後藤新平の言葉だとは知りませんでした。





サラリーマンは毎日御苦労様です。

2008-10-06 06:11:25 | 日記
本当にそう思う。

毎日満員電車にもまれ

不本意な仕事をさせられ

人間関係の濃厚さにまいってしまう。

それに「期待する」善意に悩まされ

愚痴には「どうしたらうつを乗り越えられるか」

「成功する方法」などを与えられ

そして、自ら求める。

やっとの思いで乗り越えた人

勝ち組になった人の成功談など

何の役に立つのだろう。

なのに必死になって勝ち組になり

仲間の品定めをし

飲み屋で喚きたてる。

それでいいかもしれないけれど

家族はどうなる

親はどうなる。

そんなことを考えると

気の毒になる。

成功を求めず

勝ち組を目指さず

愚痴を言うこともない。

その程度の期待でちょうどいい。

自分が自分らしく表現できる場所を

二つ三つ準備すれば

それでいい。

自分はそうやって生きてきた。

それが正解かどうかわからないけれど

それでよかったし、うまくいったと思った。

そんなことを思いながら満員電車を見送った。