あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

橋渡る秋の夕暮れ影長く

2008-10-21 21:45:17 | 日記
上司に仕えるって大変

卑屈な態度も役割演技だと思えば

その場限りのことだ思えば我慢できるが

周囲のきつい視線が押し寄せる。

飲み会の話題にされることもある。

あーあ御苦労様。

そして、そんな日は、みんなと別れた

帰り道がつらい

素になる自分も辛いが

家族の顔を見ればもっと惨め

あほな息子の態度を見れば

それはそれでやりきれない。

泣きたい気持ちで寝るしかない。


人との接触が多過ぎる

2008-10-21 18:14:36 | 日記
現役を引退すると

現役時代、どうしてこんなに多くの人と付き合っていたか

そして、そのストレスの多かったことに驚きます。

人と一緒にいるだけで疲れるものです。

そして、言葉に気を使い

気遣いをし

慎重な言い回しをして傷つけないように

失礼のないようにしている。

退職して、一日の大部分を一人で暮らすと

こんなにあれこれのことに思いを向け

自分と語り合い

自分の物語を楽しめるのか

その豊かさに驚きます。

今の時代

職場では机をくっつけ

満員電車で通勤し

都会の雑踏の中で時間を過ごす

これじゃあ

自分が自分の日々を生きていられない。

そんなこと思わないだろうか。

自分は付き合い嫌いだったし

付き合いを避けてきた。

でも、それでも多過ぎたことに驚いている。

秋を拾う

2008-10-21 05:16:32 | 日記
コスモスが終わり

みんな去ってしまった桟橋のように

気が抜けて

華やかな一日が信じられないような

不思議な感覚になる。

紫式部の粒がかすかなときのきらめき

そして、紅葉を楽しむ

それは

滅びゆくものの悲しい

小さな秋を見つけるのは

春を見つけるのとはまったく違う世界

小菊でさえ愛しく思える。